夏天の虹 の商品レビュー
シリーズ7作目。 想いびとと添う道を選ぶのか、料理人としての道を選ぶのか、1人で悩んできた澪。 前作の最後でまさか…と思い、はやる心を抑えて読み始めたが、それ以上のまさかに遭遇してしまいました。 ショックの連続だった1冊。 次作ではもう少しホッとしたい…と願う。
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本日、心星ひとつに続き2冊目夏天の虹を読破。もったいないのでゆっくり読みたいと思うのに続きを求めてしまう。読み終えてみて、通勤途中に読んでいたら危険な位泣きました。ラストシーンに向けてじわりじわりと描かれています。
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又次ー! 好きだったのにー! においが戻ってくるのは、小松原さまとのこと以上の不幸があったとき・・・と、予想していたものの・・・。 又次ー!! 生まれた甲斐なんて、あるに決まってんじゃんか!!
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実に深い、数馬の懐 しかし、また澪に訪れる苦難 そして・・・。 泣ける話が多い作品ではあるが、その中でも今回は非常に厳しい内容です
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自分の信念を貫くために想いを犠牲にする澪は健気ですが、悩みが体の不調に表れすぎな気も・・・。意外と恋愛脳。 すべてを請け負った小松原のことも考えてあげてほしい。 長編だから仕方ないのかもしれないけど、これからという時に重要人物が退場というのも悲しいです。
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みをつくし料理帖の7~源斉の言葉から自分の心星は料理だと定め,和馬に話はなかったことにして貰い,心配無用と請け負われたが,小野寺の縁談がすんなり決まると,心に穴が空いてしまった。料理屋番付からつる屋の名が消え,客のために何の工夫もしてなかったと気付いた澪は,牡蠣と昆布を使った料理を考案する。小野寺家の婚礼後,匂いがしないのに愕然とした澪は,一柳の店主から丸皿を見せられ,載せるのは鯛の粗煮しかないと又次の協力を得て作る。二月限りで翁屋から借りた又次が泊まり込みでつる屋を手伝うが澪の嗅覚は戻らない。最後の日に三方よしの日を前倒し,柚子に胡桃と松の実の入った甘い味噌を詰め込んで干した柚餅子も提供され,又次は吉原へ帰っていった。襷を置き忘れたのを見て澪は大門まで追い掛けて辿り着いた所で,廓内に家事が出た。大怪我をしながらも又次に運び出された野江の髪の焦げた匂いから澪の嗅覚は戻ったが,又次は黄泉へ旅立った~澪は小松原との縁談を断念して,失恋の末に嗅覚を失い,料理番付からも消えた。復活はなるほど牡蠣の宝船は昆布の舟だったか!…ああ又さんが死んじゃって澪は匂いを取り戻す…
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今回は涙、涙の巻だった。 小松原さまを諦めた澪の気持ちを思って号泣。 又次さんが火事で亡くなって号泣。 澪には試練が続くけど、 素直で真摯な人柄で周りの人たちに助けられ、 強くなろうとする意志で、乗り越えていける。 こんな生き方いいなと思う。
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前半はおいおい、澪ー! と読み進められなかったのですが、又さん投入あたりから一気に読みました。 柚べし…食べたい!
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落ち着く暇がないくらい ひっきりなしに苦難困難が続く 澪本人が決めたこと 貫き通してほしいです 人それぞれ幸せは違う 又次さんは絶対に幸せだったはず そしてやっぱり私は源斉先生推しです
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鯛の福探し。食べる愉しみって大事。 小松原は澪の決断全てを背負い、一人悪役となる。想い人との道は完全に別れ、澪は味覚を失ってしまう。 しかし何より今回は又次の巻。まさかこんなことになるなんて。又次…いい男だった。 シリーズ七作目。
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