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それでも三月は、また の商品レビュー

3.4

79件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    31

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    2

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2012/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さいっしょの『言葉』 を 谷川俊太郎の詩をかみしめると。 なかなか。 次にすすめない・・・。 まず、響きました。 アタシは最近は。  あの場所。  この街で。  また、始められることを。  改めて・・・。  祈っております。 川上弘美も角田光代も村上龍も それぞれ。 まだまだ、好みは分かれるかもしれませんが。 アタシは、佐伯一麦『日和山』がよかったぁ。

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2012/07/16

他の誰にとってもそうだけれど、表現者にとってもまた3.11というのは破壊的に大きなことだったろうと思う。完全に3.11そのものを描いている作品も、そうでないものもあったけど、いずれにしても作家や詩人というのは、どんな状況にあっても "希望を持ち得る強さをもって"...

他の誰にとってもそうだけれど、表現者にとってもまた3.11というのは破壊的に大きなことだったろうと思う。完全に3.11そのものを描いている作品も、そうでないものもあったけど、いずれにしても作家や詩人というのは、どんな状況にあっても "希望を持ち得る強さをもって" 描いていくものなんだなぁと知った気がする。

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2012/07/04

メルヘン作家だと思っていたいしいさんが案外に良かった。角田光代さんと川上未映子さん、明川さんと村上龍さんも。言葉はどんなふうにもある。批判や不安を煽るのは大量消費される情報だけでいい。言葉で希望を表すことができるのが、本当に本当の作家なのだ。

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2012/07/04

ちょっとコレは読めないと思って飛ばしてしまったものが3つ。あとは泣いたり救われたような気になったり、面白い!と思ったり。

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2012/06/27

作家陣はそれぞれ作家たるゆえ書かずにはいられなかったのではないか。しかし背後には言葉で伝えるということに葛藤し苦悶した様子がうかがえるようだ。その真摯さに胸をうたれる。 川上弘美さんの神様2011を読むのはこの本で四回目だ。いつ読んでもジンとする。

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2012/06/19

3月11日の未曾有な大災害、17名の詩人,作家の色んな見方からの詩、作品を感じ取らせてもらった。時折、あの情景が思い浮かばれた。文中、人が流されていく姿を見た子供が、大人が『この世』とか『あの世』と話してる中『僕たちが今いるのは「その世」なのかな?』と呟いた言葉に涙し、次世代の子...

3月11日の未曾有な大災害、17名の詩人,作家の色んな見方からの詩、作品を感じ取らせてもらった。時折、あの情景が思い浮かばれた。文中、人が流されていく姿を見た子供が、大人が『この世』とか『あの世』と話してる中『僕たちが今いるのは「その世」なのかな?』と呟いた言葉に涙し、次世代の子供たちの想いに馳せる時、何とも言えない思いとなる。ただ、その言葉が今も残ってる。

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2012/06/19

重松清作、おまじないでは号泣し、佐伯一麦作では津波を見て『日常が流されている』の言葉に衝撃が走り、村上龍作品での、福島県南相馬市の市長の言葉『がれきとはいえ、もとは命の塊だ。』に考えさせられ…ものすごく重みのある1冊だった。

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2012/06/15

311の地震をテーマに描かれた短篇集。 ちょっと気がふさいでしまう現実を知らされる作品も。 谷川さんの詩が巻頭で全体を締めている感じがする。 いろいろ考える分、読んでいて辛い気持ちも多かった。 逆に希望ある作品に救われた。 合わない作家さんもあったので、評価は3で。

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2012/06/13

17人の作家、詩人によるアンソロジー。 あの日から、ミュージシャンは音楽を奏で、絵描きは絵を描いて、言葉にできない気持ちを表現してる。「言葉にならない」、けど、そこに作家は挑戦する。作家だから。詩人だから。「言葉まで失ったが 言葉は壊れなかった」、冒頭の谷川俊太郎さんの「言葉」と...

17人の作家、詩人によるアンソロジー。 あの日から、ミュージシャンは音楽を奏で、絵描きは絵を描いて、言葉にできない気持ちを表現してる。「言葉にならない」、けど、そこに作家は挑戦する。作家だから。詩人だから。「言葉まで失ったが 言葉は壊れなかった」、冒頭の谷川俊太郎さんの「言葉」という詩にすべて集約されているように思う。作家の底力を見せられた気がしました。 重松清さん、さすがだなー。 川上弘美さんの「神様」と「神様2011」を並べるという表現が好き。 いしいしんじさん、ゆっくりとした出だしから後半一転して転がり始める「ぶらんこのり」を思い出す。 古川日出男さん、あいかわらず文調が独特。 明川哲也さん「箱のはなし」、佐伯一麦さん「日和山」、気になった。

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2012/06/12

テーマは あの「3月」 いろんな作家さんの いろんな切り口で、、、 「それでも3月は、また」やってくる そして、それでもまた、生きていく。

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