グレイメン の商品レビュー
初めて読んだ作家さん。タイトルのイメージでヒューマン的なストーリーを想像していたけど、職場での虐めや、親からの虐待、売春、命の売買、もう重くて酷い。「未成年」だからといって人の命を奪って許される訳がない。報われない日本の法律にいったい、どれだけの被害者の家族が泣いているのか。壮大...
初めて読んだ作家さん。タイトルのイメージでヒューマン的なストーリーを想像していたけど、職場での虐めや、親からの虐待、売春、命の売買、もう重くて酷い。「未成年」だからといって人の命を奪って許される訳がない。報われない日本の法律にいったい、どれだけの被害者の家族が泣いているのか。壮大な復讐劇は小気味良いけれど、その理由を知れば、グレイが可愛そうでならなかった。
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グレイと呼ばれる男と共にグレイに命を救われた者達でこの世のクズ共に復讐をするお話。 上下巻にして復讐する場面をこれでもかと表現した方が良いと思う。 日本の法律は加害者に甘いと散々言われているのに全く改善されない。 そんなイライラな人向けの一冊。 個人的にはまだまだものたりない...
グレイと呼ばれる男と共にグレイに命を救われた者達でこの世のクズ共に復讐をするお話。 上下巻にして復讐する場面をこれでもかと表現した方が良いと思う。 日本の法律は加害者に甘いと散々言われているのに全く改善されない。 そんなイライラな人向けの一冊。 個人的にはまだまだものたりない仕上がりとなっているので、作者が10年後のグレイメン2を執筆してくださることを望む。
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自殺しそうな人を助ける代わりに協力させる灰色づくめのグレイ。警察や政治家の腐敗も絡んで莫大なお金をかけた壮大な復讐物語。仲間のエピソードが不快で重い。
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★★★★☆ 復讐か?慈愛か? 【内容】 自殺をしようとした佐久間遼太郎のもとに、灰色の服をまとったグレイという謎の男が現れる。 彼は八月の連続強盗事件の容疑者だった。痛快犯罪小説。 【感想】 エンターテイメントとしては一級品だな。これは映画化できます。 主演は反町隆史でどうで...
★★★★☆ 復讐か?慈愛か? 【内容】 自殺をしようとした佐久間遼太郎のもとに、灰色の服をまとったグレイという謎の男が現れる。 彼は八月の連続強盗事件の容疑者だった。痛快犯罪小説。 【感想】 エンターテイメントとしては一級品だな。これは映画化できます。 主演は反町隆史でどうでしょうか、ポイズン。遼太郎は関ジャニの誰かで、小百合は広瀬すずでよろしく! 結局の動機的な部分はよくある話なんだけど、話のパーツの組み合わせ型が巧みだった。 ただ、エピローグの部分だけ急に"火サス"感が出ちゃっているのが残念。なんとか本文に入れられなかったものか。。。 【引用】 雨の降る日は天気が悪い。当たり前のことだ。しかし、雨が降っても、太陽は雲に隠れただけで、それ自体は消えたわけではない。それに。雨が降っても、晴れの時だってある。
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おもしろかったー!! まー、現実味はあんまないけど、充分に楽しめた。 ほかの作品も読んでみたいな。
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生きることを放棄した人々が出会った「グレイ」と名乗る謎の男 彼の最終的な目的は日本を壊すこと 暗い復讐の根が人々を巻き込む 荒唐無稽なような、でももしかしたら現実に こんな犯罪可能なんじゃないかと思ったり。 引き込まれて読みました
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おもしろかった。 「裏閻魔」と同じゴールデンエレファント賞、の作品、とゆーので気になっていたもの。 たしか献本企画もあったはず。外れたけど・・・・。 黒でも白でもなく、灰色の、男。 いやー存在感たっぷりでした。 死に向かうほどの絶望を持った人間を見分けることができる、という男。...
おもしろかった。 「裏閻魔」と同じゴールデンエレファント賞、の作品、とゆーので気になっていたもの。 たしか献本企画もあったはず。外れたけど・・・・。 黒でも白でもなく、灰色の、男。 いやー存在感たっぷりでした。 死に向かうほどの絶望を持った人間を見分けることができる、という男。 自殺しようとしていた遼太郎は、彼と出会い、救われる。 その存在に、感謝と畏敬の念を抱き、彼の目的のために、自分の命を捧げようと決意する。 グレイの目的はなんなのか、この行為の結末はどこに向かうのか。 それが気になって最後まで一気に読んだ。 大切な、本当になにより大切なものを奪われたものの、怒り、悲しみ。 その果てに残った深い深い絶望。 うう、実写化は絶対やめてほしい。 フィクションと分かっているから、読めるけど、実際にあった事件を より残虐に演出している部分があり、ざわざわする。それによって グレイの瞳に浮かぶもののがより深いものになっているのだろうけど・・・。 塔のシステムについても、最終的に命を買うってとこまで 持っていくとは。うう、気持ち悪い。 強者と弱者の関係性、というのはきっといつの時代にもあるものなのだろうけど、その普遍的なものに、現代の歪みをうまく絡ませて、描いているなあっと思った。 しっかし、最後の最後にチュウがもう一度でてくるとはなあ。 第3の人物に、殺させる、とはなかなかの展開、うまい。 グレイの喪ったものは多すぎて、絶望が深すぎて、もう哀しいとしかいいようがないんだが、 それでも、それが彼の意図したことであろうとなかろうと、 弱者の抵抗が世界を変えていけるのだとしたら、というような ほんのりとした希望で終わるとこが、なんとなく読後感がよくて好きだ。
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パイロット版をいただいて読みました。醸し出そうとする雰囲気はわかるんだけど、ぐっとくるにはすこし違うものだったかなー。文章もあまりすきではない。ただ題材的にはこういうのすきなので、今後の作品によっては作家さん自体には注目したいかも。
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なかなか重い物語だった。搾取する者を倒そうとするのは難しい。しかも哀しい覚悟でしか成しえない、ということか。 表題が”グレイメン”と複数形になっていることが気になっていたが、最後の展開で納得。
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なんかおもしろい本ないかーと ネットでウロウロしていた時にたまたま見かけた本 きっと!これは!おもしろい! とオモッタまま忘れていたけど図書館で発見して記憶がモドッタ 世直ししてくれる話!と予想したけど違った・・・ 全部自分の満足のためだったのかー 自分勝手なやつめーと思った...
なんかおもしろい本ないかーと ネットでウロウロしていた時にたまたま見かけた本 きっと!これは!おもしろい! とオモッタまま忘れていたけど図書館で発見して記憶がモドッタ 世直ししてくれる話!と予想したけど違った・・・ 全部自分の満足のためだったのかー 自分勝手なやつめーと思ったりもする あまり問題提起になるようなところもなかったし 特にひきこまれる部分もなかったけど 平坦な感情で読めたのでフツーかなとオモウ なので星は3つ なにかをもっと期待していたんだけどな
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