さよならのあとで の商品レビュー
残った人の悲しみを癒すための詩。1ページにワンセンテンス。空白のページ。シンプルな絵。というある意味贅沢な作り。でも結局はある程度より若い人向けの本だろう。
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ー私はただ、となりの部屋にそっと移っただけ そうか、そうだなと思いました。 死はおしまいだと思っていたけれど、残された人たちの中に続いていく何かがある。一緒に生きていける。そう思ったら少しだけ、漠然とした怖い気持ちが和らいでいく感じがしました。 イラストが気持ちに寄り添うよう...
ー私はただ、となりの部屋にそっと移っただけ そうか、そうだなと思いました。 死はおしまいだと思っていたけれど、残された人たちの中に続いていく何かがある。一緒に生きていける。そう思ったら少しだけ、漠然とした怖い気持ちが和らいでいく感じがしました。 イラストが気持ちに寄り添うように描かれていて、それもまたグッときました。
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発行人の本を読んで、どうしても読んでみたくなって購入 ひーこれはしんどい本だ 胸が締め付けられる 死ぬってことのリアリティは、小さいころの方がもっていると思う 段々と慣れてしまってる 死を思うため、というより、大事に生きよう、誰かを大事にしよう、と、そう思えなくなってると...
発行人の本を読んで、どうしても読んでみたくなって購入 ひーこれはしんどい本だ 胸が締め付けられる 死ぬってことのリアリティは、小さいころの方がもっていると思う 段々と慣れてしまってる 死を思うため、というより、大事に生きよう、誰かを大事にしよう、と、そう思えなくなってるときに、ときどき、手に取ろう 許せない人のことも許せるかもしれない
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「私の名前が なんの努力もいらずに自然に あなたの口の端にのぼりますように」 「私の名前が 少しの暗いかげもなく 話されますように」 待っててね。 いつか必ず笑顔で話せるようになるから。 その時はこの詩を泣かないで読めるかな。 やっぱり泣いちゃうかもな。
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父を亡くした後、母にこの本を買ってきてほしいと言われて注文した。 すばらしくいい。『あしたから出版社』に、この本を編むことになったきっかけ、試行錯誤、想いが綴られているが、それを読まずとも胸が熱くなる。
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夏葉社の島田潤一郎社長が、友人が亡くなって悲嘆に暮れるその両親に贈ったというようなことが、新聞書評欄に載っていた。亡くなるってことは、ちょっと隣の部屋に行ってるだけ・・・というような、強い言葉で励ますのでもなく、悲しみを表に出すのでもなく、その前後ででの変化をありのまま受け入れて...
夏葉社の島田潤一郎社長が、友人が亡くなって悲嘆に暮れるその両親に贈ったというようなことが、新聞書評欄に載っていた。亡くなるってことは、ちょっと隣の部屋に行ってるだけ・・・というような、強い言葉で励ますのでもなく、悲しみを表に出すのでもなく、その前後ででの変化をありのまま受け入れて、自然にその悲しみを心に融解させて受け容れていく。美しい詩集です。
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ブクログスタッフさんのおすすめで知りました。 なんて優しいんだろう。 大切な人を失くした悲しみと絶望はどうしようもなくリアルで。 自我を持ちながらその悲嘆を感じずにいることなんて到底できない時期があって。 この世にはもういない愛しいあの人は、いつも一緒にいる、どこにでもいる...
ブクログスタッフさんのおすすめで知りました。 なんて優しいんだろう。 大切な人を失くした悲しみと絶望はどうしようもなくリアルで。 自我を持ちながらその悲嘆を感じずにいることなんて到底できない時期があって。 この世にはもういない愛しいあの人は、いつも一緒にいる、どこにでもいる、と今はわかるけれど 悲しみの底に深く沈んでいる渦中にいるとき、その怒濤のような感情に寄り添い、ほんのりあたたかく、ふうわりと包んでくれるバイブレーション。 年の初めにこんな大きな優しさに出会えたことに感謝。 ゆうさんありがとう。
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大切な人を失った時に繰り返し読みたくなる本。 先日、高橋和枝さんにお会いする機会があって、そのたたずまいに、ああ、この人があの絵を描いたんだと納得する想い。
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友人を亡くした私に、別の友人から贈られた。 号泣。 何も変わらない。 私は生きて、友人はここにはいないけど、 ずっとずっと、 今までと同じに友人。 そしてこの本をくれた友人。 私は一人じゃない。
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