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右岸(下) の商品レビュー

3.1

75件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    29

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    2

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2023/03/24

冷静と情熱のあいだみたいなドキドキするピュアな恋、から、成熟したからこその人生の振り返り、みたいなものまで描けるようになった上での話のように思いました。もう少し、ワクワク感が欲しかったです。

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2021/08/15

近所に住むダメダメな二人の男女…なるほどそれが右岸の九と左岸の茉莉か✨ にしては結構な波瀾万丈人生だった九…でも冷静に観たらやっぱりダメダメか?笑 大河小説なんて書かれていましたがまさに祖父江九の人生丸々でした。 次は対岸にある茉莉の人生ですね♫

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2021/02/28

移住先のパリで最愛の妻を亡くし、自身も交通事故にあった九は、帰国して母のもとで植物を育てながら暮らすようになる。幼馴染みの茉莉らの支えの甲斐あって快復へと向かう九だったが、その最中に発露した力が、再び世間の好奇の目に晒されることになり…。人生の大きな流れに翻弄されながらも、いつも...

移住先のパリで最愛の妻を亡くし、自身も交通事故にあった九は、帰国して母のもとで植物を育てながら暮らすようになる。幼馴染みの茉莉らの支えの甲斐あって快復へと向かう九だったが、その最中に発露した力が、再び世間の好奇の目に晒されることになり…。人生の大きな流れに翻弄されながらも、いつも互いのことを思い続ける男女の半生を、壮大なスケールで描き出した大河小説。

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2016/11/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3.8 ネネを失い、阿弥と生き別れ、記憶も失った九、パリから福岡にもどり、七と銀次の経営するラブホテルの屋上で森を育てる。 茉莉との再会、黄色いオババとの再会と三人の弟子・彬子とその息子・敏彦、そして園分銅らとの出会い、赤沼との再会とサーカスへの復帰。 さすがに車が空を飛び出しては、 辛うじて見過ごすことが出来ていた「非現実感」が表に出てしまった感じ。 ちょっとやり過ぎちゃったか。 はちゃめちゃとも言える、目まぐるしい場面展開の「上」に対し、ちょっと残念なペースダウンといった印象。 終わらせるための「下」・・かな。

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2016/05/12

なんとも言えないオチですが、一応ハッピーエンドなのかな?あまりの二人のすれ違いっぷりに驚きます。 この江國と辻の掛け合いは、冷静と情熱の間に。からのパターンですが、今回のはなんともドキドキしえない恋愛すれ違いでした。 こんなにもドキドキしない恋愛なんてあんだなーっと。思うほど...

なんとも言えないオチですが、一応ハッピーエンドなのかな?あまりの二人のすれ違いっぷりに驚きます。 この江國と辻の掛け合いは、冷静と情熱の間に。からのパターンですが、今回のはなんともドキドキしえない恋愛すれ違いでした。 こんなにもドキドキしない恋愛なんてあんだなーっと。思うほどに恋愛って、こんなんだったか?となるほどに、なんとも言えない奇妙なラブストーリーでした。 ラブストーリーなのか? 冷静と情熱の間にくらいのドキドキを期待したのに。。。

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2016/03/22

多く描かれているセックスシーンが意味するものは人間の弱さや勝手さ、人生の儚さか?この作品は好きではないが、影響を受けてしまいそうな世界観。だが前世の僧侶とやらが猫に化けて出てくるシーンはついていけない。誰か解釈をおしえてくれー

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2016/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

下巻ではさらに人の生と死に踏み込み、輪廻であったり、少し宗教観の漂う表現も織り交ぜつつ人生感や、より壮大なテーマが描かれていた。僕も「いかなる悲しい場面に遭遇しても、そこに人生の意味と有り難みを見つけよう」日々反省と感謝の気持ちを忘れずに...。

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2015/09/11

途中でだんだん嫌になってきちゃった。 九ちゃんの悲しさが、いまいち理解できない。 周りの人が自分とかかわると亡くなってしまって、とてもつらいのに、そのつらさが響いてこない。 超能力に関しても「なにか感じる」程度ならともかく、車を持ち上げられたりまですると荒唐無稽に思えてくる。

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2015/08/14

ぅー、なかなか良かった。 小説で、こういうなんというか哲学的な内面思考小説、久々に読んでちょっとヒットだったなー。 最近のはやりパターンとは、少し違うと思う。 感動!っていうパターンとはまた違うのだけれど、なんていうか、思考の海に入っていける感じ??嫌いじゃないです。 一気に上下...

ぅー、なかなか良かった。 小説で、こういうなんというか哲学的な内面思考小説、久々に読んでちょっとヒットだったなー。 最近のはやりパターンとは、少し違うと思う。 感動!っていうパターンとはまた違うのだけれど、なんていうか、思考の海に入っていける感じ??嫌いじゃないです。 一気に上下巻読み切ってしまった。 辻さんという方、私は初めて知ったのだけれど、文章もうまいですね。すごい読みやすかった。(前日まで超英文和訳の本読んでたし余計かな 笑) 何と面白いことに、 左岸もあるので、この右岸は、男性目線で描いたストーリーなのですが、同じような人生の流れを今度は女性目線で描いた江國さんの「左岸(上下)」が存在するので、明日からは、左岸を読もうと思います。 途中、盛り上げるだけ盛り上げて、最後、ちょっと、けっきょくそこかーーーーーーーーい!! と思う所はなくもなかったけど(笑)、まぁでも結局、人生そんなもんなんでしょう。 特に目新しいこととか発見があったわけではないので☆は5にはなりませんでしたが、人生を哲学し続け探求し続けるという主人公の姿勢に好感が持てたので4とします☆

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2015/04/28

左岸の後半に差し掛かった頃から右岸に突入。 茉莉以上に波乱万丈な九の生涯、導く人がいなかったらこんな人生、生きているだけでしんどいなぁ。 本当に最後の最後でささやかな穏やかな幸せが待っていてくれて本当に良かった。 bookoff ¥108

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