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右岸(下) の商品レビュー

3.1

75件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    29

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    2

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2012/08/14

58点。上巻より、さらに突飛な設定がどんどん出てくる・・・。守護霊とか、背後霊とか、前世とか、守護霊が乗り移った黒猫が話しかけるとか。どんどんついていけない世界。スピリチュアル系、けっして毛嫌いしているわけではなく、好きな世界観でもあるけれど、この本で描かれる世界は、私には違和感...

58点。上巻より、さらに突飛な設定がどんどん出てくる・・・。守護霊とか、背後霊とか、前世とか、守護霊が乗り移った黒猫が話しかけるとか。どんどんついていけない世界。スピリチュアル系、けっして毛嫌いしているわけではなく、好きな世界観でもあるけれど、この本で描かれる世界は、私には違和感がありすぎて、『う~ん・・・』という想いのまま読了。やはり、この人の本はあんまり合わないなぁ。

Posted byブクログ

2012/08/13

上・下共に、何度も涙した。大切にしたい人、言葉では説明出来ないご縁を感じる人、愛しい人。そういう人たちに無性に会いたいと思わせる、そんな小説だった。

Posted byブクログ

2012/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初め、上巻からの続きだと話が飛躍しすぎててどういう繋がりかわからなかった。左岸を先に読んでいたから、九は交通事故の後遺症で障害を持ってしまったことを知ってたけど、右岸から読んでいたら絶対わからなかったと思う。読み進めていって段々わかってくる感じ。 中盤は内容的には普通だったけど、左岸ほど面白みは感じられないのは変わらない。 後半に進むにつれて、内容が現実とかけ離れていき、本当に『物語』という感じ。左岸読んだときの現実味を帯びている感覚とのギャップを強く感じた。 左岸の、茉莉の中での九の存在に対する描写と、右岸の、九の中での茉莉の存在に対する描写が、これも差がありすぎるように感じた。 九から見る茉莉の方が特別感が強い。 性の描写が多いことは受け入れがたかった。 途中からつまらなくなってしまった。終わりもつまらなかった。 辻さんってこういう書き方だっけ?と思うほど。

Posted byブクログ

2012/07/24

上巻が辻さんらしく個人的に読みにくくて好きになれなかったが、下巻の後半はとても好きな感じでした。 本文より 『生きるということは悲しいのが当たり前……。中略…まさに、別れるためだけに、今までの生があったかの、人生であった。』 九の人生は幸せからかけ離れている風にも感じられるが...

上巻が辻さんらしく個人的に読みにくくて好きになれなかったが、下巻の後半はとても好きな感じでした。 本文より 『生きるということは悲しいのが当たり前……。中略…まさに、別れるためだけに、今までの生があったかの、人生であった。』 九の人生は幸せからかけ離れている風にも感じられるが、最終的にはこういった生き方もありかと思えるお話だった。 最後のとても好きです。

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2012/07/12

週末はわけあって家でごろごろしてたので、一気読みでした。 左岸を読んでから少し経っているので、若干記憶のあやしいところもなくはなかったのですが、ほとんどは覚えていたので、いい感じに謎解きができたように思います。 あのとき、九はこんな気持ちで茉莉と接していたのかとか、事故の真相とか...

週末はわけあって家でごろごろしてたので、一気読みでした。 左岸を読んでから少し経っているので、若干記憶のあやしいところもなくはなかったのですが、ほとんどは覚えていたので、いい感じに謎解きができたように思います。 あのとき、九はこんな気持ちで茉莉と接していたのかとか、事故の真相とか、茉莉と会わないようになってからの生活等々。 いろいろ大変だったみたいです、九も。 ただ、私は自分が女だからか、「左岸」のほうが好み。 もちろん「右岸」がなければまとまらない大作ではあるのですが。

Posted byブクログ

2012/07/05

右岸の下巻を読み終わった。 左岸よりましだったとはいえ、何も残らない小説だった。 人の一生を描くという試みは成功といえるかもしれないが、だから何?みたいな感じであった。

Posted byブクログ

2012/07/03

左岸とは違い九の目線で書いたお話。 なぜ、あの時に九はこんな行動を起こしたのか、というのが分かって面白かった。 人はどれだけ抑制しても目先の欲に目がくらんでしまうんだな、と感じた。

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2012/06/19

ちょっとハチャメチャな気もしないでもないけど、いろんな人生があるよな、と思った。でも九にも穏やかな平凡な、人生後半の静かな、温かな人生がやって来そうに思えて、良かった。

Posted byブクログ

2012/06/17

さよなら、またね。 失ってから出逢うもの。 失ってからでなくては、出逢えなかったもの。 男性と女性の違いを改めてぎゅっと感じさせられた、『右岸』と『左岸』でした。『冷静と情熱のあいだ』の時よりも、ぐっと生々しい印象を受けました。 これはこれで人間らしくていいですね。

Posted byブクログ

2012/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あみとさき きゅうとまり そういちろうとあらたときよ ななとたくみとぎんじ それぞれの運命

Posted byブクログ