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右岸(下) 集英社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2012/02/17 |
| JAN | 9784087467949 |

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商品レビュー
3.1
78件のお客様レビュー
20代の頃、僕は辻仁成さんの作品を夢中で読んでいました。 小説だけでなく、EchoesのCDも、ソロのCDも買い集め、彼の作品の中に、自分の心を重ねていたように思います。 あれから30年近く経ち、ふと 「あの頃、なぜあれほど惹かれたのだろう」 と思い、『ピアニシモ』を再読しま...
20代の頃、僕は辻仁成さんの作品を夢中で読んでいました。 小説だけでなく、EchoesのCDも、ソロのCDも買い集め、彼の作品の中に、自分の心を重ねていたように思います。 あれから30年近く経ち、ふと 「あの頃、なぜあれほど惹かれたのだろう」 と思い、『ピアニシモ』を再読しました。 「あぁ、そうだった。」 20代の僕は、自分の殻を破りたいのに破れない。そんなもどかしさを抱えていました。 だから、あの頃の僕は辻さんの言葉に惹かれていたのだと、改めて気づきました。 そして今回、初めて『右岸』を読みました。 50代になった今の僕には、この作品は辻さんとの再会のようでもあり、辻さんが重ねてこられた人生を静かに感じる時間でもありました。 改めて思ったのは、辻さんはずっと「愛」を書き続けてきたのだということです。 親子や男女、友人との愛だけではありません。 作品を重ねるごとに、その愛はさまざまな角度から描かれ、年齢を重ねたからこそ見えてくる深さがあるように感じました。 そして、その愛は人と人との関係だけではなく、生命そのものを支え、この世界をつないでいるような、もっと根源的なものへと広がっているようにも思えました。 不思議なことに、今の僕は、その愛の在り方に自然と共感している自分がいます。 人生には、本当にさまざまな出来事が起こります。 目の前で起こることもあれば、遠くで起こっていること。今は見えないけれど、やがて自分の前へ流れてくることもある。 それらの出来事は、河の流れのようです。 僕たちは、その流れに沿って歩きながら、岸辺から河を見つめて生きています。 穏やかな流れに安らぎを感じ、激しい流れに心を揺らし、ときには立ち止まりたくなることもある。 でも、どこから河を眺めているかによって、見える景色も、感じることも違います。 だからこそ、人はそれぞれ違う人生を生き、それぞれの思いを抱えている。 その違いを知り、それでも理解しようとすること。 その先にあるものが、辻さんの描き続けてきた「愛」なのかもしれない。 20代の僕は、自分を解放したくて辻さんの作品を読んでいました。 50代になった今は、自分の人生に流れてくる出来事を、そのまま受け止め、味わうために読んでいる気がします。 同じ作家の作品でも、人生を重ねて読むと、まったく違う景色を見せてくれる。 そんな再会でした。
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江国さんの左岸から読んで、左岸もなかなか読むのが大変でしたが、それ以上に右岸が読みにくかったです。 自分は「超能力」が物語への浸透を妨げてしまいました。 男前じゃない設定も、物語の主人公として入りづらく、えらく長く感じてしまいました。 左岸と合わせて文庫4冊分なので、全体的にボリ...
江国さんの左岸から読んで、左岸もなかなか読むのが大変でしたが、それ以上に右岸が読みにくかったです。 自分は「超能力」が物語への浸透を妨げてしまいました。 男前じゃない設定も、物語の主人公として入りづらく、えらく長く感じてしまいました。 左岸と合わせて文庫4冊分なので、全体的にボリュームが多かったので、読み終わった後はどっと疲れました。
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最近お稽古事を始めて 読書時間が短くなって しまいました。 そんななかで少しずつ 読み進めた本作。 下北沢のバーでお酒を 飲みながら、 江國さん辻さんが意気 投合して生まれたとか。 スプーンをぐにゃりと させるなんて朝飯前の 主人公。 誰でも出来るよと彼は 言います。 ...
最近お稽古事を始めて 読書時間が短くなって しまいました。 そんななかで少しずつ 読み進めた本作。 下北沢のバーでお酒を 飲みながら、 江國さん辻さんが意気 投合して生まれたとか。 スプーンをぐにゃりと させるなんて朝飯前の 主人公。 誰でも出来るよと彼は 言います。 特別な能力じゃないと。 夕飯のあとかたづけを しながら、 思わずスプーン曲げに 挑んじゃいました。 無心無心無心無心無心 無心無心無心無心無心 ・・・ うーん、曲がらんよね (汗 さて、そろそろ左岸に 渡りたいと思います。
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