伝説の灘校教師が教える一生役立つ学ぶ力 の商品レビュー
「すぐ役に立つことは、すぐに役立たなくなる」という言葉が印象に残った。表層の理解ではなく、同じものを何度でも味わえるような勉強をしていきたいと思う。100歳の著者にとても若々しさを感じた。人生の後半にまた改めて読み返したい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
受験のために勉強するのではなく、学び=遊びという考えにはとても共感出来た。学びの源は、自らの探究心からであり、一つのことをじっくり考えることは大切だと感じた。橋本先生の授業を受けてみたくなった。また、小学生くらいから、やり直したくなった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この橋本先生の授業を受けてみたくなりました。受験が最終目的でなく、学ぶことそのものが面白いと思える授業。先生自身、いろいろなことに興味を持ち、忙しすぎて死ぬ暇がないとおっしゃるような充実した齢のとりかたは理想だと思いました。先生の授業に関する他の本もぜひ読みたいと思います。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『奇跡の教室』で書かれていたことが、本人によって具体的にどう考え、どんな風に「銀の匙ノート」を作って、どんな目的で授業に落とし込んでいたか、その際の生徒の反応などが書かれていて、理解が深まった。 『銀の匙』だけではなく、月1冊の課題図書を出していたことも初見。そこでは、ただ読むだけでなく、原稿用紙2枚程度であらすじ、内容をまとめさせる。さらに、よかった箇所、感銘を受けた表現、あるいは文中で述べられている考え方に賛成か反対かなども書かせる。感想でないところがポイントだろう。
Posted by
灘高で教科書を使わずに、3年間『銀の匙』を教える国語教師。 とてもいきいきとしている方なんだろうかなぁと想像できる。 なるほどなぁと思うところがたくさんあった。以下、引用文参照
Posted by
近年、脚光を浴びる元・灘校の名物教師の最新作。 「銀の匙」を通して、横道にそれるスローリーディング。 なんだか「有名人の○○氏は今でも銀の匙授業を覚えているでしょ。ほらすごいでしょ!」に着地点を置いた上での展開になっている気がしてならない。 しかし根底にある指導観は、教科横断的...
近年、脚光を浴びる元・灘校の名物教師の最新作。 「銀の匙」を通して、横道にそれるスローリーディング。 なんだか「有名人の○○氏は今でも銀の匙授業を覚えているでしょ。ほらすごいでしょ!」に着地点を置いた上での展開になっている気がしてならない。 しかし根底にある指導観は、教科横断的(あるいは総合的)な一面を見せ、また固定観念から逸脱した授業展開が子どもの興味・関心・態度に表れていたことは読み取れる。 もし教職従事者が読むとするならば、あくまで「人生の指南書」としてとりかかるべきだろう。
Posted by
橋本 武 (著) すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなる。もっと横道にそれてみよう…。灘校一筋50年、そして人生100年の伝説の教師として語りつがれる橋本武が、授業を通して教え子たちに本当に伝えたかったことを語る。
Posted by
この本は学ぶヒントが沢山詰め込まれています。 著者が言葉で教えてくれている以外に、著者の生き方を読み自分自身で感じるものもあり、「読み応えのある本」だと思います。
Posted by
前の「奇跡の教室」よりも本人の肉声がありこちらの方がおすすめ。 自分がやりたいことができる、それが成功。 「ゆとり」を持つためには、教養のつめこみが必要。それが人生の難問に役立つ。教育がゆとりをもってはいけない。 分不相応な自由には理を持って諭す。 すぐ役立つことは、すぐに役立...
前の「奇跡の教室」よりも本人の肉声がありこちらの方がおすすめ。 自分がやりたいことができる、それが成功。 「ゆとり」を持つためには、教養のつめこみが必要。それが人生の難問に役立つ。教育がゆとりをもってはいけない。 分不相応な自由には理を持って諭す。 すぐ役立つことは、すぐに役立たなくなる。 急場しのぎの暗記は仕方ないが、付け焼き刃の知識はすぐに忘れる。
Posted by
人生に恩師は必要である。私の場合は少し痛いが予備校の西きょうじが恩師。時間とお金に余裕があればまた彼の単科ゼミ受けに行きたい。 橋本先生はなりゆきに任せたら良いことを書いていらっしやった。私もその一員。
Posted by