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伝説の灘校教師が教える一生役立つ学ぶ力 の商品レビュー

3.8

55件のお客様レビュー

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2014/08/04

さすが国語の先生。スト―リーがおもしろくて、どんどん読めてしまう。著者自身もよく書けているというのも納得です。自由に仕事をできるのはうらやましいと思うが、それだけ難しいということでもある。学校をすばらしく成長させたのは先生の実力も大きいところだと思うし、読んでいると橋元先生の授業...

さすが国語の先生。スト―リーがおもしろくて、どんどん読めてしまう。著者自身もよく書けているというのも納得です。自由に仕事をできるのはうらやましいと思うが、それだけ難しいということでもある。学校をすばらしく成長させたのは先生の実力も大きいところだと思うし、読んでいると橋元先生の授業を受けてみたいなと思う。脱線ばかりで、深く深く読む。小さな事をあれこれ考えるというのが、本当の意味でのゆとり教育というのはおもしろい。ある程度詰め込んであげることが生徒の自由にもつながる。大変な思いをしても、学ぶことを苦にしない子供が育つことは本当にすばらしいこと。一生学べる子になる。そういう人が社会を動かし、おもしろい仕事をして、幸せに生きるのではないかな。

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2014/03/31

最近、就学前の自分の子供たちを見てると「あぁ人間て、もともと勉強が好きな生き物なんだなー、何処かの段階で勉強が嫌いになるよう教育されるんだろうなー」なんてしみじみ思ったりしてたもんで、参考になる箇所がとても多かった。ゆとり教育は怠け教育。教養の詰め込み教育は心のゆとりになるって箇...

最近、就学前の自分の子供たちを見てると「あぁ人間て、もともと勉強が好きな生き物なんだなー、何処かの段階で勉強が嫌いになるよう教育されるんだろうなー」なんてしみじみ思ったりしてたもんで、参考になる箇所がとても多かった。ゆとり教育は怠け教育。教養の詰め込み教育は心のゆとりになるって箇所が特に染みた。

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2014/02/12

著者の橋本武氏は、灘校の国語教師を84歳で退職するまで50年間つづけ、100歳に手が届く現在も土曜授業を行っている。本書は小説「銀の匙」を灘中の3年間をかけて丁寧に生徒と共に読み解いていく授業経験をベースに、学ぶ楽しさを説く。急いで多読することより、深く広く興味を展開するスローリ...

著者の橋本武氏は、灘校の国語教師を84歳で退職するまで50年間つづけ、100歳に手が届く現在も土曜授業を行っている。本書は小説「銀の匙」を灘中の3年間をかけて丁寧に生徒と共に読み解いていく授業経験をベースに、学ぶ楽しさを説く。急いで多読することより、深く広く興味を展開するスローリーディングを薦める。ただ、スローリーディングのHOW-TOを求めた私には少し期待はずれでもあった。

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2013/08/16

笑われたっていいという気持ちで何にでもトライしてみる。横道にそれた後に本筋に戻ると、本筋はより豊かになる。安心して何でも言えたり書けたりする環境を整える。当たり前だと思われていることに疑問を抱いてみよう。何に対しても疑問を抱いて自分なりに思考してみよう。

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2013/04/23

100歳の教師。 授業のときに教科書を使わず、代わりに銀の匙を使っている。 それを用いて、子どもたちに学び方を教えている。 一回この人の授業を受けてみたいと思った。

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2013/04/14

タイトルに惹かれて読んでみた。 著者は、もうすぐ100歳を迎える元灘校の国語教師である。 スローリーディングを実践し、「銀の匙」を中学3年間を通して学ぶ授業である。 読み終えての感想は、実践的な勉強法は参考にするところはあまりないようい思えたが、これからの人生での学び方や楽し...

タイトルに惹かれて読んでみた。 著者は、もうすぐ100歳を迎える元灘校の国語教師である。 スローリーディングを実践し、「銀の匙」を中学3年間を通して学ぶ授業である。 読み終えての感想は、実践的な勉強法は参考にするところはあまりないようい思えたが、これからの人生での学び方や楽しみ方を考えるきっかけになった。 正直、灘校の授業のイメージとはまったく違うないように驚きながらも、大切にしている部分はほかと共通しているところはある、と思える内容であった。 「たくさんの本を読む、そうすれば人生がより深くなる」「書けば書くほど国語の総合力はアップする」という内容は、著者の言葉だからこそ余計に重く感じられる。 子育てにも活用していきたいと思わされる内容であった。 そして、今後の自分にも影響を与えてくれるであろう。

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2013/03/04

100歳で灘校の教壇にたつ伝説の国語教師、橋本先生の著書。 一冊の本を教科書として3年間使用し、そこに出てくる内容を調べさせ、体験し、深く読む力を育てる教育。 いいと思います。 英会話も大事ですが、まずは日本国の言葉、国語力が必要だと思います。

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2013/02/17

ううむ。 本書もそうだが、最近、「学ぶこと・勉強」について考えてみたり、本を読んだり、教えていただいたりして感じる印象は、どれも似ていて、近いものがある。と、思う。 そのことに興味をもち、もっと深く知ってみよう、と思うこと。 何をするにしても、考える。読む、書く。 それが教え...

ううむ。 本書もそうだが、最近、「学ぶこと・勉強」について考えてみたり、本を読んだり、教えていただいたりして感じる印象は、どれも似ていて、近いものがある。と、思う。 そのことに興味をもち、もっと深く知ってみよう、と思うこと。 何をするにしても、考える。読む、書く。 それが教えることであれば、その人が懸命に努力を続けているか。 て、 視点で見ると、著者が結婚などは「なりゆき」に任せて、というのはちょっと不思議な印象。 まあ、その場その場の環境などのせいにするのではなく、常にその状況で真剣に取り組もう、ってことなのかな?んー…。 それはそれとして、本書を手に取っている人たちはきっと、教育に対して真摯に向き合っているか、そうしようとしている人たちだろう。 (そういう意味で言うと、みなさん同じように感じ、考えているのかな?) 自分も、努力を続け、もっともっと成長していこう。 と、思います。

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2013/01/16

巷にある「~式」とかのノウハウ本とは一線を画す内容で、学ぶということの本質が伝わってきた。100歳を超える著者の考えも全然古くさい感じはなく、一気に読み終わった。「あそぶ気持ちでまなぶ」という言葉が特に印象的だった。いい本でした

Posted byブクログ

2013/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

灘高の伝説の教師(H24年7月時点で100歳 )が、「学び」について書いた本です。 特に印象に残っている点を以下に紹介します。 ・遊ぶ気持ちで学ぶ  (子どもが遊ぶような感覚で学んでいけるように仕向ける) ・人は何歳でも学び続けることができる ・すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなる ・上から何も言われなけれな、いやでも自分のなし得る最善の方法を考えて実践しなければならない ・教師が教師として自分自身を磨いていけば、その姿は子どもたちの胸に届く ・学びがあって成長し、成長したらまた新たに学びの場と出会う ・分からないままでもいいから、なんにでも疑問を持つ ・自分がやりたいことがやりたいようにできた、それが自分にとっての成功

Posted byブクログ