Mystery Seller の商品レビュー

新潮社ミステリーセラー編集部【編】

2012/04/20

うーん、それぞれが短編で読みやすいんですが。
これは！というものには出会えなかったというのが正直な所です。
我孫子さんのは分かりやすくて好きでした。

2012/04/19

微妙。

　とても期待したんだけれど、後半一気にだれた。

　そもそも、私が大好きな島田荘司作品である「進々堂世界一周　戻り橋と悲願花」が外れ。太平洋戦争の話なんだけれど、まったく意味不明。

　次の、有栖川有栖作品。「四分間では短すぎる」でほのぼのとした雰囲気を楽しんで戻したものの、「夏に消えた少女（我孫子武丸）」ではＢ級グルメの色が・・・。

　さらに、「柘榴（米澤穂信）」では期待しすぎたのかもしれないけれど、ちょっとヘビィすぎる。さらに、「恐い映像（竹本健治）」は消化不良。そして、「確かなつながり（北川歩実）」は超弩級のどんでん返しがあるにもかかわらず、まったく面白くない。

　この辺でギブアップして、「杜の囚人（長江俊和）」「失くした御守（麻耶雄嵩）」に至っては、読んだ記憶もないほど。

　ちょっと残念だなぁ。

2012/04/14

１位　杜の囚人　長江俊和
２位　柘榴　米澤穂信
３位　夏に消えた少女　我孫子武丸
４位　恐い映像　竹本健治
５位　進々堂世界一周戻り橋と悲願花　島田荘司
６位　四分間では短すぎる　有栖川有栖
７位　失くした御守　麻耶雄崇
８位　確かなつながり　北川歩実

2012/04/14

有栖川有栖、麻耶雄嵩のため購入。
両氏の作品は、なるほど「らしいな」という一篇で思わずクスリとしてしまう感じ。好みだけで言えば、今作の中では有栖川氏が群を抜いて素晴らしかった。

そのほか長江俊和氏、我孫子武丸氏も気に入り。

ただ、はじめて拝見した北川歩実氏の作品だけは、内容以前に文章が肌に合わず大苦戦。正直途中で読み飛ばそうかとも思ったが、せっかく買ったのにもったいない、これも貴重な機会、くらいの失礼極まる気持ちで読了した。

全体的にみると、次に読み返すときは気に入った数篇だけを摘むことになりそう、というのが素直な感想。

2012/04/12

どれも好きだな。特に有栖川有栖が秀逸。失くした御守はなんかしっくりこない。ラストにかかれていたことが真実なんやろうか？？

2012/04/10

　Story　Sellarシリーズと比べると技巧派というか……さすがミステリ、理屈っぽいな！　と思いました。
　ミステリとストーリーの差ってなんだろう。物語ではなくロジックや謎解きがメインなのかな？

　夏に消えた少女が怖かった。

　Fantasy　Sellarも出ているようだけど、このノリでホラーとかSFとかでるんだろうか。Love　Sellarとか胡散臭くていいね。売れた奴がシリーズ化していくんだろうけど、次に何が来るか楽しみである。

2012/04/06

8名の作家によるミステリーアンソロジー。いろんなパターンのミステリーで面白かった。はじめでて今後読んでみたくなったのは北川歩実、長江俊和。秀逸なのは有栖川有栖。ミステリーとして正統派なだけでなく、登場人物が全員魅力的。久しぶりに学生アリスシリーズを読みたくなった。

2012/04/04

米澤穂信さん目当てで購入。

全体を読んだ感想は正直期待外れですね。やっぱり短編で難しいっていうのもわかるんですが・・・
というか読み進めているうちに、何これ、変態しかいねぇ・・・と思わず感じてしまった。

一番よかったと感じたのは有栖川有栖さんかなー。麻耶雄嵩さんのは文章をそのまま受けとればいいのか、それとも裏を感じとればいいのかよくわからなかった。

2012/04/03

「四分間では短すぎる」を読みたいために買った一冊。
有栖川有栖以外は、読後感が悪いものが多く、買わなければよかったと後悔。
上記の短編は、相変わらずEMCの面々の面白さがよく出ていて、楽しめました。

2012/03/30

ロジックの効いた本格的ミステリとしてはどうなんだ感は否めない。
けど個人的にはいろんな手法で裏切られて楽しい短編集でした。

「四分間では短すぎる」がすごく好き。
有栖川さん久しぶりにいっぱい読みたいなー