ウィンター・ホリデー の商品レビュー

坂木司【著】

2012/05/12

キャラクターがよく、テンポよく進んでいくので、あっという間に本の世界に連れて行かれる。
個性的すぎる人たちだが、まるでごく近所に住んでいて、顔見知りのような気分にさえなる。
人ごとながら、この家族、うまくいくといいなとニヤニヤしてしまうのである。

2012/04/28

ワーキング・ホリデーの続編。
元ヤンで元ホストが宅配便のドライバー？として父親として頑張ります。
途中ででてきた後輩は「和菓子のアン」に出てきたのかな？
こないだ誰かがＥＸＩＬＥで映像化されるって言ってたけどどうなんだろう？

2012/04/24

ワーキングホリデーの続編。
進君とヤマトの距離が近づいた分、雪夜とジャスミンの出番が少なくって残念。

2012/04/21

ワーキングホリデーの続編。

軽快なノリで楽しく読めた。
元ヤンのサクライさんは、多分、和菓子のアンに出てた人。作品のリンクがあると、続きが楽しみになる。

2012/04/15

「ワーキング・ホリデー」に続く2作目だそうですが、知らずに図書館で借りて読みました。
お父さんが元ヤンキーの現在は宅配便ドライバー、一方息子は、家事が得意な小学生。
家族の絆が描かれているも、突然やってきた息子と父親の遠慮し合う感じや、シングルマザーとして息子とがんばって生きてきた母親の息子を取られちゃうんじゃないかという思いなどなど、なんだかくすぐったくなるようなお話でした。家族っていいなぁ～って♪

2012/04/15

届けたい。間に合わないものなんてないから。一人から二人、そして…。父子の絆の先にある、家族の物語。父親は元ヤン・元ホスト・現宅配便ドライバー、息子はしっかり者だけど所帯じみてるのが玉にきずの小学生。冬休み、期間限定父子ふたたび（「ＢＯＯＫ」データベースより）

坂木さんのお仕事小説で続編出るなんて珍しいなぁ。
やっぱり映画化が影響しているのか・・・。
でもこの父子＆彼らを取り巻く面々がお気に入りなので、続編ウェルカムです。

今回は冬休みを利用して、進が大和に会いに来る設定。
初めてのパパサンタの緊張・・・「サンタ便（トナカイなし）」
おせち騒動・・・「歳末特別配送」
酔っ払いとインフルエンザ・・・「初荷の酒」
バレンタインデーと出張男塾・・・「ハート配達人」
進の誘拐事件・・・「届けたい」
と、五つの話が冬の間に起こりますが、どれも「んもー、勝手にして！」って位にラブラブな親子が拝めます。
ワタクシ一押しなジャスミンさんの一家言も素晴らしかった！！
「とりあえず人に聞くのは止めなさい。お手軽は馬鹿を作る近道なんだから」
うわぁ、これうちの息子に言って聞かせたい。
他にもジャスミンさんの素敵ワードはたくさんちりばめられていて、そこを読むたびに「ほほぉ～」「なるほど～」といちいち頷いていたワタクシなのでした。
新キャラの大東くんも面白いな～。
先輩になって悩みまくる大和の姿もおかしくて可愛かったです。
雪夜の孤独な部分も気～に～な～る～。
ナナちゃんはコブちゃんと出会ってちょっと浮上してきましたね。一安心だわ。
そしてまさかの大和’ｓ後輩、サクライさん。
バイト先が和菓子屋ってことは、あのサクライさんなのよね。
『和菓子のアン』とのちょこっとリンクに驚き。
あぁ、この他にも気になるところが多いので、続々編の上梓を期待しています～。

2012/04/06

期待していた「ワーキング・ホリデー」の続編。5年近くも待たされたのは残念ですが、前作以上の父息子物語に仕上がっています。さらなる続編も期待できそう。

2012/04/05

人情モノと家族モノには滅法弱い私としては、この物語にすっかりやられてしまいました。
暴走族からホスト経由の宅配便（しかも自転車）という経歴や、知らない間に子供がいたなんて、 という背景をモノともせず、純情まっしぐらです。

読んでいて気持ち良いです。

2012/04/03

元ヤンキーで元ホストの主人公、大和。
ある日突然小学生の息子が訪ねて来たことから始まって、ハチさん便の配達の仕事に就くことになったのです。
そうして息子の進と過ごした夏休み編が「ワーキング・ホリデー」。
今回は続編で冬の楽しいイベントが盛りだくさん。
仕事もプライベートもぎっしり詰まった娯楽作品でした。
登場人物のキャラクターが面白いです。
大和は直球を思わせる性格。ヤンキーとホストのキャリアが輝いてる(^^)。
小学生進は家事ができて主婦の感性を持ち礼儀正しくて、もう可愛くてたまりません。
ホスト時代の恩人ジャスミンもいいし、宅配便の同僚もおもしろいキャラばかり。
有川浩さんを思わせる上手い掛け合いやつっこみが面白く、とても楽しく読みました。

2012/03/28

「ワーキングホリデー」の続編、またまた泣かされました。子供みたいな元ヤンキーの父親と大人びた小学生の息子のコンビが泣かせます。心があたたかくなる読後感が好きです。「和菓子のアン」のサクライさんがチラッと出て来ましたよ！