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アホ大学のバカ学生 の商品レビュー

3.4

56件のお客様レビュー

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2014/11/09

手放しで面白い,最高. (ホントは当事者である立場上笑ってばかりもいられないのだが) 大学関係者必読の書として薦めたい. ただ,第3章 講演「受験生をゼロにするためのパンフレット作り」と第6章 日本バカ学生史は,私的にはちょっと退屈したので,星はマイナス1. 言いたいこと...

手放しで面白い,最高. (ホントは当事者である立場上笑ってばかりもいられないのだが) 大学関係者必読の書として薦めたい. ただ,第3章 講演「受験生をゼロにするためのパンフレット作り」と第6章 日本バカ学生史は,私的にはちょっと退屈したので,星はマイナス1. 言いたいことは分かる気がするのだけれど,他の章のインパクトに負けてしまっているかな.

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2013/11/02

http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334036645

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2013/11/03

この反感を買いやすいタイトルが、本当にこの本を読んでもらいたい人を遠ざけないか心配です。 学生の低学力を認めない大学こそアホ大学。必要なのが分数なら分数を、掛け算九九なら九九を教え、少しでも社会人として使える人になるようにするのが現代のよい大学。 今や大学はキャリア教育場所になっ...

この反感を買いやすいタイトルが、本当にこの本を読んでもらいたい人を遠ざけないか心配です。 学生の低学力を認めない大学こそアホ大学。必要なのが分数なら分数を、掛け算九九なら九九を教え、少しでも社会人として使える人になるようにするのが現代のよい大学。 今や大学はキャリア教育場所になったと、それがよく分かる1冊。 「分数計算が出来ない学生を大学に入れるな」というのは無理な話。文科省が大学設置基準をユルユルにした結果、大学の数はもう増えてしまった。 18歳人口が減り続けている今、(一部の難関校を除き)大概のつぶれたくない大学は、低学力学生を入れないわけにいきません。 学部は質のいい労働者を送り出してくれればいい。学問や研究は大学院でしてくれというのは文科省の方針ともいえます。

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2013/05/15

【内容】 痛快!大学事情暴露本。『最高学府はバカだらけ』『就活のバカヤロー』でおなじみ?大学ジャーナリスト・石渡嶺司氏と大学研究家・山内太地氏の共著。いまや全入の時代といわれる大学の抱える諸問題:経営運営、定員割れ、バカ学生、就活戦線、グローバル人材の育成等々・・・をデータや実際...

【内容】 痛快!大学事情暴露本。『最高学府はバカだらけ』『就活のバカヤロー』でおなじみ?大学ジャーナリスト・石渡嶺司氏と大学研究家・山内太地氏の共著。いまや全入の時代といわれる大学の抱える諸問題:経営運営、定員割れ、バカ学生、就活戦線、グローバル人材の育成等々・・・をデータや実際の大学取材を交えて明らかにする。 【注目ポイント】 タイトルからして、かなり飛ばし気味な内容であり、「バカ学生」「アホ」「ダメ」という単語がやたらと目につく。だからといって、「これだから最近の若者は・・・」という論調の内容ではなく、昔の学生(文章中では明治にまで遡って言及)のネタも織り交ぜつつ、現代の社会・大学・学生の抱えるジレンマや、定員割れ大学の一念発起策の成功例失敗例、就活のお笑いみたいなホントの話をざっくばらんかつ大胆に展開していく。 【ココがいい!】 大学名を明らかにした上で各大学の取り組みを紹介・批評している点が良い。 アホ大といわれようともがんばってるんだ!という叫び声が聞こえてきそう。

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2013/05/04

最近の頭の悪い学生を見ていると殺意すら感じてくるものだ。 ブランド構築ができない大学が多すぎる。 大学はもう日本で10-20くらいで十分なんじゃないだろうか。

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2013/03/31

文体に品がない。また、それを「辛口」と誇っている点が、もの書きとして若いなぁ、と。 内容は広く浅く。本書をとっかかりにして興味持った分野を深めていけたらよい。

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2013/03/16

TOEICで100点台を取ってしまう学生にはじまって、ツイッターでカンニング自慢をしてしまう学生から、内定取りまくりのすごい学生、グローバル人材まで、今日もキャンパスは大騒ぎ。いやぁ、楽しそう。 本書は大学の「実情」を赤裸々にリポートした大学ルポであると思います。「最近の若者...

TOEICで100点台を取ってしまう学生にはじまって、ツイッターでカンニング自慢をしてしまう学生から、内定取りまくりのすごい学生、グローバル人材まで、今日もキャンパスは大騒ぎ。いやぁ、楽しそう。 本書は大学の「実情」を赤裸々にリポートした大学ルポであると思います。「最近の若者は」などとは死んでも口にしたくないフレーズのひとつではございますし、また自身も大学時代にはさんざ「恥」をさらし続けて生きてきたのですから彼らのことを批判するために自らのことを省みてみろといわれれば何も言うことは出来ないのでございます。 ここには「TOEICで100点台を取ってしまう学生」から「ツイッターでカンニング自慢をしてしまう学生」が出てくるのに始まり、就職活動で何社も内定を取る学生から何十社受けても落ちる「就活迷子」なども出てきて、さながら「ワンダーランド」の体をなしているのですが、そういうことは今に始まったことではなく、過去の資料を引き合いに出しながら、昔の学生も内定を蹴ったり、就職で苦労していたりと「なんら変わらない」当世事情と現在の学生ならではの「独特」の「生態」の対比が描かれていたりする場面が描かれていて、筆者の取材の丹念さが伺えました。 さらに、難関大なのに面倒見のいい大学や、偏差値は高くなくても在学中に鍛えあげて就職させてくれる大学に加え、少数精鋭、極限の「特進クラス」を持つ大学にグローバル人材と言えばあの大学というまさに「いたせりつくせり」の大学が紹介されており、これに関しては「高校の延長じゃないか!」と憤りつつ、逆を言えばここまでしないと就職が出来なかったりするのかいなと少しさびしいものがありました。 個人的に大学時代、大いに感銘を受けた伊集院静の「海峡」三部作や白川道の「病葉流れて」三部作とはほとんど真逆の学生生活は、「幸せ」だとは思いますが「何か」が足りないような気がする。そんな一抹の「寂しさ」を感じるのは僕が「老成」したのか。それとも…。書いていてもよくわからなくなってきました。

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2013/01/14

大学ジャーナリストや大学研究家(年齢も意外と若い!)が肩書きとして成り立つとは。 面白く読む分には充分ですが、さほど目新しいことが書かれているわけではなく、これが大学と大学生の全てだと思われては大変です。

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2013/01/03

タイトルは過激に見えるかもしれないが、 中身は日本中の大学を見てきた両著者らしい記述に富んでいる。 日本の大学のおかれている状況や、日本の大学生の状況だけではなく、 海外の事情についての記述も豊富。 一読するべき! 現在の日本の大学について知りたいならぜひ!!

Posted byブクログ

2013/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なるほど、ただの大学批判や学生批判ではなく、現状を分析・評価している物だった。 一方で、今後どのような方向で大学教育が向かうべきかまではまとめ切れていない印象を受けた。

Posted byブクログ