任侠学園 の商品レビュー
任侠書房を読んでこれは面白い!と立て続けに購入した本。もっと面白かった! ただ、ひとつ難を言わせてもらえば、撤退が早すぎる。 本の中の生徒や先生じゃないけど、もう少し学校内のお話があってもよくない? というくらい、鮮やかに去っていくのもまた爽快。 阿岐本のオヤジが人間国宝並みにす...
任侠書房を読んでこれは面白い!と立て続けに購入した本。もっと面白かった! ただ、ひとつ難を言わせてもらえば、撤退が早すぎる。 本の中の生徒や先生じゃないけど、もう少し学校内のお話があってもよくない? というくらい、鮮やかに去っていくのもまた爽快。 阿岐本のオヤジが人間国宝並みにすごい人に思えるのも楽しい。 とにかく一気に読めるエンタメ小説だと思う。
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10月-6。3.5点。 任侠書房に続く、シリーズ第二作。 倒産した学校法人、組長が理事長に、代貸ほか組員が理事に。学校は硝子が割れ、落書きもある荒れ果てた高校。 面白い。学校、ツッパリ再生の物語。さすが。
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任侠と人情を重んじる、昔気質の地域密着型ヤクザ阿岐本組。 今作は荒れに荒れ果て、潰れかかった私立高校の立て直しに乗り出す。 そもそも学校や教師を苦手とする面々が、ヤクザになるのでは?と思っていたので、この立て直し上手くいくのか?と興味津々で読み始めた。 これが意外や意外、上下関係...
任侠と人情を重んじる、昔気質の地域密着型ヤクザ阿岐本組。 今作は荒れに荒れ果て、潰れかかった私立高校の立て直しに乗り出す。 そもそも学校や教師を苦手とする面々が、ヤクザになるのでは?と思っていたので、この立て直し上手くいくのか?と興味津々で読み始めた。 これが意外や意外、上下関係と規律を重んじる阿岐本組の面々の方が、荒廃した学校の生徒たちより、よっぽど礼儀正しく人としてまともなことが、なんとも笑える。 シリーズ化しているのもうなずける。 笑いあり。 涙あり。 読後がスッキリ気持ちいい。 ぜひ阿岐本組に立て直しを頼みたいと思う読者は、この先もきっとたたないはず。 私もその一人に仲間入りします♪
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学校が嫌でドロップアウトした日村が、まさかの学校法人の理事になるなんて。 でも、理事という名の総務係ですよ。オヤッサン、人使い荒すぎです。 前作同様、組長(というより親分と呼ぶ方がしっくりくる)の顔の広さと器の大きさに丸く収まるのです。だからこそ日村が東奔西走するのを、ある意味...
学校が嫌でドロップアウトした日村が、まさかの学校法人の理事になるなんて。 でも、理事という名の総務係ですよ。オヤッサン、人使い荒すぎです。 前作同様、組長(というより親分と呼ぶ方がしっくりくる)の顔の広さと器の大きさに丸く収まるのです。だからこそ日村が東奔西走するのを、ある意味安心して応援しつつ読み進めることができます。 人として大事な、恥を知ることや礼儀というものを、わたしも含めて日本人は忘れかけているのかもしれません。 そういうことを、日村をはじめとする阿岐本組の面々は教えてくれます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やっぱり面白かった♪あり得ない話だし、ストーリーとしても、いやそんな上手くいかない・・・と思うし、ラストは「そんなドラマみたいなこと」と本に対して意味不明なツッコミを入れたくなるのに、ちょっと泣きそうになって自分に驚いたり。阿岐本さんの魅力がすごい。ヤクザなんだけど(ヤクザだから?)ちゃんと筋が通っていて義理にも人情にも厚い。昨今の学校を取り巻く闇はこんな風に解決はしないだろうけれど、それでも読後は爽やかでした。
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こんな昔気質のヤクザさん(さんと言いたくなる)なら大歓迎.今回は荒れた学校を立て直すために大奮闘.最後は水戸黄門のこの紋所的な解決で御都合主義ではあるが,胸がスカッとするのも確か.組の面々もそれぞれ個性的で味があって面白い.
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任侠シリーズ第二弾!相変わらずおもしろかった! あとがきで、良いヤクザ?とかが出てくるジャンルをヤクザ・ファンタジーと名付けてて、納得する一方で、ファンタジーなのかとちょっぴり寂しかったり。
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任侠シリーズが面白すぎる! もし普通の会社に勤めていたらどれだけ日本の経済を回していたのだろう。いや、任侠団体だからこそできる立ち回りがある。人情を重んじる。すぐ行動する。何事にも本気で取り組む。任侠シリーズの終わり方も好き。
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日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、ちっぽけながら独立独歩、任侠と人情を重んじる正統派のヤクザだ。そんな組を率いる阿岐本雄造は、度胸も人望も申し分のない頼れる組長だが、文化的事業に目のないところが困りもの。今回引き受けてきたのは、潰れかかった私立高校の運営だった。百戦錬磨のヤクザも...
日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、ちっぽけながら独立独歩、任侠と人情を重んじる正統派のヤクザだ。そんな組を率いる阿岐本雄造は、度胸も人望も申し分のない頼れる組長だが、文化的事業に目のないところが困りもの。今回引き受けてきたのは、潰れかかった私立高校の運営だった。百戦錬磨のヤクザも嘆くほど荒廃した学園を、日村たちは建て直すことができるのか。
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阿岐本さんの顔の広さ、というお決まりのパターンは水戸黄門的な感じなのかな。それを面白いと思うか、ワンパターンだと思うか。私はどうも後者に感じてしまった。
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