チェーン・ポイズン の商品レビュー

本多孝好【著】

2015/01/08

この人の作品気になってて、初めて読むのを読み慣れてるミステリーにしてみたけどなかなか良かった。際立って面白いわけではなく、日常的ではあるけどサクサク進む会話の流れに乗ってしまった。ストーリーも凝っていて主人公が追いかける相手の動きが静から動に変わるに連れ読むスピードがぐんぐん上がってった、って感じ。

2014/12/20

死ぬのを一年遅らせたら、褒美として楽に死なせてくれると言う、謎の人物。 そのオファーを受けた、生きることに疲れたOLのその後一年間と、同様の服毒自殺との関わりを探る記者との交互の視点で話は進む。
人間ドラマ色が強いOLサイドの話に比べ記者サイドの話がどうも退屈で、そのギャップが惜しい。全体的には可もなく不可もない感じ。しっかり騙されたけれども 笑。

2014/10/28

本多孝好さんの「チェーン・ポイズン」
　同僚から、どっさり借りた本多さんの著書から、無造作に取った1冊でした。
が、、読み出したら止まらなかった。
穏やかなんだけど、手が止まらない。読み進めたい感じ。
コレって、何でしょうね？
タイトルから想像すると、毒の連鎖ってイメージ。
その通りで合ってるんですが、違います。

全くファンタジーじゃないのに、ファンタジーな気がする。前に読んだ「MOMENT」もそう思ったな。
ああ、これが本多ワールドなのか？

2014/10/17

読後にわーわー言いたくなる。けど、この絶妙な終わり方がこの作者の醍醐味のようにも思う。繊細に心情の機微を表現することがここまで頭の中を制限するのか、お手上げでした。

2014/10/05

オススメをされたので、読みました。
私には少し難しかったです。

読了後も、頭の中は？？？？
って感じでした。
解説を調べ、「あ～なるほどな」と思いました。
私の理解力が乏しかったのかと。。。。笑

理解力が長けている人には騙されて、おもしろいと思います！

2014/09/23

自殺願望を持つ人間に「あと1年間我慢すれば楽に死ねる」と問いかける謎のセールスマン…

死の商人を扱うシリアス・ミステリーと思いきや、生へしがみつく人間の有り様をテーマにした、熱い小説だった。

魂を揺さぶる物語、秀作です。

2014/09/11

登場する事件は一見とてもユニークで、あたかも普通の人物の絶望や暴走を描いているようなのに、結局一人の狂人の仕業というのが真相で、逆にがっかりするという不思議な展開。

2014/08/20

どんでん返しありと知りながらも、最後まで全く気づけず。そーゆうことか、とすっかり騙された。
主人公のおばちゃんが、最後、ちゃんと生きがいを見つけて生きようと思ってくれて、、結末もすっきり納得して読了。

2014/07/19

ラストに、どういうこと？ と思いましたが、そういうことだったんですねって感じです。それを踏まえて再読してみようと思います。

2014/06/30

「その自殺、一年待ってもらえませんか？」 人生に悲観した女性の前に現れた“死のセールスマン”の謎を追う記者と、その女性が死ぬまでの一年間（と見せかけて…）の2軸を交互に追いかけるスタイルが秀逸な作品。最後のどんでん返しも鮮やかで心に残りまする。