完全なる首長竜の日 の商品レビュー
2012年02月 02/10 「胡蝶の夢」的な物語。「インセプション」よりも世界観がしっかりとして楽しめました。
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淡々と始まるとりとめも無いSF的な単調な話。途中から章毎に振り返りながらところどころ読み返し。不思議な迷宮。 全ては布石。『ああ、神よ』で少し震えた。
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自分が生きている今は、夢か現実か。 現実だと思っている今が、実は虚構の世界なのだとしたら。 いつも自分が関わっている人は、実は自分自身が創りだした架空の人物なのだとしら。 前々から読みたいと思っていた本だったけど、最初から最後までシンクロしきれないままでした。
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内容は個人的に好きな夢&現実&非現実もの。 設定的にはSFもちょっと入っている。 読んで行くうちに、迷宮に捕われて行くような、 そんな錯覚を覚えるような内容になっていて、 ラストに至ってはありがちと言ってしまえばそうかもしれないが、 やっぱりそれを持ってくるとたまらないよね…み...
内容は個人的に好きな夢&現実&非現実もの。 設定的にはSFもちょっと入っている。 読んで行くうちに、迷宮に捕われて行くような、 そんな錯覚を覚えるような内容になっていて、 ラストに至ってはありがちと言ってしまえばそうかもしれないが、 やっぱりそれを持ってくるとたまらないよね…みたいな感じになり、 いや、一気に読んでしまった。 が、もう一つ厚みが欲しかったかなという事もあって星は3。 4でもいいかもしれないが…。。。
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うーむ、微妙。 文章も上手くスゥーと読めてしまうし、ストーリーも上々。 ラストがエッジが利いてて印象的。 でも何か物足らない、、、、そんな感じがした。
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SFだろこれとか、仕掛けが読めてしまうだとか、ありますが。でもそんなの些細なことに思えた。だってとにかく小説として面白かったから。ラスト4Pでぞわぞわと震えた。完璧なループ。
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情景の描写がうまくて、不思議な余韻がある。ヴィジュアライズしやすい場面が多く、読んでいる間楽しめる。表紙の絵もいい。
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この小説を読んで、初めて荘子の『胡蝶の夢』という言葉を知った。そして多分これがこの話の結構なキーワード。今自分がいるここは現実なのか、それとも夢なのか。はたまた誰かの夢の中なのか。どんどんと予想が裏切られていく感覚は爽快。ただ、映画『インセプション』を見た人は、何となく展開が読め...
この小説を読んで、初めて荘子の『胡蝶の夢』という言葉を知った。そして多分これがこの話の結構なキーワード。今自分がいるここは現実なのか、それとも夢なのか。はたまた誰かの夢の中なのか。どんどんと予想が裏切られていく感覚は爽快。ただ、映画『インセプション』を見た人は、何となく展開が読めちゃうかも。『一日前は何をしていた?一週間前は?一年前は?では、十年前はどうだ?その記憶は本物か?』ゾクゾクするね。
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「胡蝶の夢」 気持ちよく惑わされて読み終えられたら愉しい類の物語なんだけど、むしろきちんと書かれたヒロインの過去や日常が読んでて愉しかった。 だから、ラストは、まあ、この話ならそうくるよなーという決着だとは判ります。(SF読みには特に) だけど、違う着地点が読みたかったかな。(...
「胡蝶の夢」 気持ちよく惑わされて読み終えられたら愉しい類の物語なんだけど、むしろきちんと書かれたヒロインの過去や日常が読んでて愉しかった。 だから、ラストは、まあ、この話ならそうくるよなーという決着だとは判ります。(SF読みには特に) だけど、違う着地点が読みたかったかな。(まー、新人賞に応募するのにわざわざ破綻させる人はおらんわな)
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普通に面白かったですが、途中の話がちょっと複雑だったかな。 まあ、オチも途中で読めて予想とおりという感じ。 自分は、基本的にオチを考えない人なので、それでもオチが読めるといのは相当なものかと。 もっとシンプルな内容だとよかったな。
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