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コロヨシ!! の商品レビュー

3.7

80件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    32

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2024/06/23

三崎亜記ファンは持っとくべき本。代表作と言っても過言ではありません。文庫本だと3部作。読み進めるにつれ物語に引き込まれました。三崎亜記の本を読み終えるとその世界に浸っていたくなる。この本も例外なくそんな気持ちにさせてくれます。続編希望!!

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2023/12/24

なんとも小気味よい。もしこの世界観に入り込めるなら、後半の展開にはかなりの惹き込む力を感じるのではないだろうか。また微妙なズレを感じるそこここに妙に納得してしまうのは書き手のセンスの良さなのでしょうね。

Posted byブクログ

2023/12/19

2.5かな。 「失われた町」と同じ世界観で語られる青春小説? いまいち入り込めず読むスピードが上がらなかった。話はこの後も続くけれど、その本は読まないか? 今のところ、自分の三崎亜記ベストは「となり町戦争」。

Posted byブクログ

2021/08/15

一章読んだところで既視感が気になって仕方なかったが『失われた町』で部分的に同じ世界が描かれてたと判ってスッキリ。思い出すまで、本?アニメ?映画?って迷ったのは映像が頭に浮かぶ作品だからかな。

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2021/07/10

数年前「武士道シックスティーン」を読み、「おっ、青春スポーツモノいいかも?」と続けて購入した一冊 で、やっぱりオッサンには青春ものキツいんじゃないか…と不安になった。 元々、三崎作品が好きなので抵抗なく読めるかと思いきや「青春×スポーツ×三崎ワールド」に馴染めず、また続けて同...

数年前「武士道シックスティーン」を読み、「おっ、青春スポーツモノいいかも?」と続けて購入した一冊 で、やっぱりオッサンには青春ものキツいんじゃないか…と不安になった。 元々、三崎作品が好きなので抵抗なく読めるかと思いきや「青春×スポーツ×三崎ワールド」に馴染めず、また続けて同じジャンルを読むのも良くないかと思い止める。 それから数年経ち再挑戦 スポーツとしての「掃除」が存在する世界で、高校の「掃除部」として活動する少年が主人公 この「掃除」がクセモノで… 部屋の掃除とは違い「塵芥」と呼ばれるバトミントンや羽子板の羽のような物を「長物」と呼ばれる箒のような物で空中に巻き上げ技術を競う競技(なかなか場面を想像しづらい) そして成り立ちの経緯には国家が絡んできてなんだか昔武術として危険視されたとかなんとか…クセがね… 舞踊としての側面もあるので、なんだカポエラの成り立ちとバトミントン合わせたような、不思議なスポーツ。 本筋はスポーツ青春モノなんですが、三崎作品に出てくる独特な職業、地名が出てくるのと、「国家」に話が広がる要素、過去に起きたことなどに「運命」に主人公が翻弄されすぎていて、臨機応変に切り抜けていくんだけど、なんかモヤモヤしたまま… 続編も近々入手予定

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2020/12/09

どんどん読み進めたくなる吸引力は、あんまりなし。でも、先は気になるから、続編も読むかも。 世界観とか設定とかは、面白い。

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2018/10/28

まず設定がいい。掃除というスポーツと戦後、居留地、西域などの謎。徐々に謎は解明されるも、ラストは次があるような、そんな結末。 続編が期待される。

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2018/08/28

とても面白かったです。 三崎さんがスポーツ小説を書かれると、こんな世界になるのですね。 「掃除」というスポーツを通して、物語の世界がゆっくり浮かび上がってくるのが楽しかったです。まだまだわからないところも多くてわくわくしました。 掃除に打ち込む樹と偲の変化も、青春だなぁと思いま...

とても面白かったです。 三崎さんがスポーツ小説を書かれると、こんな世界になるのですね。 「掃除」というスポーツを通して、物語の世界がゆっくり浮かび上がってくるのが楽しかったです。まだまだわからないところも多くてわくわくしました。 掃除に打ち込む樹と偲の変化も、青春だなぁと思います。ふたりを取り巻く人々の濃さと、過酷な環境も、もっともっと続きを、と思います。 自由と不自由、考えさせられました。 続きも楽しみです。

Posted byブクログ

2016/12/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

漫画またはアニメのノベライズのようであり、漫画・アニメ等での映像化もみてみたい作品。残念なのは最終章。締めが打ち切りとなった漫画みたい。

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2016/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

架空のスポーツ「掃除」に情熱を傾ける男子高校生の物語です。 現実にはありえないものをあるように思わせるのが作者の持ち味ですが、中短編では控え目なこの表現力を全開にしたらこうなるのかと、面白く読ませてもらいました。 内容としては青春小説の王道を踏まえ、多分にライトノベル的・少年誌的であり、その手の話に慣れている人間にはとっつきやすかったと思います。 ただ中盤以降の「修行」時代は、どこを目指しているのか分かりにくかったり、顧問の筋書き通りに動く展開が繰り返されたりで、やや間延びしてしまった感もあります。 その点は作者がこのジャンルをまだモノにできていないことが原因なようで、今後に期待というところでしょうか。 青春時代における制約の形として統治機構が出てくるのがいかにも作者らしいですが、不自由を強いる「体制」との対峙は、大人の読者でもドキッとさせられるものがありました。

Posted byブクログ