伝える力(2) の商品レビュー

池上彰【著】

2011/12/25

昔からの池上さんファンなのでほぼ惰性で購入。震災報道時の「わかりやすく伝えるための工夫」他、ほとんどが具体例で占められていた。伝える方法論よりも、具体的エピソードの内容の方が面白かったりする。

2011/12/25

一世を風靡した池上特需の『伝える力』の続編。ちょっと刊行が早すぎて驚いたが、前作よりも深く読み込めた気がする。疑問や受けた質問は大切にし、会話が浅くならないように深く落とし込む努力が必要だなと再認識させられた。特に、会社に入社して時が立てば立つほど尚なのだが、この本を読み、直接的にそれを感じた。また、興味深いのが、３章部分で、教科書はわかりづらい、教科書は誰のために書かれているのか？など若干教科書を批判する場面があり（主に歴史の）他人事ではないなと思う部分もあった点である。後半部分には、スピーチ方法や、池上さんの若手時代の経験が書かれており、池上さんの根底にある部分が『相手と信頼関係を築く』という信念である事が伝わってきて、私もそれを大切にしたいなと感じた。余談だが、『伝える力3』が刊行されたら、さすがに『2』と違って即買いはしないかと思う…笑。

2011/12/21

伝える力の内容を土台に、より具体的に書かれているってかんじ。ふむふむとうなずきながら、読み進みました。地図を渡す…心がけよう！！

2011/12/20

もっと役立つ！話す、書く、聞く技術。池上彰さんの職業歴が、技術に、磨きを掛けたと思われます。知らないことを、何故？と、一歩踏み込む勇気。疑問が、大事なんですね。
（＾∇＾）

2011/12/16

160万部突破の超ベストセラー『伝える力』の続編です。

池上彰さんは本書のはじめにでこう書いておられます。

“東日本大震災以後、政府や専門家、マスコミの伝え方が問題になり”ました。見ていて、聞いていて、歯がゆいことが多々ありました。どうすれば、伝えたい相手に伝わるのか。そんなことを改めて考えながら、続編を書いたのです……”

“多くの方が手に取ってくださった『伝える力』では、私が日々考え、実践している「伝えるための方法やコミュニケーションについての考え方」を紹介しました。しかし、もちろんそれらのすべてではありません。書ききれなかったことも、たくさんあります。この『伝える力２』では、その書ききれなかったことを数多く盛り込みました……”

本書は前作のわかりやすさはそのままに、「東日本大震災と伝える力」「総理の演説力」「怪しい敬語」「教科書がわかりにくい理由」、そして「池上さんの意外な過去」まで、ざまざまなトピックスを収録。

とくに、「ツイッターの140字で伝える力を磨く」は、会社アカウントの中の人をやっている私もたいへん学びが多かったです。

前作をお読みになった方はもちろん、そうでない方もに、おすすめの一冊です。