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伝える力(2) もっと役立つ!「話す」「書く」「聞く」技術 PHPビジネス新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
| 発売年月日 | 2011/12/16 |
| JAN | 9784569800578 |

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商品レビュー
3.6
159件のお客様レビュー
私たちは今、想いを相手に伝えるということの難しさと重要性に直面しています。特に、リスクコミュニケーションのような場面では、迅速・正確な情報とともに、冷静な判断が求められます。東日本大震災の際、野田総理が見せた泥臭さや謙遜・苦労話は、日本人が好きな「心に響く言葉」の一例でした。これ...
私たちは今、想いを相手に伝えるということの難しさと重要性に直面しています。特に、リスクコミュニケーションのような場面では、迅速・正確な情報とともに、冷静な判断が求められます。東日本大震災の際、野田総理が見せた泥臭さや謙遜・苦労話は、日本人が好きな「心に響く言葉」の一例でした。これは、単なる情報伝達ではなく、「相手の心をつかむ」という点で非常に重要でした。 政治の世界では、しばしば党員にアピールするための同じフレーズが繰り返されがちですが、国・公・人のための言葉でなければ、聞き手には響きません。文科系や理科系といった枠を超えて、優れたコミュニケーターであるためには、人名で紹介したり、社名・地名の由来を交えて話すことで、具体性と親しみを持たせる工夫が必要です。 たとえば、「ゲリラ豪雨」という言葉は、もともとguerilla(スペイン語)で「少人数での戦い」「神出鬼没」を意味し、ベトナム戦争や学生運動の時代、また**vsフランス(ナポレオン)**との戦いなどを背景に、流行語となった経緯があります。このような「そもそも話」を入れることで、聞き手の興味を引くことができます。 近年の日本では、何日も真夏日が続き、熱中症が多発し、さらには季節はずれの台風や、限られた場所・集中的に被害をもたらす自然災害が頻発しています。このような状況下でのリスクコミュニケーションでは、アメリカ流の自己主張型ではなく、イギリスのようなゆっくり話すスタイルで、スピードの緩急をつけながら、重要部分を強調し、相手に分かるように伝えることが大切です。 教育現場でも、悪文読解に苦しむ子どもたちに、わかりやすい文章が書けるように指導するには、(わかりやすい)教科書の存在が欠かせません。ただし、そこにたくさんの固有名詞を盛り込むと混乱を招くこともあり、先生の立場や先生・教育委員会の配慮から、批判を避けられる構成にしてしまうと、結果的に面白くない教科書になってしまう恐れもあります。 だからこそ、日常から「気軽に声かけ」や「世間話」を交わし、商談や公共の場でも、人々の関心を引き出すための工夫が求められます。どじょう発言のように、飾らず素直な言葉が、かえって人々の共感を得ることがあるのです。 今後は、私たち一人ひとりが「どうすればわかりやすく、相手の心に届くように伝えられるか?」を意識しながら、より良いコミュニケーションのあり方を追求していくべきでしょう。
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著者は伝統的な日本語、美しい日本語の表現というものにこだわりがあるようだった。現代の日本では言葉遣いや漢字の読み方もかわってきており、それに警鐘をならしていた。例えば、「依存」は「いそん」と読むのが正しい。「早急」は「さっきゅう」が正しい、など。 もちろん言葉の読み方や使い方は...
著者は伝統的な日本語、美しい日本語の表現というものにこだわりがあるようだった。現代の日本では言葉遣いや漢字の読み方もかわってきており、それに警鐘をならしていた。例えば、「依存」は「いそん」と読むのが正しい。「早急」は「さっきゅう」が正しい、など。 もちろん言葉の読み方や使い方は変遷するもの、というのは著者も理解はしているものの、著者としては古くからの使い方が好みのようだった。
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タイトルは『伝える力2』だが、前著の『伝える力』とは趣が異なる。本書は「伝える力」そのものより、池上氏のテレビ番組のように、ニュース(2011年当時の)や、雑学を学べるという側面の方が強い。 見出しの小見出しを見れば、そのことがわかるだろう。下記はその一部である。内容が偏らない...
タイトルは『伝える力2』だが、前著の『伝える力』とは趣が異なる。本書は「伝える力」そのものより、池上氏のテレビ番組のように、ニュース(2011年当時の)や、雑学を学べるという側面の方が強い。 見出しの小見出しを見れば、そのことがわかるだろう。下記はその一部である。内容が偏らないように、1章につき1つだけをピックアップした。 ・東京電力と東京ガスの違い (第1章より) ・鎖国って、何ですか? (第2章より) ・TPPは海外の企業を「裨益」させる? (第3章より) ・グルジアはジョージア!? (第5章より) ・「ヤバイ」のはやばい? (第7章より) この本に何を求めるか。 「伝える力」を上げるためであれば、他の本を当たった方がいいだろう。 「おわりに」に、伝える力を身に付けるための心構えが書かれていた。これは覚えておいた方が良さそうだ。 自分が謙虚になり、伝えようとしている相手は何を知らないのか、それを知れば、伝え方の工夫も生まれます。「こんなこと、知らないヤツが悪い」と思っていたら、いつまで経ってもわかりやすい伝え方は身に付きません。謙虚であること。これが「伝える力」を身に付ける第1歩です。(p218)
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