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ミレニアム3(下) の商品レビュー

4.6

200件のお客様レビュー

  1. 5つ

    119

  2. 4つ

    54

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2024/09/09

面白かった。その一言。 三部作の伏線を回収していく裁判のやり取りは圧巻でページを捲る手が止まらない。 フィクションではあるし、最後は善意が勝つんだけど、正義の邪悪な暴走については考えてしまう。

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2023/12/02

上巻はちょっと挫折気味だったけど、後半はなんとか面白く読み終わった。 勧善懲悪は小心者の自分としては安心材料なのだが、あまりにもうまく行き過ぎなのかな。 国家を巻き込む大きな悪が一人の女性を陥れようとする理由は頑張って理由付けしているなとは思うけれど、やっぱりそんなわけがないとい...

上巻はちょっと挫折気味だったけど、後半はなんとか面白く読み終わった。 勧善懲悪は小心者の自分としては安心材料なのだが、あまりにもうまく行き過ぎなのかな。 国家を巻き込む大きな悪が一人の女性を陥れようとする理由は頑張って理由付けしているなとは思うけれど、やっぱりそんなわけがないというか、やっぱりサランデルが強すぎるというか。 でも評価高いんだよね。 小気味はいいし、広げた風呂敷をきちんと回収しているところが良いのかな。 多少うまく行き過ぎでも。 でも何も考えなければハラハラドキドキが味わえる本として面白いと思う。

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2023/08/19

登場人物の多さとそれぞれの企みが交錯してややこしい部分もありつつ、それぞれが能力を発揮しててなかなかよかった。

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2023/07/25

相変わらずミカエルはセックスばっかりしてるな。 性交と性交の合間に仕事してるんか。 一貫して、強く、美しく、賢く、逞しい女たちと、 弱く、ずるく、情け無い、悪い男たちの物語。 フェミニストが小説書くとこうなるのか。 男を憎んでいるのか

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2023/07/08

あっという間に読み終わりました…特に2-3は手放せなかった。SFのようなドキドキではないのだけど、目が離せないという感じで、なるほどミステリものがシリーズになるのはよくわかるというか、この次の事件を読んでみたいと思うものなあという感じ。ラーソンの手ではない4以降は今のところ読むつ...

あっという間に読み終わりました…特に2-3は手放せなかった。SFのようなドキドキではないのだけど、目が離せないという感じで、なるほどミステリものがシリーズになるのはよくわかるというか、この次の事件を読んでみたいと思うものなあという感じ。ラーソンの手ではない4以降は今のところ読むつもりがないので一旦ここで終幕、なかなか切れはいいのではないだろうか。やはりリスベットの強さに惹かれたシリーズだった。まああそこまでハッキングしてたらそりゃ裁判勝つだろうよとは思いました笑

Posted byブクログ

2023/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

規模が大きくて、よくこんな物語書けたな…と感動。政府から警察、公安、マスコミ、スパイまで全部が盛り込まれてて読みごたえ抜群!それでいて一人一人の描写が細かくてキャラがたっているから、すごく読みやすかった。 このシリーズを読んでると「普通」とは何かを考えさせられる。ミカエルとエリカの関係なんてすごく特殊だし、リスベットもかなり変わった人だと思う。それでも毎日生活できている。周りの人が軽々しく口を挟むことじゃないんじゃないかなと思った。 リスベットには本当に幸せになって欲しい。

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2023/02/18

イヤ面白かった。一気読みです。 1のサイコサスペンス的な雰囲気 2の刑事ドラマ的雰囲気 とまた変わり3は諜報小説&リーガルサスペンス的な内容になっています。 この作家さんは多彩ですね。 読み終えた感想ですが「ちゃんと終わって良かった」が第一印象でした。 2の最後の感じだと、3...

イヤ面白かった。一気読みです。 1のサイコサスペンス的な雰囲気 2の刑事ドラマ的雰囲気 とまた変わり3は諜報小説&リーガルサスペンス的な内容になっています。 この作家さんは多彩ですね。 読み終えた感想ですが「ちゃんと終わって良かった」が第一印象でした。 2の最後の感じだと、3も終わっていない状態になるのではと心配していましたが、今回は一応お話は終了しました。 解決されていない謎はありますでの作者は4以降で明らかにするつもりだったのでしょうが、今回のお話の筋には直接関係していませんので問題なし。 何度も書きますが、この作家さんは本筋に関係ない要らない内容の部分を無くせばもっと良いのに。 今回も、エリカがヘッドハンティングされた先のでストーカー騒動や、問題が解決されてからのリスベットの資金管理方法なんかは全然無くて良いと思うんですが。。。 まあ、面白いので文句を言っちゃうんですけどね。。。

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2022/12/26

この三巻までが原作者スティーグ・ラーソンの作品。お亡くなりになってしまい本当に残念で悲しい。四巻からは別の作者さんが引き継いでいる。 面白くて夢中になる、リズがほんとカッコいい!

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2022/07/29

第三部もすごく読み応えがあって、めちゃくちゃおもしろかったです。読み終わるのが惜しかった。最高の読書体験でした。次も読もう。

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2022/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

三部作がついに完結。とにかく読み応えがありすぎた! リスベットの回復とともに裁判の準備が進む。 様々な罪を着せられた彼女を助けるべくミカエルは仲間を集めて病室のリスベットと秘密裏に連絡を取り合う。 一方ザラチェンコを援助していた通称『班』は数々の違法行為を隠蔽するため関係者の抹殺を始める。 前半はミカエルとリスベットが隠れて連絡を取り合ったり、『班』を出し抜いてスクープの準備を進めたり、『班』の方もなりふり構わず抹殺や捏造工作を仕掛ける。 後半は裁判で弁護士アニカがリスベットの無罪を勝ち取るため敵の証拠と悪徳医師を完膚なきまでに叩きのめす。 スパイサスペンスとリーガルサスペンス両方の要素があってどちらも内容が濃い。 裁判のシーンはアニカがとにかくカッコいい!なかなか心を開かないリスベットと秘密を律儀に守り続けるミカエルのせいで、本当に裁判で勝てるのかと心配していたけど、一部の隙間なく検察側を追い詰めていく姿がとても気持ちがいい。 ミカエルの『この事件の核心はスパイとか国の秘密組織とかじゃなく、よくある女性への暴力と、それを可能にする男どもなんだ』というセリフがシリーズ全てを表しているようだった。 無罪と自由を勝ち取ったリスベットの人生はまさにこれから始まったところで、自由である=行動に責任が伴うことを忘れてはならない。 これからのリスベットがどう生きていくのか、とても気になるところだけど、著者が亡くなって別の人によって書かれた続編を読むかどうかとても悩む… そのくらい素晴らしい完結編だった。

Posted byブクログ