ミレニアム3(下) の商品レビュー

スティーグラーソン【著】,ヘレンハルメ美穂,岩澤雅利【訳】

2017/11/06

上巻も面白かったけど、少しタラタラした感じがしたのですが、下巻は一気に問題が解決に向かう…あの感じ！
すごく面白かったです！
もう一度ミレニアム2上巻から読み返したくなります！

2017/10/07

うーむ、満足。至福の気持ち。
展開は驚きはなかったものの、待ち焦がれていた結末にほっと胸をなでおろせた。

2017/09/19

ついに3部作を読み終えてしまいました。
とても生き生きと個性的なキャラクターが描かれていて、病み付きになってしまいました。
作者は変わってしまいましたが、4も読みたいと考えています。
それから懲りずに英語版で勉強しようかと検討中です。

2017/09/13

もう続編は読めないんだなぁ…なんて
大事に
少しずつ噛みしめるように読もうかと
思ってたけど、駄目でした。
面白い。
2を読み終えてから3を読み始めるまでに
間があいてしまったせいで
警察勢の名前がイマイチ頭に入って来ませんでした。(^^;)地名と合わせるとこれがなかなか
覚えるの厳しい…
それでも段々と名前と人物とが馴染んで来て
これが楽しい。

4も…読んでしまうんだろうなぁ

2017/06/04

流行に乗って初めて読んだ北欧小説。大学生の夏休みに地元の図書館で借り、面白くて6冊一気読み。数日、実家に引きこもったのを覚えています。

ダニエル・クレイグ主演で映画化したものも観ましたが、北欧小説っぽい少し湿った薄暗い雰囲気、そして何より主人公の幸薄い感じと合っていると思いました。薄幸美男といった感じでしょうか。

2017/05/29

ミステリー、ハードボイルド、政治劇、スパイ活劇、悪漢小説、社会派サスペンス等々、様々なジャンルの要素を、精緻なプロットでまとめ上げた圧巻の小説。そして何よりも、エンターテイメント小説として最高に面白かった。
以降、第4部からは作者が変わってしまうということで、読むのに不安もあるけれど、ミカエルとリスベットをまだまだ見続けたい気持ちが強いので、また読んでみようと思う。

2017/05/18

いや〜、おもしろかった！もうこんな月並みな感想しか出てこないけど、本当におもしろかった。当初、周りがおもしろい言ってるのを聞いて、それでも手に取らず積読本としていたけれど、「騙されたと思って読んでみ！」の友人の声で読み始めたら止まらなかった。映画はハリウッド版もノルウェー版も観ているけれど、個人的には活字で読む方がどっぷりハマれました。でもフィンチャーの映像美は何度観ても飽きない。作者は違えどミレニアムロスに耐えられないので、このまま4に突入です！

2017/03/26

物語の長さという意味で、気づいたら女性の見方をかえる、できればエンタメでどこまでそれができるか、手塚治虫みたいな作家だ。よんぶ
もよみたかった。

2017/03/22

終わってしまいました。
ついにリスベッドの人生を奪っていった連中が白日の下にさらされ、リスベッドの復讐が終わりました。
本人は違法行為しているものの、おおむねは法に沿って正義の鉄槌がくだされるのは素晴らしいな。

テレボリアンをアニカが糾弾するくだりとか、よっしゃー！ってなりますが、でも、この下巻のもっとも素晴らしいところはエピローグだと思う。

映画化されて主演女優がアカデミー賞をとった「ルーム」という作品が、「事件が終わっても被害者の人生は続く」っていうことを描いていたわけですが、まさにそういうエピローグでした。
「リスベットにとっては、残りの人生の1日目が始まったに過ぎない」とか、ずーんと来ます。
すごく強いようでひどくもろいリスベットの一面に気付いたアニカがリスベットを見捨てないでくれてよかったよ。。

ミリアムに会いに行き、ニーダーマンと対決して最後の一線で理性により自分を抑え、そしてミカエルとの関係を修復できたリスベット。
リスベットなら、海外逃亡だって可能だったかもしれませんが、多くの人に助けられ、そのことを自覚し、信じられる友達を見つけられた彼女の今後の人生に幸あれと願わずにはいられません。

で、続きがあるのは知ってるのだが・・・読むべきなのか・・・。

2017/03/10

「彼も私も、もうかなりの薄氷を踏んでいて、滑り止めのついた靴どころか救命ボートが必要な状態だわ。」

「そうねえ…この個人的かつ友好的な招待を受けてくださるなら言うことはないですが、あなたに手錠をかけて連行してもいいですよ、もしそのほうがよければ ー それで、どちらを選びます？ 手錠付き？ それとも手錠なし？」

「あなたはリスベット・サランデルとも関係を持ったのよね」
「断っておくけど…ぼくはみんなが自由に閲覧できる日記帳とは違うんだよ。リスベットとぼくがどんなかかわりを持とうと、他人には関係のないことだ」

「めちゃくちゃに殴りつけてやるわ。あんたの母親が見ても息子とわからなくなるくらいにね。わかった？」

「これで話はついたわね？」
「悪いことをするつもりじゃなかったんだ ー ぼくはただ…」
「あんたはただ、彼女の生活を地獄に変えたかった。そして成功した。いま約束したこと、守れるわね？」

「レイプを受けたことを警察に知らせましたか？」
「いいえ」
「なぜですか？」
「わたしが何を言ったところで、警察が耳を傾けてくれたためしはないからです。警察に知らせるのはまったく無意味なことでした」
「暴行されたことについて、誰か知り合いや女友だちなどに相談しましたか？」
「いいえ」
「なぜです？」
「他人には関係のないことだからです」

「だか、リスベット・サランデルにとっては何も終わっていなかった。残りの人生の一日目が始まっただけだった。」

「私があなたの金をだまし取らないと、どうしてわかります？」
「そんなことしたら死ぬまで後悔させてやるから」