解錠師 の商品レビュー
ミステリーというよりは、青春小説なんじゃないかな。ミステリーを期待して読むと、ちょっと肩透かしをくらいます。でも一気に読ませる力はある。
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これは、なかなか読ませるなあ。 淡々と話が流れて行って、淡々と結末に向かって、淡々と人が死んでいく。 主人公はもちろん残ってたぶんハッピーエンド。 悪意と打算と無思慮と善意が交錯して、淡々とそうなっていく。 なるほど、賞をもらったのが納得できる。
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今月の9冊目。今年の70冊目。 去年発売して気になっていたが、やっと読み終わった。物語的には面白かったけど、主人公が一切しゃべらないと設定なのかどうかわからないが、盛り上がり部分に欠けたような気がする。わりかし、師匠との出会いとか別れもあっさりしてたし、謎のボスもうーんって感じ...
今月の9冊目。今年の70冊目。 去年発売して気になっていたが、やっと読み終わった。物語的には面白かったけど、主人公が一切しゃべらないと設定なのかどうかわからないが、盛り上がり部分に欠けたような気がする。わりかし、師匠との出会いとか別れもあっさりしてたし、謎のボスもうーんって感じで終わってしまった。そういう意味ではいまいち。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
途中まで青春小説か~としか思わなかったが、途中からモヤドキ…青春小説というより、恋愛小説だった……恋人を救うために孤独な少年が犯した罪…罪とは何なんだろうか、と思うが、最後はほんのり救われる結末で良かった。 そして個人的に、両親を失った少年を育てた叔父が精神的に色々大丈夫か気になる… そして、普通に謎を解き明かしていくタイプのミステリーばかり読んでいたので、主人公が自ら犯した罪を述べていくのは、いい意味で穏やかに流れていく感覚だった。
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あまりミステリーと感じられなかったけど、 鍵を開けていく様子やそれを教わっている所は面白く読めた。 彼の心に住み着いた大きな傷跡が周りに対して大きすぎる壁になってしまい、 間違った方向に進んでしまったのかもしれないけど、 それを開けてくれるのが彼女であって欲しいと思いました。 後...
あまりミステリーと感じられなかったけど、 鍵を開けていく様子やそれを教わっている所は面白く読めた。 彼の心に住み着いた大きな傷跡が周りに対して大きすぎる壁になってしまい、 間違った方向に進んでしまったのかもしれないけど、 それを開けてくれるのが彼女であって欲しいと思いました。 後、おじさんはものすごい良い人だよなあ。
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私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ ...
私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ つまらない もしくは趣味が合わない 2013.4.18読了 なんとなく、キングのスタンドバイミーを思い出した。 スタンドバイミーは、小説も映画も好きな作品なんだけど、この小説は、特に似ていると言うほどでもないんだが、ちょっとそれを思い出させる。 まず、文章が上手いので、小説の世界にスッと入って行くことができる。時期の違うシーンが並行して書かれているが、読みづらい事も無く、サスペンス感が強調されている。 とは言っても、この小説は解錠のテクニックを詳しく書いていて、金庫破りの臨場感にドキドキするものの、さほどサスペンス感は無く、皆さんが書かれているように、ミステリーと言うよりは青春小説のようです。 だから、きっとスタンドバイミーを思い出すんだろうな。 複雑なプロットがあるわけでは無いし、いろいろと都合がいい感はありますが、想定にアイデアのある、とても読後感の良い小説です。
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カズオイシグロ以来のひさびさの翻訳ものでした。過去と現在がどんどんスピードアップして近づいてゆくのがとてもスリリングで、一気に読めた。
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てっきりベテランの解錠師の犯罪物語かと思っていたので、全然違って驚いた。解錠していくように少しずつ物語が動き、過去と現在が合わさっていくところが面白った。
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ようやく読了。最近、他の本と並行して読んでいるので、なかなか読み進めることができなかったが、休みの日に一気に読んだ。 殺伐とした部分も含みながら、青春ミステリののさわやかさで読ませます。あちこちのランキングでベストワンになったのも納得です。
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2012 このミス 海外1位。 8歳の時に言葉を失ったマイク。 リート伯父さん、恋人アメリア、師匠ゴースト。いくつかのポケベル。 手に汗握ったー。 ラストに向かう場面では、あまりにも怖くて斜め読み。そしてまた気を取り直して、一字一句漏らさぬように読むくらい怖くて緊張させら...
2012 このミス 海外1位。 8歳の時に言葉を失ったマイク。 リート伯父さん、恋人アメリア、師匠ゴースト。いくつかのポケベル。 手に汗握ったー。 ラストに向かう場面では、あまりにも怖くて斜め読み。そしてまた気を取り直して、一字一句漏らさぬように読むくらい怖くて緊張させられる。 アメリアもいい。 文字での意思の疎通じゃないところも。 行った事がある地名の情景がありありと浮かび、さらにリアルさを増す。 でも、鍵の細かい描写にはあまり興味を持てず、謎解きと言うほどでもなく、嫌なヤツはとことん嫌な馬鹿で、気持ちいい本ではないという感想。 だけど、マイクの未来に幸あれと思うくらい実話のように感じている。
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