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限界集落株式会社 の商品レビュー

3.7

135件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

  2. 4つ

    59

  3. 3つ

    38

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2024/06/21

優が止村を復活させよう!とした決断した理由があっさり過ぎた気はしたが、それ以外は爽快だったりハラハラしたりで、とても面白かった。読後感はとても良い! ドラマ化されたら面白いなと思ったら、ドラマ化されていた!見てみたい。

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2024/03/09

こんな風に 上手く村が 生き返るような事が起きると良いですよね。 途中まで順調で でもきっと何かあると思ったら ちゃんと 大きな問題が発生。 でもそれが また新たなる展開になっていき。 全ての 限界集落がこのように なっていければ良いなーと 思いました。 田舎の風景は どこも美し...

こんな風に 上手く村が 生き返るような事が起きると良いですよね。 途中まで順調で でもきっと何かあると思ったら ちゃんと 大きな問題が発生。 でもそれが また新たなる展開になっていき。 全ての 限界集落がこのように なっていければ良いなーと 思いました。 田舎の風景は どこも美しいので 都会の人の好みになるのではなく そこの持つ良さが 多くの人の心を掴んで 人を惹き寄せると思います。 現実もこういうことが起こると良いなって 思いました。

Posted byブクログ

2023/11/05

小説というジャンルを読むのは数十年ぶりぐらいかもしれない。タイトルに惹かれ 手にとりあっという間に読了。主人公ほど華々しくはないが自分も数字 周りの管理畑で仕事をしている。いつかはここにあるようなビジネスを立ち上げてみたいと思っていたのでなおさら面白く読めた。最後に主人公とヒロイ...

小説というジャンルを読むのは数十年ぶりぐらいかもしれない。タイトルに惹かれ 手にとりあっという間に読了。主人公ほど華々しくはないが自分も数字 周りの管理畑で仕事をしている。いつかはここにあるようなビジネスを立ち上げてみたいと思っていたのでなおさら面白く読めた。最後に主人公とヒロインのハッピーエンドはいらなかったかなと思うのは私が年を取ったからなのかな。

Posted byブクログ

2023/06/25

都心で銀行に勤めていた主人公。起業を目指し、会社に辞表を出して、次のステップに踏み出す前に、昔祖父がいた中山間地域を訪れる。過疎ゆえに、郵便局も診察所もバスもなくなった村、先の見通しのない村では若者が去るのみで残った年寄りが農業で暮らしている。たまたま都会から就農研修で来ている若...

都心で銀行に勤めていた主人公。起業を目指し、会社に辞表を出して、次のステップに踏み出す前に、昔祖父がいた中山間地域を訪れる。過疎ゆえに、郵便局も診察所もバスもなくなった村、先の見通しのない村では若者が去るのみで残った年寄りが農業で暮らしている。たまたま都会から就農研修で来ている若者3人と出会い、いずれも農業には不向きで、軟弱なネットおたく、漫画家志望のデブ、過去に秘密を抱えていそうな元キャバ嬢。どうしようもなさそうな顔触れだが、主人公が村おこしに発奮するのに引きずられ、それぞれの得意分野が生きてくる。村おこしの計画には、村民にも葛藤や抵抗があり一枚岩ではないなか、主人公の熱意とリーダーシップで進められていく。アイデアが次々に成功し、徐々に成果がみえてきて成長軌道に乗ったかと思った矢先、とある事件がきっかけで元の木阿弥、存亡の危機に晒される。やはり無理かと絶望感に苛まれそうななか、この村はどうなっていくのか、結末まで気がせかされる。村民が生き生きと表現され、ロマンが並行する。ノンフィクションとして期待されるアイデアがあり、過疎地での現実化を願わずにはいられない。

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2023/03/05

もの凄く読みやすいし過疎のリアリティと地域おこしのエンタメのバランスがとてもいい。 登場人物たちのドラマや恋愛もちょうどいい。ただ尻切れトンボ感があるのが残念。

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2021/11/04

田舎に暮らすすべての人に、お薦めしたい1冊!限界集落だの過疎だの、終わりみたいに言うけど、こんな未来だってあるはず。あって欲しい。

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2020/05/05

昨今は消滅可能性都市というワードも出ているが、限界集落における過疎化・高齢化・雇用問題・第一次産業の厳しさを盛り込み、考えさせられる一冊。地方都市では、地域間競争が出来るだけ御の字というところも少なくない。そもそも競争出来ないところや競争に負けた地域をどうするのかアベノミクスでは...

昨今は消滅可能性都市というワードも出ているが、限界集落における過疎化・高齢化・雇用問題・第一次産業の厳しさを盛り込み、考えさせられる一冊。地方都市では、地域間競争が出来るだけ御の字というところも少なくない。そもそも競争出来ないところや競争に負けた地域をどうするのかアベノミクスでは置き去りな気がする。話が上手く進み過ぎる点、個人の色恋で有り得ない位窮地になる点、個人資産の売却で窮地を脱してしまう点には些か不満が残るが、現代日本の問題に一石を投じる一冊だと思う。

Posted byブクログ

2020/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結構好きなタイプ。 後半は急展開だったけど、それも含めて◎ 優と美穂や正登とあかねの関係も、みんなが奮闘している様子も、全部ひっくるめて面白かった。

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2018/11/19

限界集落とは、「過疎化・高齢化が進展していく中で、経済的・社会的な共同生活の維持が難しくなり、社会単位としての存続が危ぶまれている集落」のことだそうだ。父親の生まれ育った山間地の限界集落となった村にやってきた元銀行マンが、何とかしたいと思っている村の人たち、都会から逃げてきた若者...

限界集落とは、「過疎化・高齢化が進展していく中で、経済的・社会的な共同生活の維持が難しくなり、社会単位としての存続が危ぶまれている集落」のことだそうだ。父親の生まれ育った山間地の限界集落となった村にやってきた元銀行マンが、何とかしたいと思っている村の人たち、都会から逃げてきた若者たちと農業での村おこしに挑む。楽しく最後まで読めた。

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2017/04/28

導入部はちょっともたつく感じから、中盤は一気に話が進み、惹き込まれる。そこから、いくらフィクションにしても、ちょっとうまく行きすぎで、まさかこのまま終わるってことはないよな、と心配になりながら読み進めると、最後の方になって畳み掛けるように事件が続き...と、まあまあのストーリー。...

導入部はちょっともたつく感じから、中盤は一気に話が進み、惹き込まれる。そこから、いくらフィクションにしても、ちょっとうまく行きすぎで、まさかこのまま終わるってことはないよな、と心配になりながら読み進めると、最後の方になって畳み掛けるように事件が続き...と、まあまあのストーリー。 某局でドラマ化されるらしいが、最初からドラマの脚本として書かれたストーリーかな、ともちょっと思えた。 実際に過疎化が進む田舎での生活を経験した感覚からは、あくまで夢に描いたような展開と思わないでもないが、だからといってまったく非現実な物語とは思えない。同じ条件が揃わなければ、村おこしが出来ないとも思わないし、違う形で村おこしに成功した例はたくさんあると思う。 アベノミクスが続き、マネー経済が根本的に転換する社会にならない限り、富裕層と低所得者層の格差、都会と地方の格差は今後もますます明確になっていくと思う。また、東京などの大都会への過度の人口集中を回避する政策も行われていくだろう。それがどのくらい効率的で、成功につながるかは不明だが。 つまり、多少なりとも今後、田舎で農業をやろうと「考える」人の数は増えるだろう。そういう環境の中でタイムリーに書かれた本と言えるだろうし、また、ドラマ化はおそらくは、何らか国策とつながる恣意が働いている気もする。そこはどうでもいいことだけど。 今の過疎地農業の実態もなかなか正確に踏まえているし、営農に関する用語などもきちんとしていてよいと思う。 軽く読めて、あまり残らないけど、悪くはない。

Posted byブクログ