社畜のススメ の商品レビュー
色々共感できる内容だった。 社会人人生もまだまだ前半戦。天才型の人たちと比較して焦るのではなく、基礎をしっかり固めて行こうと思い直しました。
Posted by
p.22 多くのビジネス書や自己啓発本で示す「私はこのようにしてきた。だから、あなたもこのようにしなさい」という教えは天才型、もしくは超エリート用のものです。困ったことに、多くの会社が、こうした教えを是としてしまいました。 → ミラクルヒット、ラッキーパンチをお手本にするのはリ...
p.22 多くのビジネス書や自己啓発本で示す「私はこのようにしてきた。だから、あなたもこのようにしなさい」という教えは天才型、もしくは超エリート用のものです。困ったことに、多くの会社が、こうした教えを是としてしまいました。 → ミラクルヒット、ラッキーパンチをお手本にするのはリスクが大きすぎる。「こんな僕でもできたのだから、あなたにもきっとできる!」というセリフは中毒性が強いやね。自分の可能性に蓋するのも良くないが、誰をマネするかの見極めも大切に。
Posted by
・「社畜」になることは、決して悪いことではない。 「平凡なサラリーマン」である以上は、「社畜」となったほうが、最終的には良い結果をもたらす。 ・ただし、ダメな社畜にならないようにすること。 ・「分相応」が大事。 また、成長ステップを間違えないようにすること。「守」→「破」→「...
・「社畜」になることは、決して悪いことではない。 「平凡なサラリーマン」である以上は、「社畜」となったほうが、最終的には良い結果をもたらす。 ・ただし、ダメな社畜にならないようにすること。 ・「分相応」が大事。 また、成長ステップを間違えないようにすること。「守」→「破」→「離」 ・「新聞社説の書き写し」「落語のマスター」は、「相手の言うことを正確に聞き取る能力」を身につけるのによい。 前者は単に書き写すのではなく、一文ごとに音読して覚えて書か書き写すようにするという作業を繰り返し、全文を書き取ること。
Posted by
若い下積み時代には、変に個性など発揮しようとせず、上司・先輩に言われた仕事を素直に言われたとおりにやれ。その時の苦労が、実力となって、後で成長する糧になる、という内容。タイトルは刺激的だが中身はまとも。
Posted by
今日の社会では「社畜になりたい」と言う人を多くの方は少数派や理解できない人などマイナスなレッテルを貼る場合が多いように感じます。 そんな中本屋さんで見つけたこの本はタイトルのインパクトが強く衝動買いしました。 読み進めていくと、理にかなっている部分が多く社会の厳しさ、自分の甘...
今日の社会では「社畜になりたい」と言う人を多くの方は少数派や理解できない人などマイナスなレッテルを貼る場合が多いように感じます。 そんな中本屋さんで見つけたこの本はタイトルのインパクトが強く衝動買いしました。 読み進めていくと、理にかなっている部分が多く社会の厳しさ、自分の甘さに気付かされました。 私は本作に共感でき、大変気に入りましたが、 「筆者の藤本さんの考えに共感できない方もいるな」と思いました。
Posted by
就職活動中の方、入社年数が浅い若いサラリーマンはぜひ読んでほしい本だと思います。 タイトルのわりに、書いてあることはまっとうなことがほとんどです。 1.この本をひと言でまとめると 若いサラリーマンへ向けた、日本の会社での心得 2.お気に入りコンテンツとその理由を3から...
就職活動中の方、入社年数が浅い若いサラリーマンはぜひ読んでほしい本だと思います。 タイトルのわりに、書いてあることはまっとうなことがほとんどです。 1.この本をひと言でまとめると 若いサラリーマンへ向けた、日本の会社での心得 2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度 ・天才と秀才とでは成長のスピードこそ違いますが、手にする果実の大きさにおいて天才が勝るとは限りません。そして、秀才になるチャンスは全ての凡人にあるのです。(p40) →どんな人でもコツコツ努力が必要。努力でだれでも成功できるということ。 ・服従の真価はみずから進んで行うところにある。よい服従は表裏のない誇りを持った服従であり、それは自律にまで高めることができる。(p57) →自衛隊にこのような心得があることを知らなかった。ためになる心得と思いました。 ・教訓の大前提を見逃すな。(p101) →ビジネス書は著者プロフィールが重要ということがよくわかった。これまでも気を付けていたが今後さらに気を付けたい。 ・積極的に自分の身を社畜としておく謙虚さを持つ人には、必ずチームが力を貸してくれるものです。「自分にどれだけ能力があっても、人の助けに勝るものはない。」という謙虚さを得ることこそ、社畜時代を生きることの真骨頂といえます。(p182) →うまくやっていくためには社畜がよいということをもっともよく表している部分と感じました。 3.突っ込みどころ ・最近の外資系の企業でも同じことが言えるのだろうか? ・「残業代狙い」と思われたくないからただ働きするという考えは理解できなかった。 4.自分語り ・若い世代からは反感を買いそうな気がします。 ・「自分らしさ病」は「ゆとり教育」からうまれたような気もします。 ・これまでのビジネス書の選書の仕方を見直したい。 ・成功者はだれでも社畜時代があると思います。自分ももっと社畜になってよかったと思います。
Posted by
豊臣秀吉なんかは社畜から天下人になっているし、個性主義に批判的なところは同意できる。誰でも仕事を覚えるまでは社畜であろうし嫌ならさっさと独立しろという事になる。
Posted by
ベターワーク、ベターライフのための視点から社畜を通過儀礼として捉え直す作品。 メモ。1.歯車になることこそが確かな一をストックすることであり、結果的に自分らしさや個性の発揮に繋がっていく 2.サラリーマンの成長のステップ。(1)ひたすら知識カードを増やす(2)知識カードを組み合わ...
ベターワーク、ベターライフのための視点から社畜を通過儀礼として捉え直す作品。 メモ。1.歯車になることこそが確かな一をストックすることであり、結果的に自分らしさや個性の発揮に繋がっていく 2.サラリーマンの成長のステップ。(1)ひたすら知識カードを増やす(2)知識カードを組み合わせる練習を繰り返し検索エンジンを磨く (3)応用を実践し更に知識が増え検索エンジンの能力も向上する 3.残業を嫌がるのは自分を侮辱することだ。私達は時間で飼われているのではない。質的に良い仕事をするため、仕事にきっぱりとケジメをつけるために規定の時間をオーバーして残業になるのである。 4天下に信数三あり。一に曰く智も立つるあたわざる所あり。二に曰く、力も挙ぐるあたわざる所あり。三に曰くきょうも勝つあたわざる所あり。(どんな時も人の助けが必要である) 5.運縁恩を大切に。準備している人にのみ運はやってくる。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
現代社会でよく言われる「個性」や「自分らしさ」に警鐘を鳴らしているのが本書でしょう。 ある人にも「個性」や「自分らしさ」があるのはそうだが、会社にも会社の「個性」や「会社らしさ」があるのであり、会社に所属する以上はそれを順守する必要があると述べている。乱暴な言い方ではあるが、勝手にやりたければ自営業や起業をするべきであり、リスクなどを考えて入社したからには会社の言う事を聞くべきであると主張。 また、自己啓発本やビジネス本などでは「個性」や「自分らしさ」を強調しているが、そういった本を書いている人は所謂「天才型」であり、凡人が真似しても上手くいくはずがないのである。 世阿弥の守破離を会社においても実践するべきだと述べている。守の段階では、会社のやり方や知識を身に付け、会社人としての基礎を高める段階であり、破の段階では、知識を組み合わせたり、応用したりすることが大切であると述べている。近年では守の段階=下積み時代=社畜と捉えるサラリーマンが多く、自分らしさを追求したがる傾向にある。 感想としては納得のいくことが多かった。 会社は組織として動いてあるのであり、組織としての強みは組織力や団結力であり、みんなが一つの目的のために一丸となれる力にある。しかし、近年では個性が強くなってしまい、基礎ができない人が多いと言われている。 これは教育にもいえると考える。子どもの個性の前にみんなで協力したり、人の話を聞く力が大切なのである。天才と言っても一人で実現できる力は限られており、みんなでこなした方が断然早いのである。協調性や組織が上手くいっている段階において個性を発揮することでコミュニティとしても波に乗るのである。
Posted by
自称社畜のわたしからすると当たり前の内容を書かれているので、目新しい発見のあまりない本でした。この本の内容が必要になる 「新入社員」は恐らくこういった啓蒙的な本には興味を持たないので、本の内容が空回りしている印象を受けます。
Posted by