社畜のススメ の商品レビュー
社畜って過激すぎるw でも、内容はかなりまとも。 「自分のスキルをもっといかせるところに」と転職を繰り返さず、1人前になるためには、10年以上勤めよ。 会社のイベントに積極的に参加せよ…etc。 自分も入社直後は、「俺ならどこでもやっていけるだろ。ある程度たったら転職しよう」と無...
社畜って過激すぎるw でも、内容はかなりまとも。 「自分のスキルをもっといかせるところに」と転職を繰り返さず、1人前になるためには、10年以上勤めよ。 会社のイベントに積極的に参加せよ…etc。 自分も入社直後は、「俺ならどこでもやっていけるだろ。ある程度たったら転職しよう」と無駄な自信を持って就職したけど、今では自分の無力さを痛感w 普段文句ばっか言っていても、なんだかんだ会社のおかげで仕事ができていることがわかってきたので、この本の内容には納得できた。
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友達に勧められて読んだ本。 社会人になる前に読んでおいてよかったと思えた。 読み始めた最初はあまり信じれないような感情になることが多かったが、読み進むにつれて少しずつなるほどと思えることが多かった。 デザイン系ではなく、よりサラリーマンな職種ならば正に。といった内容だと思った。...
友達に勧められて読んだ本。 社会人になる前に読んでおいてよかったと思えた。 読み始めた最初はあまり信じれないような感情になることが多かったが、読み進むにつれて少しずつなるほどと思えることが多かった。 デザイン系ではなく、よりサラリーマンな職種ならば正に。といった内容だと思った。より意識や感覚など絶対的なものがないデザインの職種であっても組織に勤めるものならば参考になることが多かった。 勧められた友人とも議論したが、デザインにおいて若者に求められる感覚というのは絶対あると思うので、100%この本が言うとおりではないと思ったが、そうはいっても社会の流れ実務的なことなど何も知らないのは同然なので、この本でいう「守・破・離」の精神でいう”守”の時代はそこそこ長い間は必要だろうなと感じられた。この本では12年ということだったが、果たしてそこまで長くかかるのか?とは思った。 とても共感したこととしては、要は”何も知らないのにグチグチ言うな”ということだと思う。設計をしていてもよくあることだが、言葉ばっかりごちゃごちゃ言っていて、で、結局どうするの?ということがよくある。(自分も陥る)。 ぐちぐち言う前に、考える前に、思考したことは紙なり形なりにして自分の頭の中から出した上で検証するというデザインの発想法の根本なる考えと同じことなのではないかと思った。 つまり1人でやるわけでもないのだし、ましてや自分の思考実験から離れた社会の中で仕事するわけだから、頭の中で考えていること、指示されたことかまわず、発散してから検証しろという話だということ。 往々にして先輩の経験でいうことは実感しなければわからないことが多いのは実体験としてあるので、とりあえず従ってからそれが正解かどうかはあとで考えよ、と。 そういうことなのだと理解した。 他、具体的な参考文を箇条書きで。 ・発言できる場では発言せよ ・その周囲の反応で自分の今の思考の立ち位置がわかるであろう ・他人の悪口は言わない ・全て一歩はやく、タスクはすべて一日前には終わらせる ・それぞれの世代にそれぞれの良さがある ・社内人脈は意図的に広げる ・社内情報には敏感に ・ツイッタではなく読書をする ・同じツールで継続的な情報をゲットする⇒そうすると「流れ」がわかるようになる ・ネットニュースだけでなく、新聞、週刊誌、ニュース番組など幅広く得る ・余計な評判(噂)は気にしない ・とりあえず指示通り動く ・目先の勝ち負けにこだわらない⇒本当の勝負は”破”や”離”の時代になってから ・謙虚さは最大の武器 ・自分のどんな能力よりも人の助けには勝てない ・運と縁と恩を大切に ・社会には理屈ではかれない何かがある ・入ることになった会社にはなにかしらの”縁”があったことは否めない ・ないものねだりにならない ・準備をしている人にだけ”運”がくる ・何かについて”オタク”になることは大切 以上、自分の言葉にかえてるところも多々あります
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≪目次≫ まえがき 第1章 「自分らしさ」の罪 第2章 個性が「孤性」になる悲劇 第3章 会社の「歯車」になれ 第4章 ビジネス書は「まえがき」だけを読め 第5章 この「ウソ」がサラリーマンをダメにする 第6章 「クレバーな社畜」がベストの選択 終章 運、縁、恩 ...
≪目次≫ まえがき 第1章 「自分らしさ」の罪 第2章 個性が「孤性」になる悲劇 第3章 会社の「歯車」になれ 第4章 ビジネス書は「まえがき」だけを読め 第5章 この「ウソ」がサラリーマンをダメにする 第6章 「クレバーな社畜」がベストの選択 終章 運、縁、恩 あとがき ≪内容≫ 他者の批評を基に読んだけれども、ちょっと「う~ん」と言う感じ。それは、多分自分が「孤性」の人だからだと思う。ただ、この歳まで生きてくると、著者の言いたいことはわかる。「守・破・離」の考え方。最初の数年(著者は12年くらいと言う)は「社畜」として、何事も「一所懸命」やる。ただし、鵜呑みにしないで「なぜ」「何のため」を考えながら。その道理が見えてきたら、自分はどうするか考える。ポイントは何事も「一所懸命」やること。そして、社内に目標となる人物を見つけること。このあたりかな。
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レビューに少々の私情を挟むのをご容赦いただければ幸いです。 私はSEとして入社して比較的異動が早く、多かった。(自分の会社の中で比較すれば、の話ですが・・・) 業務知識や技術知識などリセットされ、 新しい環境では自分より後の年次の方に上から目線で接せられる日々・・・ もし自分が初めの部署に居続けたのであれば、こんな経験もあんな経験もできたであろうとありもしない「たられば」の念も過ぎりましたが、 著者の記述に「鍛錬を積む」ことの有り難味を、幸福を見出すことができました。 -------------(引用)----------------------------- 優秀なサラリーマンが、ジョブローテーションで職種がいろいろ変わっても常に一定レベル以上の能力を発揮できるのは、すべて職種のセンスがあるからではなく、どの職種に配属になっても、積極的に必要な知識カードを手に入れていくからです。 したがって、配属先の仕事に対する好き嫌いや、センスの有無で、刹那的に悲観することはほとんどありません、後天的な努力によって知識亮を豊富にすることで、人並み以上の仕事能力を身に着けることは可能であり、逆に、センスに溺れてしまい、木曽練習を怠れば、センスが役立たないことはよくあるからです。大切なことは、”与えられた”仕事の歯車になるための努力が、成長の源だと理解することです。 -------------(引用)----------------------------- なんとなく手に取った書ですが私にとってはよかったです。
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私のように、ネットをよく利用する人がこの本のタイトルのみを見たら「経営者を持ち上げるための本か、会社に従順になれ」という、ネガティブなイメージを持つかもしれない。 けれど、この本で語られていることは「自分らしさを求めるのは、基礎的な能力を身につけてからにしよう」という、真っ当なも...
私のように、ネットをよく利用する人がこの本のタイトルのみを見たら「経営者を持ち上げるための本か、会社に従順になれ」という、ネガティブなイメージを持つかもしれない。 けれど、この本で語られていることは「自分らしさを求めるのは、基礎的な能力を身につけてからにしよう」という、真っ当なものである。 成功者が書いたビジネス書に載っている事に魅せられるのではなく、その考えを持つに至った経緯にも目を向けるように忠告している事からも、この事が伺える。 ダニエル・カーネマンのピーク・エンドの法則の存在を知ることも出来て良かった。
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最初タイトルに嫌悪感を抱いたが、読んでみるとその通りと頷ける内容であった。入社前から自分らしさや個性なんかいらない。それがミスマッチと安易な離職になる。世阿弥の「守破離」の通り、最初はそれらを捨てて服従して歯車となり基礎から学んで続けることだ。続ければ見えてくる。早咲きの天才と我々凡人は違う。 ビジネスで強調されることの裏側やダメな社畜にならないためのアドバイスはためになる。何度でも読もう。
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「守」,「破」,「離」といったステップを12年かけて経験していくことで,ビジネスマンとして一人前に成長する事ができる. 著名な方々の成功経験だけを信じて,意識の高いビジネスマン()にならぬよう泥臭い努力の必要性を改めて認識した内容だった. 就活を始める前に一読しておくと良いと思う...
「守」,「破」,「離」といったステップを12年かけて経験していくことで,ビジネスマンとして一人前に成長する事ができる. 著名な方々の成功経験だけを信じて,意識の高いビジネスマン()にならぬよう泥臭い努力の必要性を改めて認識した内容だった. 就活を始める前に一読しておくと良いと思う.
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タイトルは刺激的だが、ごく真っ当な内容。ここに書いてあることに全く共感できない人というのは、地に足のついたキャリアを築けないんじゃないかなあ。
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自己中心的発想から脱却し、謙虚に社畜となれ。奴隷ではなく、自分の頭で考えるクレバーな社畜。 きちんと育ててもらえる、周りの人、そして会社への信頼あってこそ。
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面白かったですよ。 最近のビジネス本に対抗した書き方かもしれないし、タイトルも出版社側からの安易な提案があったかもしれませんが。 天才じゃないし、秀才でもない凡人の私には、よい本かもしれません。 まずは、若い頃は、愚直に仕事に取り組めと書いてあった。まあ、私は愚直に取り組む...
面白かったですよ。 最近のビジネス本に対抗した書き方かもしれないし、タイトルも出版社側からの安易な提案があったかもしれませんが。 天才じゃないし、秀才でもない凡人の私には、よい本かもしれません。 まずは、若い頃は、愚直に仕事に取り組めと書いてあった。まあ、私は愚直に取り組むことに気づくのが遅かったですね。 あと、ベターワーク・ベターライフって、言葉を初めて知りました。
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