ホテル・ピーベリー の商品レビュー
不思議な空間と海外の環境。密室のような感覚でゆっくりな時間の隙間に何か見え隠れするかのような表現! 引き込まれてたぁ€
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最長三ヶ月まで滞在可能、リピーターお断り、親切なおかみさんがいる小さなホテル。こんなコンセントのホテルなら実際にあってほしい。 ハワイには10以上の気候区分があるらしく、このホテルは常夏ではないし賑やかでもない。曇っていて静か、そんな雰囲気が作品全体を支配する。 「長すぎる夏休み...
最長三ヶ月まで滞在可能、リピーターお断り、親切なおかみさんがいる小さなホテル。こんなコンセントのホテルなら実際にあってほしい。 ハワイには10以上の気候区分があるらしく、このホテルは常夏ではないし賑やかでもない。曇っていて静か、そんな雰囲気が作品全体を支配する。 「長すぎる夏休みは人の心を蝕む」に納得。長期滞在者はたいてい訳ありにも納得。
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ぼく・木崎淳平は、小学校教諭を辞めて、傷心を癒す為、ハワイ島を訪れた。 日本人夫婦が経営する「ホテル・ピーベリー」は、民宿風の古びた佇まいで、客室は、数部屋しかなく、長期滞在者がほとんどで、一度利用した人は、二度と利用できない、リピーター不可のホテルであった。 時間がゆっくり...
ぼく・木崎淳平は、小学校教諭を辞めて、傷心を癒す為、ハワイ島を訪れた。 日本人夫婦が経営する「ホテル・ピーベリー」は、民宿風の古びた佇まいで、客室は、数部屋しかなく、長期滞在者がほとんどで、一度利用した人は、二度と利用できない、リピーター不可のホテルであった。 時間がゆっくり流れるような、島の生活に、徐々に馴染んで行くぼく。 しかし、ホテルのプールで、宿泊客が溺死。バイク事故死。と続けて不可解な事件が発生する。 一旦、日本に帰って、謎を解いた、木崎が、四月後に再びハワイ島を訪れるが、失業したままか。仕事はどうしたんだろうか。
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近藤史恵のホテル⋅ピーベリーを読みました。 主人公は教師で、教え子を好きになり発覚して、退職。ハワイ島に三カ月行くことにしました。 ホテル⋅ピーベリーは再訪禁止、最大滞在三カ月と変わった規則があるホテルです。 ホテルを切り盛りしている女主人と関係を持ってしまいます。 まあまあ面白...
近藤史恵のホテル⋅ピーベリーを読みました。 主人公は教師で、教え子を好きになり発覚して、退職。ハワイ島に三カ月行くことにしました。 ホテル⋅ピーベリーは再訪禁止、最大滞在三カ月と変わった規則があるホテルです。 ホテルを切り盛りしている女主人と関係を持ってしまいます。 まあまあ面白かったという感じですね。
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主人公には共感できないけど、ミステリー仕立ての展開が興味深い作品。 やんごとない不始末の所為で小学校の教師を辞めざるを得なかった木崎淳平は傷心を抱えて友人の杉下から勧められていたハワイ島の小さな小さなホテルに3ヵ月リミットで滞在することにした。 このホテルの不文律はリピート宿泊御...
主人公には共感できないけど、ミステリー仕立ての展開が興味深い作品。 やんごとない不始末の所為で小学校の教師を辞めざるを得なかった木崎淳平は傷心を抱えて友人の杉下から勧められていたハワイ島の小さな小さなホテルに3ヵ月リミットで滞在することにした。 このホテルの不文律はリピート宿泊御法度で、部屋数も6部屋しか無い。 寂しくて静かな環境と互いに没干渉のペース、そしてホテルの奥さんの気どらない親切なサービスが心地よい。しかし同宿者が続けて亡くなる事故?が起きるあたりから雲行きが怪しくなってくる。ここらから優柔不断で自己中で困ったクンの木崎が期せずして名探偵と化すくだりは面白い♪さらりと読めます。
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青春小説かと思ったらミステリーだった。近藤史恵さんが唯の青春小説を書くはずはない(苦笑) ただ、ミステリーとしては今一感がある。主人公のキャラが、面倒に巻き込まれたくない男性から一転して面倒に向かって行ってる(笑)しかも最後のあっさり感も今までのモヤモヤは何なの?と悲鳴をあげたか...
青春小説かと思ったらミステリーだった。近藤史恵さんが唯の青春小説を書くはずはない(苦笑) ただ、ミステリーとしては今一感がある。主人公のキャラが、面倒に巻き込まれたくない男性から一転して面倒に向かって行ってる(笑)しかも最後のあっさり感も今までのモヤモヤは何なの?と悲鳴をあげたかった。
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何年か前に読んで、また読みたいなぁと思いながらも今に至った本。ようやく読んだ。 教師を辞め、ただぼんやりと生活をしていた木崎は、友人の勧めでハワイ島にある日本人が経営しているホテルへ泊まることにした。そのホテルは1回しか泊まることができず、2回目はないという。先に泊まってい...
何年か前に読んで、また読みたいなぁと思いながらも今に至った本。ようやく読んだ。 教師を辞め、ただぼんやりと生活をしていた木崎は、友人の勧めでハワイ島にある日本人が経営しているホテルへ泊まることにした。そのホテルは1回しか泊まることができず、2回目はないという。先に泊まっていた宿泊客とも仲良くなり、のんびりと過ごしていたある日、ホテルの客の一人が事故で亡くなって… 主人公は問題を起こして教師を辞め、ハワイ島にやってきた。なんというか、オーナーの女性との関係が深まっていくとすごく嫌なやつになる。もうなんか無理。 あと一緒の日にチェックインした女の子の気持ちは分からんでもなかった。遠距離で結婚するなら間違いなく仕事を辞めるのは女性で、それを疑うこともない婚約者。そして、迎えに来たときのセリフ!あの子がキレるのも分かる。でもそれって彼女が強くなったからだよなぁとも。 最後のほうで急にサスペンス展開になるのすごい。前回読んだけど、やっぱり何年も前だから詳細忘れてるし。でも面白かったー! 2020.7.23 読了
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
3.9 途中まではかなり面白かった。 後半、軽くドロっとした感じが出てきて、重くなってきた、その割に最後はあっさりで、え?これで終わり??という感じが否めなかった。
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読む人を選びそうな作品です。ただ、私は夢中で読み終えてしまいました。吸い込まれる程物語に熱中したのは、きっと、主人公の環境が私と似ていたからです。 新しい環境で新しい感情を抱いたら、前向きになれそう。傷があっても。そんな思いを馳せるような作品でした。
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ハワイにあるホテル・ピーベリー。 リピーターお断り、一度しか止まれないホテル。 小学校教師を辞めてぼーっと暮らしていた主人公がそこを訪れる。 ホテルで居合わせた客たち、ホテルのオーナー夫妻。 主人公の心情やハワイの景色も興味深かったのですが、途中から急にミステリーになりました...
ハワイにあるホテル・ピーベリー。 リピーターお断り、一度しか止まれないホテル。 小学校教師を辞めてぼーっと暮らしていた主人公がそこを訪れる。 ホテルで居合わせた客たち、ホテルのオーナー夫妻。 主人公の心情やハワイの景色も興味深かったのですが、途中から急にミステリーになりました。
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