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ホテル・ピーベリー
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ホテル・ピーベリー

近藤史恵【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2011/11/17
JAN 9784575237481

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商品レビュー

3.3

109件のお客様レビュー

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2024/05/13

 ハワイ島のヒロという町にあるホテル・ピーベリー。この客室6つの小さなホテルは日本人のオーナー夫妻だけで切り盛りするため、リーズナブルな料金で長期滞在が可能だ。  ただしこのホテルには、リピーターは受け付けないという不思議なルールがある。  生涯で1度しか泊まれないホテル。 ...

 ハワイ島のヒロという町にあるホテル・ピーベリー。この客室6つの小さなホテルは日本人のオーナー夫妻だけで切り盛りするため、リーズナブルな料金で長期滞在が可能だ。  ただしこのホテルには、リピーターは受け付けないという不思議なルールがある。  生涯で1度しか泊まれないホテル。  この、観光地から離れた小さな町の小さなリゾートホテルで起こる不可解な出来事を描く、ヒューマンサスペンス。  なお物語は主人公の木崎淳平の視点で語られる。            ◇  飛行機からタラップに出たぼくは戸惑った。  だだっ広い滑走路とフェンスのほかは何もない。見えるのは遥か遠くまで続く建物1つない大地と重く垂れ込めた雲だけで、海も美しい景色も見えなかったからだ。およそ観光地とは思えない。  それでも、気を取り直してゲートをくぐり、荷物を受け取ってヒロ空港を出た。入国手続はホノルルで済ませているので、ここまで10分ほどだ。  ホテルからの迎えを待っていると、白いバンがスッと目の前で停まり、 40歳ぐらいの女性が窓から顔を出す。どうやらホテルスタッフのようだ。 「木崎くん?」 「あ、はい、そうです」  そう答えて後部座席に乗り込み出発を待っていると、若い女性が大きなスーツケースを転がしてやってきた。スタッフの女性が尋ねる。 「桑島さん?」 「ホテル・ピーベリーの方ですか? よかった」  そう言いながら乗り込もうとした彼女は先客のぼくを見てハッとする。マイナーな小さなホテルなので、客は自分だけだと思っていたらしい。金髪頭のぼくを見て警戒したのか、桑島と呼ばれた女性はぼくの横を避け前のシートに体を滑り込ませた。  運転席から、木崎淳平と桑島七生という2人の名を確認した女性は瀬尾和美と名乗り、何もないのがここのいいところだと言って車を発進させた。(第1章) 全7章。        * * * * *  最初からモヤモヤした空気が漂う展開でした。それは登場人物に何か得体のしれない部分があるように感じられるからです。  なんと言っても主人公の木崎淳平が気持ち悪い。  淳平が5ヶ月前に辞すことになった小学校教師の職。その理由が……。  サキがクラスで浮いてしまうぐらいの大人っぽさを持つ美少女であっても生徒は生徒。好きだと言われて舞い上がるのはともかく、将来の約束をするのは軽率に過ぎるし、修学旅行でサキのスナップを異常なほど撮りまくるのはなあ……。  この一件が露見し、淳平は退職を余儀なくされたばかりかサキにまで気味悪がられて距離を置かれてしまうのですが、同情する気になりませんでした。  また、和美と関係を持ってしまうのもいただけない。相手が人妻だからとかひと回り年上だからとかいう理由よりも、スレンダーな和美を見て欲情する淳平の意識下にサキがいるところがやはり怖い。  さらに淳平が謎解きをして見せる終盤。  警察に出頭すると言う和美に対し、淳平は好意的な言動をとるのですが、その裏に和美への執着のようなものを感じて、かなり気持ち悪かったです。  その他のモヤモヤについては、ホテルの謎ルールやホテルオーナー ( 和美の夫 ) が無愛想すぎる理由、そして宿泊客2人の不穏な発言と不審死など、すべて伏線なので納得できるものでしたが、個人的にはスッキリしないミステリーだったと思います。

Posted by ブクログ

2023/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 ハワイ島のホテル・ピーベリーを舞台にした殺人事件のミステリー。読みやすくて一息に読了。 近藤史恵「ホテル・ピーベリー」、2011.11発行。

Posted by ブクログ

2023/11/11

舞台がハワイだったからか? 人が死んでるのになんか軽くて薄いミステリーだった。 登場人物がみんな、自分とは違うタイプの人間だった。話の中にも出てくるけど、ハワイに長期で一人旅してるヤツは、なんかやらかしていたり、面倒くさいタイプの人間なんだろう。

Posted by ブクログ

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