夢違 の商品レビュー
久々に恩田陸さんの世界に入ったという感じがしました。 夢が可視化できる世界になると、今まで目に見えなかったものも可視化できるのかもしれないというところとか、生きているのかどうかわからない中心人物を追う人々と不意に起こる神隠し。 夢はどこからやってくるのか。外からかもしれないし、自...
久々に恩田陸さんの世界に入ったという感じがしました。 夢が可視化できる世界になると、今まで目に見えなかったものも可視化できるのかもしれないというところとか、生きているのかどうかわからない中心人物を追う人々と不意に起こる神隠し。 夢はどこからやってくるのか。外からかもしれないし、自分の中にあるのかもしれない。 そんな夢を可視化する機械、獏を使う人、解析する人など、実際には不可能だとわかっているけれど、どこかリアルに感じて読むのが止まりませんでした。 できればいい夢だけを見たいと誰もが思うのでしょうが、なかなか難しいですよね。
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≪県立図書館≫ 設定もおもしろかった。 そして、随所に気持悪さも感じた。 物語の中に不完全要素がたくさんあり、 かえってそれがリアリティーを感じさせた。 いろいろなことがリンクしまくるんだけれど そのリンクは、すこし弱い。 だから、もっと知りたくなってしまう。 そんな感触の残る本...
≪県立図書館≫ 設定もおもしろかった。 そして、随所に気持悪さも感じた。 物語の中に不完全要素がたくさんあり、 かえってそれがリアリティーを感じさせた。 いろいろなことがリンクしまくるんだけれど そのリンクは、すこし弱い。 だから、もっと知りたくなってしまう。 そんな感触の残る本だった。 最後は、ちょっと、バタバタバタ、っと詰め込みすぎて終わっちゃった感じがした。 もうちょい丁寧に読みたい気がしたなぁ。
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夢を映像化して見ることができる世界。 予知夢、都市伝説、神隠し...恩田ワールド全開です。 見えないものが見える世界では、何が起きるのか。数々、提示される謎。ぐいぐい引きつけられて読み進めるうちに、残りページも、どんどん少なくなっていき、まさか?また? 夢を可視化することによって...
夢を映像化して見ることができる世界。 予知夢、都市伝説、神隠し...恩田ワールド全開です。 見えないものが見える世界では、何が起きるのか。数々、提示される謎。ぐいぐい引きつけられて読み進めるうちに、残りページも、どんどん少なくなっていき、まさか?また? 夢を可視化することによって、人類が進化する。壮大なS Fにもなるテーマなのに、ただのラブストーリーみたいになってしまったのが残念。
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いかにも恩田陸らしい世界観が満載。 最後はどのように締めくくるのか興味深く読みすすめました。 「夢判断」という如何にもオカルトぽいものを研究、職業として、 真正面から書き込んで行く所が、斬新。 「夢」って誰でも恐れ、憧れ不可思議に感じるもので、個人のものであるが、その夢を人間共通...
いかにも恩田陸らしい世界観が満載。 最後はどのように締めくくるのか興味深く読みすすめました。 「夢判断」という如何にもオカルトぽいものを研究、職業として、 真正面から書き込んで行く所が、斬新。 「夢」って誰でも恐れ、憧れ不可思議に感じるもので、個人のものであるが、その夢を人間共通のものとして妥当性を探ろうと言う所が画期的。 面白かった!!!
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予知夢を見る女性が火災事故に巻き込まれ、周囲の人達には死亡したと思われ、遺体なき葬儀も済む。だが数年後に女性の姿を目撃される出来事が勃発。そして不可解な事件が起こり始めるが…夢を題材にした軽いオカルトが入った話だがつまらなかった。
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恩田氏の小説は、どうも現代もの以外馬が合わない。ファンタジーやらSFやらちょっぴりホラー、系の小説だと、どうしてもラストの辻褄合わせや設定丸投げ感が表れていてどうしても……。 夢札という概念の設定はとても魅力的ではあったのだが。
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人のみた夢を鮮明に映像化して機械で視聴できるようになった世界。予知夢を見る女性の行方とそれを追う夢診断者。 良くも悪くも恩田作品でした。 不気味な要素とか何か怖いことが起こっている、と感じさせる材料や不穏な雰囲気の提示は抜群にうまいんだけど、着地が…… 正直なところ、カラスも夢の日付も神隠しも霧もぜんぶ投げっぱなしなんですけど、まぁフィーリングだけで読めば楽しいかな、と。 この本自体が、夢の中のようなぼやぼやした話でした。
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ホント★★と★★★の合間をゆく★★って感じの話。 終わり方に全く納得できない。クライマックスに近づくにつれページ数の薄さに不安を覚えてたんだよ……勘弁してくれ……。 こういう曖昧なものは、バッドエンドよりも苦手かも。いや雰囲気はあるし感じられるけど、はっきり道を提示してほしいと思う。 推理パートも、どことなく強引さを感じた。岩清水の兄っておいおい。なんか妹一人だけじゃないよというほのめかしはあったけども。岩清水の兄は浩章にちょっと嫉妬を感じた面もあるのかな?面白そうな雰囲気の人っぽかった。 それよりラストだけれども、つまりどういうこと?奥さんいるのに、現実にはいない夢の中に死んだ人と仲良くなることを選んだの?そう思っていいの?どういうことなの……。 ただ単純に会ってみたかった、でいいのかな。結衣子が死んで、人が共同無意識から干渉される可能性が出てきた。その問題は放置されていて、これから解決策を考える(結衣子の安楽死だと思うけど……)流れになっている。それなら自分のところに現れてくれるのではないか、この場所ならきっと現れるはずだ、とそういうことか? うーんもっと考えるべきなんだろうけど、ピンてこない。 単純に好きじゃない話だった。結構分厚いのに一息で読んだから、さらに残念感が募る。 この本の表紙をよく見ると、人の顔が描かれていてちょっとビビる。ぎょっとする。生首だけで、胴体がないからである。 不思議な雰囲気の話は好きだけど、放り出された感が否めない。
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ドラマは視聴率はあんまりよくなかったみたいだけど、おもしろかったんだよ。本とはだいぶん筋がかわってるけどさ。
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あれ、奥さんは…と思ってしまったラストでした。相変わらず最初はすごい引き込まれてラストは消化不良感があります。
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