夢違 の商品レビュー

恩田陸【著】

2012/09/29

単に私がこの人は苦手・・・

オカルトです

ドラマ化って云うので読んだけど、原案ってなってる、あらすじ全然違うし、別物ですね
まあ、このままの内容でも、私はパスですが

2012/09/28

夢違、なかなかおもしろかった。夢の世界を題材にした物語で、夢で見たものを映像化し、見直すことができる。本来見ることができなかったものが目に見えるようになった世界。その中で繰り返し予知夢を見るが、その思わしくない未来を変えることができない板挟みに悩まされる古藤結衣子の苦しみが主題。そしてその苦しみが現実世界に様々な現象を引き起こしていく様は、異様でとても興味がわいた。「夢は外からやってくる」このフレーズが一番印象に残った。最初は怖い小説かなと思いながら読んでたけど、後半以降はそれほど抵抗もなく読めた。おもしろかったです。

2012/09/20

この本を原案にしたドラマが10月から日本テレビで放送されるそう。
「悪夢ちゃん」北川景子主演　古藤結衣子の幼少期が舞台。題名からして、夢違からはかけ離れたイメージだけれど、どんな物語なのかは少し気になる。

2012/09/19

恩田陸の典型本。始めはぐいぐいと人の心を放さず、最後の最後に「いつのまに道を間違えたんだよ……」とぐったり本を放り投げたくなる感じ。

やたがらすがひたすら怖かった。
ネクロポリスでも悪意の存在として出てきたけど、やっばり怖い。
私の中で下鴨神社はかなり怖い神社なのだけど、やたがらすの存在も影響してるのかも。常に見張られている感じ。
で、そのやたがらすは結局何者だったのかわからず。ヒロインの心象？
そして子供たちが消えたのは、ヒロインに引っ張られたから？
あの怖い賢そうな子は何者？

なんだか恩田陸は別の方向に進もうとしたと思うのです。景色を見に山を登っているうちに、展望台があったから、そこで済ましちゃうか的な妥協を感じる。

しかしやっばり紀行文はうまいなあ。
去年見た吉野の桜が目に浮かぶ。

2015/07/06

この分厚さが気にならないほどぐいぐいと読ませるんだけど…夢を可視化できるとか、かなり面白い設定なんだけど…何でしょう、このモヤっとした読後感は＾＾；　や、恩田作品ってそういうの多いですよね～、でも読んじゃうんですよね～（笑）　まぁ美しいラストっちゃそうなんだけど、神隠しの一件は何だったのとか、浩章って嫁サンいたよねぇ？とか、ホントいろいろとモヤモヤが残りますが、途中は面白いです。☆３．５

2012/09/18

常野風？と思えど違った
途中ぞわわっとしながら夜中に読むも、
段々と、んー…
割とキレイにまとまっているんだけど・・・他のが好き

2012/09/10

序盤は面白かったのですが
中だるみしてしまいました…
ラストはどうしても納得いかず、消化不良な感じです。

2012/09/06

夢ってほんと怖いね。

寝るのが、夜が怖いと思うのは無意識的に夢を見るのがおそろしいからなのかもしれないと思った。

恩田さんらしい作品だった。
異界とリアルがあやふやにならないように物事を見ていかないとだね…。

2012/09/05

見た夢をデジタル化して取り出した物を実際に見れる。
「夢札」で夢判断をする専門職の人。

途中までグイグイ引きつけられ、先が気になり読み進めたんだけど、最後が…
恩田陸の書く物語は基本大好きなんだけど、最後が閉じず終わってしまう。
私の読解力が足りないのか？
知りつつも恩田陸をよんでしまう。

2012/09/04

夢を映像として記録し、デジタル化した「夢札」。夢を解析する「夢判断」を職業とする浩章は、亡くなったはずの女の影に悩まされていた。予知夢を見る女、結衣子。俺は幽霊を視ているのだろうか？そんな折、浩章のもとに奇妙な依頼が舞い込む。各地の小学校で頻発する集団白昼夢。狂乱に陥った子供たちの「夢札」を視た浩章は、そこにある符合を見出す。悪夢を変えることはできるのか。夢の源を追い、奈良・吉野に向かった浩章を待っていたものは―。人は何処まで“視る”ことができるのか？物語の地平を変える、恩田陸の新境地。
（BOOKデータベースより）

＊＊＊

寝ている間に見る夢を映像として保管し、自分も他人も観ることができる。

…そんなの嫌だな～。
思考が読まれるのと同じくらいの“個人情報漏洩”じゃないですか？
自分の夢を客観的に見る分には、自己分析として良いと思うけれども。

主人公の奥さんはどういう意味で登場させたのか、ちょっとわかりませんでした。
ラストがこれだと、特に。

設定は良かったし話も面白かったけど、読む前から違う方に期待しすぎてしまっていたかなぁ。