夢違 の商品レビュー
夢を映像として記録し、デジタル化した「夢札」。夢を解析する「夢判断」を職業とする浩章は、亡くなったはずの女の影に悩まされていた。予知夢を見る女、結衣子。俺は幽霊を視ているのだろうか?そんな折、浩章のもとに奇妙な依頼が舞い込む。各地の小学校で頻発する集団白昼夢。狂乱に陥った子供たち...
夢を映像として記録し、デジタル化した「夢札」。夢を解析する「夢判断」を職業とする浩章は、亡くなったはずの女の影に悩まされていた。予知夢を見る女、結衣子。俺は幽霊を視ているのだろうか?そんな折、浩章のもとに奇妙な依頼が舞い込む。各地の小学校で頻発する集団白昼夢。狂乱に陥った子供たちの「夢札」を視た浩章は、そこにある符合を見出す。悪夢を変えることはできるのか。夢の源を追い、奈良・吉野に向かった浩章を待っていたものは―。人は何処まで“視る”ことができるのか?物語の地平を変える、恩田陸の新境地。
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仮想未来だから、SFになるのかな。 G県の小学校で、女の子と会うあたりまでは、ホラー風味が強い。 そこまでと、奈良へ行ってからは、ちょっと。。。なんていうか、階段1つ分くらいのずれた高さを歩いてる感じ。 ホラーだと思って身構えてたのに肩すかし、みたいな? もやもやと、漠然とした...
仮想未来だから、SFになるのかな。 G県の小学校で、女の子と会うあたりまでは、ホラー風味が強い。 そこまでと、奈良へ行ってからは、ちょっと。。。なんていうか、階段1つ分くらいのずれた高さを歩いてる感じ。 ホラーだと思って身構えてたのに肩すかし、みたいな? もやもやと、漠然とした、まさに霧のような、将来への不安。 人間が踏み込まなければ、その病気や現象はなかったのに、できてしまうものってある。(抗生物質の効かない菌、とか) 伏線の回収されなさ、とか、ラストの曖昧さとか、恩田さんらしい。 私は好きだけど、ダメな人は無理だろうなぁ。 夢はよく見るし、割合鮮明。 今はよくわからない日常を切り取ったワンシーンなんかは、将来本当になることが多くて、「あ、あれだ」と。 文中にあるように、夢は外からもやってくるし、内側の反映だとも思う。
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★2012年SIST読書マラソン推薦図書★ 所在:展示架 資料ID:11130390 本を読んで読書マラソンに参加しよう! 開催期間10/27~12/7 (記録カードの提出締切12/13)
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恩田陸さん久しぶりです( ´ ▽ ` )ノ 読み始めた時は今やってるドラマ「悪夢ちゃん」の原案小説だなんて知らなくて、ネットのニュースでみてびっくり‼夢かと思った。 夢ってみてる時は色々考えたりしてるんだけど、夢から覚めると全然覚えてないことがほとんどです。 可視化され夢札が...
恩田陸さん久しぶりです( ´ ▽ ` )ノ 読み始めた時は今やってるドラマ「悪夢ちゃん」の原案小説だなんて知らなくて、ネットのニュースでみてびっくり‼夢かと思った。 夢ってみてる時は色々考えたりしてるんだけど、夢から覚めると全然覚えてないことがほとんどです。 可視化され夢札が引けるようになった社会。自分の夢札を引いてみたいなってちょっと思いますが怖い気もします。 恩田陸さん独特の雰囲気がある話で、読んでてちょっとぞくぞくしつつページを捲りました。 最後は少しモヤモヤだけど、結衣子と浩章にとっては幸せなのかも…でも浩章の奥さんはー?と思ってしまう…。
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ザ・恩田ワールド。止まらなくなって3時間で読み切った。 「禁じられた楽園」によく似ててざわざわ怖い。伏線が回収されないので不満な人も多いみたいだけど、「ツインピークス」「マルホランドドライブ」と同じで、それこそが恩田作品の良さなんだけどなー。 色々想像して何度も読んであれこれ推測...
ザ・恩田ワールド。止まらなくなって3時間で読み切った。 「禁じられた楽園」によく似ててざわざわ怖い。伏線が回収されないので不満な人も多いみたいだけど、「ツインピークス」「マルホランドドライブ」と同じで、それこそが恩田作品の良さなんだけどなー。 色々想像して何度も読んであれこれ推測するのが醍醐味ですがな。 ああー久しぶりに読み応えのある本を読めて幸せでした。 願わくば恩田さんが外野のヤジを気にせず好きなものを書き続けられますように。
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舞台は仮想未来。夢を分析する科学者である主人公は、予知夢を見る少女に出逢う。彼女の見る予知夢は正確なだけあって社会の中で生活するのが酷く困難を伴っていた。その彼女が事故で亡くなってから数十年後、今度は彼女の幽霊を見るようになる。本当に彼女は死んだのか?疑問が湧き上がる中、小学校で...
舞台は仮想未来。夢を分析する科学者である主人公は、予知夢を見る少女に出逢う。彼女の見る予知夢は正確なだけあって社会の中で生活するのが酷く困難を伴っていた。その彼女が事故で亡くなってから数十年後、今度は彼女の幽霊を見るようになる。本当に彼女は死んだのか?疑問が湧き上がる中、小学校で生徒が奇妙な物を見て悪夢にうなされるという事件が起こる。どこか引っかかる刑事の岩清水と共に捜査を行うことになったのだが、状況は次々に変化を見せていく。 八咫烏はどうなったのだろう?白い犬に連れられて見たものは何だったのか?あの少女は結局何を示したのだろう?疑問ばかりが残ってしまった。岩清水さんの最後の謎解きは、ちょっと。恩田さん作品にしてまとまっている方なのだろうか…。新聞に連載された作品のせいか、思い切りの良さと引き込まれるテンポがいまいちだった気がした。
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夢を映像化できる技術が確立されているという設定はおもしろい。 その他の設定があまり今と違わないので違和感があった。
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常野物語やネクロポリス系統のダークで不思議な話。 夢を記録して分析する夢判断という職種があるという面白い設定。 特に前半の描写に引き込まれた。 最後は不思議なまま終わる感じ。
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すっごい怖かった。 ユングの集合的無意識を話の基盤にしているのだろうか。 おもしろかったけど、最後色々謎のままおわっちゃったなあ。
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冒頭から引き込まれた。 夢が可視化できるようになった世界で、予知夢を見ることで追い詰められた若い女性、結衣子。 その女性に惹かれ、夢判断を職業に選んだ主人公の男性。 事の起こりは、主人公が既に亡くなった結衣子を目にした事だった。 小学校で起こった奇怪な事件。 その生徒の夢を分析...
冒頭から引き込まれた。 夢が可視化できるようになった世界で、予知夢を見ることで追い詰められた若い女性、結衣子。 その女性に惹かれ、夢判断を職業に選んだ主人公の男性。 事の起こりは、主人公が既に亡くなった結衣子を目にした事だった。 小学校で起こった奇怪な事件。 その生徒の夢を分析する「夢判断」たち。その夢には結衣子が関わっているらしい。 結衣子は生きているのではないか? 何とも不思議な世界が描かれる。
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