「社会を変える」を仕事にする の商品レビュー
病児保育という社会問題を知ってから、解決するためのNPO法人フローレンスが軌道に乗るまでのサクセスストーリー。 役所や企業など外部からの問題もあれば、失恋という個人的な問題も出てきて、著者もモテないキャラに徹した軽いノリなので、自然と感情移入して読めて楽しい。笑って泣ける。 課題...
病児保育という社会問題を知ってから、解決するためのNPO法人フローレンスが軌道に乗るまでのサクセスストーリー。 役所や企業など外部からの問題もあれば、失恋という個人的な問題も出てきて、著者もモテないキャラに徹した軽いノリなので、自然と感情移入して読めて楽しい。笑って泣ける。 課題→解決がテンポ良く繰り返される気持ち良さ。本人も賢いし、仲間にも恵まれてるし、この形になるまで苦労も時間も多かったんだろうけど、これならできそうと思わせてくれる。
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NPOの事業を立ち上げる様子がわかるように書かれています。 NPO事業を立ち上げる大変さふが伝わってきました。 そのような苦難があっても自分はどうしたいのか軸となる価値観、考え方を忘れずに持ち続けることが一つの踏ん張りにつながるのだなと感じました。 自分もこのようなことができるよ...
NPOの事業を立ち上げる様子がわかるように書かれています。 NPO事業を立ち上げる大変さふが伝わってきました。 そのような苦難があっても自分はどうしたいのか軸となる価値観、考え方を忘れずに持ち続けることが一つの踏ん張りにつながるのだなと感じました。 自分もこのようなことができるようになりたいと思いました。
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【動機】NPOの設立のようすが知りたくて 筆者の歩んできた道のりがわかりやすく時系列に語られている。NPOの事務的な設立手順より、どういうひと・内容が<非営利>によりあうか、がみえてきます。「社会起業家」という言葉を最近知って、もっと知りたいと思った人に。
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素晴らしかった。 自分の中にある行動欲求が加速した感じ。 書籍の中にある、秋山さんという方のお言葉で、 言葉が認識を生んで、認識がアクションを生み、アクションが変化を起こす、という文章が凄くスッと自分の中に入り込んで、共感した。だから、まず、言葉や課題を知ってもらう、認識しても...
素晴らしかった。 自分の中にある行動欲求が加速した感じ。 書籍の中にある、秋山さんという方のお言葉で、 言葉が認識を生んで、認識がアクションを生み、アクションが変化を起こす、という文章が凄くスッと自分の中に入り込んで、共感した。だから、まず、言葉や課題を知ってもらう、認識してもらうのが大事。
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資本主義はもう限界だから、お金たくさん=幸せから、どれだけ自己実現できてるかとか、どれだけ社会に貢献できてるかという尺度で幸せを測らないといけないと思う。隣の部屋に住んでる人の苗字がわからないくらい、地域社会は分断されているから、NPOが、行政のいき渡らないところをカバーしないと...
資本主義はもう限界だから、お金たくさん=幸せから、どれだけ自己実現できてるかとか、どれだけ社会に貢献できてるかという尺度で幸せを測らないといけないと思う。隣の部屋に住んでる人の苗字がわからないくらい、地域社会は分断されているから、NPOが、行政のいき渡らないところをカバーしないといけない。寂しい気もするけど。 今年度中に、教育系のNPOにコンタクトを取る。そして、現役教員としてできることをやってみる。あと、人脈を広げる。得意じゃないけど。
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ITベンチャー経営者。それが著者の学生時代の肩書きだった。新興ITベンチャーが次々に株式公開をし、青年社長が数十億円の富を手に入れていた時代。しかし、著者の疑問はどんどん大きくなっていく。「自分は本当は何をしたかったんだろう」。そして、たどりついた結論は「日本の役に立ちたい!」だ...
ITベンチャー経営者。それが著者の学生時代の肩書きだった。新興ITベンチャーが次々に株式公開をし、青年社長が数十億円の富を手に入れていた時代。しかし、著者の疑問はどんどん大きくなっていく。「自分は本当は何をしたかったんだろう」。そして、たどりついた結論は「日本の役に立ちたい!」だった。NPOを立ち上げ「病児保育サービス」を始動。挫折を経験しながらも、事業を全国に拡大していった汗と涙と笑いの軌跡。
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社会起業家という言葉すら初めて知ったが、リアルな体験談とともにその意義を知ることができた。サクサク読める一冊。
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前提として、みんな住んでいる地域や母国のため、世界のために役に立ちたいと潜在的に思っている。 ただ、時間がなかったりきっかけがなかったりなどの阻害要因があり出来ていない。 その阻害要因を国という大きな立場で解決するのは難しく、NPO法人が人を巻き込みながら解決するというシステ...
前提として、みんな住んでいる地域や母国のため、世界のために役に立ちたいと潜在的に思っている。 ただ、時間がなかったりきっかけがなかったりなどの阻害要因があり出来ていない。 その阻害要因を国という大きな立場で解決するのは難しく、NPO法人が人を巻き込みながら解決するというシステムは良い。 国に模倣される際の目的と手段の葛藤や、行政マンのクオリティへの苛立ちなど、実務上でのエピソード満載でとても読みやすかった。
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尊敬する方に勧められて読んだ本。ソーシャルアントレプリナーに対する興味爆上がり。漠然と経営者を目指していた自分にとって必要不可欠な一冊だった。
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■感想: 面白い。 Nソーシャルベンチャーとしての事業確立、軌道に乗せたあとも、人材育成や市場創出に力を入れ、社会問題解決のため奮闘する話。 機能してない政治システム、自治体がカバーしきれない公共サービスをソーシャルビジネスが担っていかないといけない。 ■メモ: ・ソーシャルベンチャーの唯一の武器は、明確な社会性。 ・言葉が認識を生み、認識がアクションを生み、アクションが変化を生む。 ・若いうちに培うべきなのは、試行錯誤によって生み出される、自分はできるんだ、という「心の構え」なのである。 ・日本がかかっている「無関心のくせに依存する」病気。市民は自治体に依存し、自治体は国からの補助金に依存し、国はアメリカに依存する。 ・問題はつねに、それを生み出す構造がある。その構造に着手しなければ、真に社会問題を解決することはできない。(溺れる赤ん坊のメタファー) ・あなたが見たいと思う変革に、あなた自身がなりなさい。(マハトマ・ガンジー) ・沈みかけたタイタニックの船員として、日々船長に文句を言い、船長を変えれば自分たちは溺れないのだ、と膝まで水に浸かりながらせせら笑う喜劇の住人たちが、ひとりずつバケツを持って水をかき出し、船体に空いた穴を直しはじめたら。
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