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四十九日のレシピ の商品レビュー

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285件のお客様レビュー

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2011/11/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すごくいい!!「レシピ」は料理のレシピだけじゃなくて、家事から美容まで色々がつまった乙美さんの愛の結晶。夫と娘がモデルのかわいいイラストが描かれたカードを想像するだけでほっこり、ほろりとします。 百合子の旦那の浮気や親族の嫌な面もでてきて終始暖かいわけじゃないけれど、乙美さんの愛情や、井本・ハルミの素直さに救われて全然読むのが嫌にはならなかった。 こういう暖かい気持ちになる小説が一番好きです。

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2011/11/13

一回読み終わって、もう一回読むと、泣けてくる。電車内でボロ泣きさせられました。(友人の結婚式の帰りだったので尚更…) 特にハルちゃんの別れ際が泣けました。

Posted byブクログ

2011/11/09

大切な人を失くした時、心にぽっかり空く大きな穴。それを埋めることがどれ程大変か。物語では、先立った者の生き様や遺した思いが、それを埋める手助けをする。あくまでも手助けであるところがいい。遺されたものは自身の力で、心で、生きて行かなければならないのだから。文体も読み易く、心に響く一...

大切な人を失くした時、心にぽっかり空く大きな穴。それを埋めることがどれ程大変か。物語では、先立った者の生き様や遺した思いが、それを埋める手助けをする。あくまでも手助けであるところがいい。遺されたものは自身の力で、心で、生きて行かなければならないのだから。文体も読み易く、心に響く一作。

Posted byブクログ

2011/11/08

本屋でオススメされてたので期待して読んだ分 がっかり。 中盤までさらさらと読み進めていけたんですが 終わり方が納得できなかった。 個人的に あのオチとエピローグは蛇足すぎる気がした。

Posted byブクログ

2016/07/24

『ラジ&ピース』絲山秋子に続いて読んだせいで、ある意味対照的なこの2作をついつい比較してしまいます。 選び抜かれた文体と、起伏は少ないが精緻なストーリーで読ませる『ラジ&ピース』。それに対し、文学的な質の高さと言う面では比べ様も無いが、物語のドラマチックな面白さと言う面で圧倒的な...

『ラジ&ピース』絲山秋子に続いて読んだせいで、ある意味対照的なこの2作をついつい比較してしまいます。 選び抜かれた文体と、起伏は少ないが精緻なストーリーで読ませる『ラジ&ピース』。それに対し、文学的な質の高さと言う面では比べ様も無いが、物語のドラマチックな面白さと言う面で圧倒的な『四十九日のレシピ』 妻を亡くし一人で住む頑固おやじの元に戻ってきた離婚の危機の娘。そこに突然現れた亡き母の教え子のヤマンバメイクの女の子。ここまではありがちな構成ですが、女の子の助っ人の日系ブラジル人と頑固おやじの交流や、金棒引きのおばさんの思わぬ変身など、脇の固め方が良いですね。エピローグはちょっと安易過ぎますが。 テレビドラマ化されたようですが、読んでいる途中からドラマにしたら面白いだろうなと思った本でした。

Posted byブクログ