1,800円以上の注文で送料無料

あつあつを召し上がれ の商品レビュー

3.4

267件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    77

  3. 3つ

    121

  4. 2つ

    23

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/03/16

こーちゃんのおみそ汁が、心を打った作品でした。いとしのハートコロリット、過去に生きる幸せな人生、でも、それは本人にしかわからぬこと?

Posted byブクログ

2024/01/23

小川糸さんは食べ物の描写がとても丁寧で温かくて、そうした食べ物が出てくるお話は、どんな筋書きでも生きるエネルギーが行き渡っている気がします。 食べ物が出てくる短編小説を集めた本。 能登に松茸食べに行くお話もあるので、能登が大変な今、読むのも良いかと思います。落ち着いた頃に行きたく...

小川糸さんは食べ物の描写がとても丁寧で温かくて、そうした食べ物が出てくるお話は、どんな筋書きでも生きるエネルギーが行き渡っている気がします。 食べ物が出てくる短編小説を集めた本。 能登に松茸食べに行くお話もあるので、能登が大変な今、読むのも良いかと思います。落ち着いた頃に行きたくなるかもしれない。

Posted byブクログ

2023/12/25

【食】は大切な誰かといっしょに。 お味噌汁のお話が一番感動…!! 食を通じて、その人の考え方や人柄が伺える。 タイトルがあつあつだけど、 1話目のかき氷のお話は、心温まるお話でした

Posted byブクログ

2023/10/29

まだ、読んでいる途中だけど 涙が止まらない、 こんなに心動かされる物語を読んだのいつぶりだろう 自分と重ねて共感することも多いけど 人が想うことを、こんなにも的確で温かな言葉で表してくれる 読んでよかった、まだ途中だけど 残りも楽しみだぁ

Posted byブクログ

2023/10/16

表紙に惹かれて。 読むまで気付かなかったけど、前に一度読んだことがあるみたい。食にまつわる7つのお話は、それぞれの登場人物たちに関わりはありません。自分に一番刺さったのは「季節はずれのきりたんぽ」というお話です。亡くなった父の四十九日に、父の好物を一緒に食べる母と娘のお話で、二人...

表紙に惹かれて。 読むまで気付かなかったけど、前に一度読んだことがあるみたい。食にまつわる7つのお話は、それぞれの登場人物たちに関わりはありません。自分に一番刺さったのは「季節はずれのきりたんぽ」というお話です。亡くなった父の四十九日に、父の好物を一緒に食べる母と娘のお話で、二人がどれだけお父さんのことを愛していたかがよくわかって泣けてくるし、お父さんも二人を愛していたんだろうなって思うとまた泣けてくるのであります。悲しいのだけど、二人でお父さんの思い出話をしている場面はフッと笑えたりもしてね。私も父を亡くしておりますが、こんなふうに思い出話が出来たらよかったなぁ。

Posted byブクログ

2023/08/28

“食べる”ということは“繋がる”ということなのかも知れない。 美味しいものを食べると悩みやつらいことを忘れている経験はありませんか? この本で食べること=生きることだと改めて感じました。 食べ物は人を温かくしたり思い出を引き出したり、また新しい出会いの扉にもなります。 “食べる...

“食べる”ということは“繋がる”ということなのかも知れない。 美味しいものを食べると悩みやつらいことを忘れている経験はありませんか? この本で食べること=生きることだと改めて感じました。 食べ物は人を温かくしたり思い出を引き出したり、また新しい出会いの扉にもなります。 “食べる”という行為は、今を生きる私たちの基盤だと感じました。

Posted byブクログ

2023/07/11

「親父のぶたばら飯」「さよなら松茸」「こーちゃんのおみそ汁」の3話が好きでした。 ほっこり温かい気持ちになったり、ちょっぴり悲しくなったり...素敵な小説です。

Posted byブクログ

2023/05/30

家族との別れがテーマになってる短編集。 けど、寂しいよりも、心があったかくなる。 きりたんぽが食べたくなった。

Posted byブクログ

2023/05/28

人生の中の食事にフォーカスして綴られた短編集。 小川糸さんらしい、食の描写が鮮明に浮かんだ。 話によって好みは分かれるのかなぁという感じ。 個人的にはきりたんぽの話が1番じんわりと染みて切なくなった。

Posted byブクログ

2023/05/02

食と官能を結びつけるところがひたすら気持ち悪くて駄目だった。 特に「ポルクの晩餐」。 食べながら性的な話をするのが受け付けない。 また、この話だけならそういう登場人物を描いていると納得できたが、他の話でも食事中に初夜の思い出を心に巡らせていたりしているので、著者の考えは生きること...

食と官能を結びつけるところがひたすら気持ち悪くて駄目だった。 特に「ポルクの晩餐」。 食べながら性的な話をするのが受け付けない。 また、この話だけならそういう登場人物を描いていると納得できたが、他の話でも食事中に初夜の思い出を心に巡らせていたりしているので、著者の考えは生きることと食べること、性的なことは一体なので、それぞれが結びついても何ら恥ずべきことはないというものなのかもしれない。 でも、私にとって食は聖なるもので、同じ生の営みであっても性的なものとは切り離しておきたいとよくわかった。

Posted byブクログ