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あつあつを召し上がれ の商品レビュー

3.4

271件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    79

  3. 3つ

    123

  4. 2つ

    23

  5. 1つ

    0

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2023/07/11

「親父のぶたばら飯」「さよなら松茸」「こーちゃんのおみそ汁」の3話が好きでした。 ほっこり温かい気持ちになったり、ちょっぴり悲しくなったり...素敵な小説です。

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2023/05/30

家族との別れがテーマになってる短編集。 けど、寂しいよりも、心があったかくなる。 きりたんぽが食べたくなった。

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2023/05/28

人生の中の食事にフォーカスして綴られた短編集。 小川糸さんらしい、食の描写が鮮明に浮かんだ。 話によって好みは分かれるのかなぁという感じ。 個人的にはきりたんぽの話が1番じんわりと染みて切なくなった。

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2023/05/02

食と官能を結びつけるところがひたすら気持ち悪くて駄目だった。 特に「ポルクの晩餐」。 食べながら性的な話をするのが受け付けない。 また、この話だけならそういう登場人物を描いていると納得できたが、他の話でも食事中に初夜の思い出を心に巡らせていたりしているので、著者の考えは生きること...

食と官能を結びつけるところがひたすら気持ち悪くて駄目だった。 特に「ポルクの晩餐」。 食べながら性的な話をするのが受け付けない。 また、この話だけならそういう登場人物を描いていると納得できたが、他の話でも食事中に初夜の思い出を心に巡らせていたりしているので、著者の考えは生きることと食べること、性的なことは一体なので、それぞれが結びついても何ら恥ずべきことはないというものなのかもしれない。 でも、私にとって食は聖なるもので、同じ生の営みであっても性的なものとは切り離しておきたいとよくわかった。

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2023/03/28

切ない、、。家族を大切にすることが本当に大切なんだということを教えてもらった。もう少し温かく楽しいお話かと思ったら、温かくも切ないお話だった。

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2023/03/05

短編小説で読みやすかった。 生きる為に必要な「食」。 毎日当たり前のように家族と一緒に食卓を囲む。 当たりじゃなくて実はとても幸せな事なんだと改めて気づかせてくれる1冊。

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2023/01/12

(2023/1/12読了) 良くないわけじゃないんだけど…上手にまとまり過ぎていると言うか…キレイ過ぎるというか。これが小川糸さんの持ち味なのかもしれないけど、もっと泥臭さがあってもイイかなって思う。 バーバのかき氷…病室の認知症の祖母が食べたかったものは 親父のぶたばら飯…嫁...

(2023/1/12読了) 良くないわけじゃないんだけど…上手にまとまり過ぎていると言うか…キレイ過ぎるというか。これが小川糸さんの持ち味なのかもしれないけど、もっと泥臭さがあってもイイかなって思う。 バーバのかき氷…病室の認知症の祖母が食べたかったものは 親父のぶたばら飯…嫁さんを選ぶ時はこの店の味がわかる相手にしろ さよなら松茸…お別れ旅行 こーちゃんのおみそ汁…嫁ぐ日の亡き母にたたき込まれた味噌汁 いとしのハートコロリット…認知症の女性の古き良き思い出 ボルクの晩餐…死場所を求めて恋人とパリへ 季節はずれのきりたんぽ…死のへ淵で父が食べたいと言っていたきりたんぽ

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2024/05/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『親父のぶたばら飯』 が良かった♡ レンゲでスッと切れる ほど柔らかく煮込まれ、 肉の繊維の一本一本に 味が染みわたっている あつあつのぶたばら! うーーーん、美味しい 小説って幸せかも♪

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2023/01/02

短編がいくつか入ってるものなので、続きを読むまでにしばらく時間が空いてしまっても内容を把握しなおす必要がない。 全部、短くても登場人物の気持ちがしっかり伝わってきて、物語の世界に入り込むことができた。 若干謎解きというか、物語の前半は何について話しているかわからないけど後半で...

短編がいくつか入ってるものなので、続きを読むまでにしばらく時間が空いてしまっても内容を把握しなおす必要がない。 全部、短くても登場人物の気持ちがしっかり伝わってきて、物語の世界に入り込むことができた。 若干謎解きというか、物語の前半は何について話しているかわからないけど後半でだんだん話の全貌が見えてくるというストーリーが多くて、わくわくしながら読むことができた。

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2022/12/13

食べ物と人との繫がりや生き方を描いた短編が7作品詰まった短編集。 どの作品も暖かくて読みやすいので 夜寝る前に毎日一つずつ読んで眠ると心地よさそうだなと感じた。 個人的には、『さよなら松茸』と『季節はずれのきりたんぽ』が好みでした。

Posted byブクログ