あつあつを召し上がれ の商品レビュー
小川糸の小説には美味しそうなごはんがいっぱい出てくる。切ないごはん、希望のごはん。自分の人生と重なるお話もありました。人生ってほんといろいろだなぁ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編集、思い出の食べ物はいい思い出ばかりじゃない、懐かしさに悲しさや後悔、もうその時に戻れないもどかしさ。思い出の食べ物とそれを食べた今と過去の感情が上手く重なって、深い物語だった。
Posted by
食べ物は思い出をより関係深いものにさせてくれるなーと思いました。 読んでいて、食事の匂いがしてくるような。 あたたかく、ときにはドッキリするような厳しさもあり、短編で色々な人々の思い出を覗き見できる一冊です。
Posted by
こーちゃんのおみそ汁、親父のぶたばら飯は秀逸。いとしのハートコロリット、ポルクの晩餐は趣味に合わず。
Posted by
さらっと読める 食べ物にまつわる思い出話 人間の死と絡めてて切ないからハッピーエンドが良かったなー きりたんぽ、松茸、コロッケ、味噌汁などなど
Posted by
松茸の話は切なすぎます。 親父の豚ばら飯が温かく印象に残った。一緒に食事をして残さず食べる人をお嫁さんにするアドバイスハローワーク素晴らしい!
Posted by
温かい家族の絆なのでしょうが、なぜか心が締め付けられる辛い思いで読みました。 短編一つ一つがずっしり響きます。
Posted by
ほっと暖かくなるお話と、なんとも辛くなるお話との混在だなーと思った。 わたしが好きなのは、 バーバのかき氷 こーちゃんのおみそ汁 季節はずれのきりたんぽ の3編かな。 さよなら松茸は、主人公の立場に立つと、辛い。 寂しさの頂点な気がする。 いとしのハートコロリットは、読み始...
ほっと暖かくなるお話と、なんとも辛くなるお話との混在だなーと思った。 わたしが好きなのは、 バーバのかき氷 こーちゃんのおみそ汁 季節はずれのきりたんぽ の3編かな。 さよなら松茸は、主人公の立場に立つと、辛い。 寂しさの頂点な気がする。 いとしのハートコロリットは、読み始めてすぐにわかってしまった。 だから、最後の方に出てきた方の心情を考えると寂しく悲しい。 でも、主人公は、とっても幸せなんだろうと思うが、なんとも複雑だ。 ハートウォーミング的なものを想像して読んだので、ちょっと意図が外れてしまったが、微かに残る暖かさ。 読み終わった今は深夜。 朝起きたら、暖かい食事を作って、暖かいうちにみんなで食べたいなと思わずにいられない。
Posted by
こーちゃんのおみそ汁 毎日お味噌汁つくってるけどこんなに丁寧につくってない! 幼稚園児に負けた! ポルクの晩餐 シュールな話だけど印象に残る
Posted by
7つの短編集。印象深かったのは、「さよなら松茸」。自分が未練があるせいか、どうしても失恋の話に感情移入してしまう。最後だと思いながら美味しいものを食べるシーンも辛かったけれど、何より最後に宿泊のノートを見たシーンはなんとも言えない気持ちに。読んでいる私も胸がぎゅっとひゅっと掴まれ...
7つの短編集。印象深かったのは、「さよなら松茸」。自分が未練があるせいか、どうしても失恋の話に感情移入してしまう。最後だと思いながら美味しいものを食べるシーンも辛かったけれど、何より最後に宿泊のノートを見たシーンはなんとも言えない気持ちに。読んでいる私も胸がぎゅっとひゅっと掴まれた。
Posted by