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あつあつを召し上がれ の商品レビュー

3.4

267件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    77

  3. 3つ

    121

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2018/11/04

なんとなく、食にまつわるほのぼのとした短編集ことおもったが、そうではなく、死や老いがからんだストーリーもあり、淡々と読めるのに、ぐっとくる話もがあり、通勤時に気軽に読むものではなかった。

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2018/07/24

ツバキ文具店の余韻が強すぎて、期待度が高すぎた(汗) ご飯の描写はリアルで思わず食べたくなるものばかり。きりたんぽ鍋に間違って入れた健康にいいお茶ってどんな苦さなんだろう(笑)

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2018/07/12

ごはんをテーマにした家族や恋人との絆の物語が7つ詰まった短編集。 「こうちゃんのおみそ汁」が一番胸にグッときた。 ごはんって色んな想いが込められていて、思い出に直結する。 悲しい思い出も、温かくて懐かしい思い出も。 料理に関する思い出は、必ず誰にも1つはあると思う。 この短編...

ごはんをテーマにした家族や恋人との絆の物語が7つ詰まった短編集。 「こうちゃんのおみそ汁」が一番胸にグッときた。 ごはんって色んな想いが込められていて、思い出に直結する。 悲しい思い出も、温かくて懐かしい思い出も。 料理に関する思い出は、必ず誰にも1つはあると思う。 この短編集を読んで、自分の思い出に浸流のもいいのでは。

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2018/04/19

思い出の食べ物をめぐる短編集。 人生の中で、食べ物の存在って大きいですよね。 食べ物で思い出すことってけっこうあるかもなぁ。 家族との楽しかった思い出。 恋人との別れ。 お母さんが残してくれた味。 人生のいろんな場面で思い出の食べ物があって、 それらが短編だけど食べ物中心に丁寧...

思い出の食べ物をめぐる短編集。 人生の中で、食べ物の存在って大きいですよね。 食べ物で思い出すことってけっこうあるかもなぁ。 家族との楽しかった思い出。 恋人との別れ。 お母さんが残してくれた味。 人生のいろんな場面で思い出の食べ物があって、 それらが短編だけど食べ物中心に丁寧に描かれていました。 病院で過ごす痴呆症のおばあちゃんに、 思い出のカキ氷を届ける「バーバのかき氷」と 自分が死ぬ前に娘におみそ汁の作り方を教える 「こーちゃんのおみそ汁」が印象に残りました。 食べることも作ることも、 大事にしたいなぁ~と改めて思いました。

Posted byブクログ

2018/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

家族愛だとか、父と娘の話に弱い。 ついついうるっときちゃう場面が何度もあった。 特別大きな事件じゃないけど、その登場人物にとってはターニングポイントになりうる出来事を優しく切り取って遠くから見守っているかんじ。 食べ物の描写が鮮やかで、目の前にあるように感じられた。

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2018/03/05

飲んで帰ってきた夜、何かすぐ眠れないな、明日休みだからと少し本でも読もうかと本棚を見る。小川さんはそれほどピンとこないんだよなと思いながら、妻が進めてくれたので、ビールを一本取り出して読み始める。読みやすく一気読み。 少しほろ苦い人生でも温かい料理は世界をほんわかさせてくれると感...

飲んで帰ってきた夜、何かすぐ眠れないな、明日休みだからと少し本でも読もうかと本棚を見る。小川さんはそれほどピンとこないんだよなと思いながら、妻が進めてくれたので、ビールを一本取り出して読み始める。読みやすく一気読み。 少しほろ苦い人生でも温かい料理は世界をほんわかさせてくれると感じる作品の短編集。面白く読めたが、やはり女性向けだなぁと感じる。

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2018/02/19

『食堂かたつむり』『『ツバキ文具店』『つるかめ助産院』 『『リボン』『』『たそがれビール』などなど。。。 2011年10月発刊のこの本は、 「旅」という雑誌に連載された短編集です。 どれも、食に関しての人の結びつきや心の揺れを 表現しています。 愛人を作り家を出た父から残された...

『食堂かたつむり』『『ツバキ文具店』『つるかめ助産院』 『『リボン』『』『たそがれビール』などなど。。。 2011年10月発刊のこの本は、 「旅」という雑誌に連載された短編集です。 どれも、食に関しての人の結びつきや心の揺れを 表現しています。 愛人を作り家を出た父から残された母娘。 祖母の認知症の進行で、母は面倒を見ることで 生きる支えを作ろうと、こころの傷を隠す。 反応の薄い祖母、母娘が昔一緒に食べたかき氷から 心が動き始める〜。 なくなった食い道楽の父親の遺言で、、と 同じものを美味しく感じる娘を嫁に、、、と 恋人を交通事故で失い、なにやかやと世話を焼いてくれた 同僚が連れて行った、少し小汚い中華屋。 そこで出てきた食べ物は、、、。 恋人同士で初めて旅した旅館。 次は松茸シーズンにぜひ、、と。 すれ違いが増え、別れ話の出た二人が再び。。。 20代でガンでなくなった母が、スパルタに幼稚園の娘に 伝えたのは、味噌汁の作り方。 煮干しの下ごしらえ、鍋でのから炒り、水を張って一晩。 野菜を入れて、味噌を投入のタイミング! どれもこれも、「僕に毎朝味噌汁を作って」と 父が申し込んだ求婚のメッセージだった。 そして、嫁ぐ日の朝に最後の味噌汁を。。。 などなど、7作。どれもこれも暖かいショートショート。

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2018/02/01

初めて読む作家さん。 ご飯にまつわる短編集。温かかったり、悲しかったりいろいろ。飯テロもあるけど、良い話読みたいなって時に。

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2018/01/07

小川さんらしい話も、ちょっと毛色の違う話もある短編集。 色んな料理が出てくるけど、何故か私はどれも 「わあ食べたい!」にはならず。 状況が特殊なせいか? ただ、面白くなかったというわけでは全くない。それぞれちゃんと面白くて、泣けたりもしました。 切なくなったりもしました。

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2018/01/03

久しぶりの小川さんでしたが、少し話が暗めなのと、思ったほど、食べ物感がなかったので、私には、少し寂しかったです。 どうしょうもない哀しさがじわりと来る作品なので、それはそれで味があるのでよいのです。私は、単に、もう少し楽しく、丁寧に食事を作ったり食べたりする描写がある話が好きなだ...

久しぶりの小川さんでしたが、少し話が暗めなのと、思ったほど、食べ物感がなかったので、私には、少し寂しかったです。 どうしょうもない哀しさがじわりと来る作品なので、それはそれで味があるのでよいのです。私は、単に、もう少し楽しく、丁寧に食事を作ったり食べたりする描写がある話が好きなだけなので。

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