アシンメトリー の商品レビュー
読み終わって元気になれる本が好きです♪ その意味では、まさにぴったり。 特に結婚前の恋愛中の女性に読んで欲しいな。 途中で何度も「これってドラマになったっけ?」と思ったり。映画でも良いけど。 とにかく、終わり良ければ全て良し的なラストが心地好かった、辛口恋愛小説。
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タニハピが面白かったので、こちらも読んでみました。 話が思ったより結構濃かったです。 自分もアラサーなので、結婚に焦る気持ちも良くわかりました。 最初は紗雪派で朋美がイライラするキャラでしたが、話が進むにつれて朋美がすごいなぁと。 あと最後が良い結末だったのがよかったです。 この...
タニハピが面白かったので、こちらも読んでみました。 話が思ったより結構濃かったです。 自分もアラサーなので、結婚に焦る気持ちも良くわかりました。 最初は紗雪派で朋美がイライラするキャラでしたが、話が進むにつれて朋美がすごいなぁと。 あと最後が良い結末だったのがよかったです。 この方の作品を読破したくなりました!
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飛鳥井さんの描く、普通な感じの小説にハマってしまっています。どこにでもいて、どこからでも産まれるような。この作品はタイニータイニーハッピーよりも事件性のあるお話でした。 結婚に強い憧れを抱く女、朋美。 結婚に理想を追求する男、貴人。 結婚に縛られたくない女、紗雪。 結婚という形を...
飛鳥井さんの描く、普通な感じの小説にハマってしまっています。どこにでもいて、どこからでも産まれるような。この作品はタイニータイニーハッピーよりも事件性のあるお話でした。 結婚に強い憧れを抱く女、朋美。 結婚に理想を追求する男、貴人。 結婚に縛られたくない女、紗雪。 結婚という形を選んだ男、治樹。 キーワードはアラサー男女の結婚です、タイムリーです。 そこにマイノリティが加わり、いろいろなことがややこしく交差していく様は面白い。四人の主人公たちの細かな嫌なところをとても自然に描いている。例えば朋美が褒めて欲しくて自分を卑下する口調だとか。いるいる、どこにでもいる。それと自分もこうだなーと見つめ直せる小説。普通、をここまで読ませる筆力がすごい。面白かった。
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同じアラサーとして気になる内容だったので購入。結局人は他人同士であって、わかり合うことは簡単じゃない。だから人は他人と関わることで成長するんだろう。朋美の変化にちょっと戸惑ったが、みんな一歩進めてよかった。結婚はゴールじゃない、通過地点ですね。
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男女四人の「普通」じゃない恋模様。 この登場人物に苛々させる感じがうまいと思う。 すごく苛々するんだけど、それって日常にあることのような気もする。 普通って何。 本当に好きって何。 女子二人にはもっとガチバトルしてほしかったな! さて、わたしも深いオレンジ色のドレスを探し...
男女四人の「普通」じゃない恋模様。 この登場人物に苛々させる感じがうまいと思う。 すごく苛々するんだけど、それって日常にあることのような気もする。 普通って何。 本当に好きって何。 女子二人にはもっとガチバトルしてほしかったな! さて、わたしも深いオレンジ色のドレスを探しに行こうかな。
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自分らしく在りたいのに「普通」に縛られてしまう現代の人たちの気持ちをリアルに書かれていました。違うものを阻害するのではなく、受け入れて、逆に、わたしは普通に収まっている今から脱したいです。
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一人、よくわからないキャラが居たけど、たまに心情の変化についてけないときあったけど、やっぱこの作者はすき。
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飛鳥井千砂さんの本はこれで4冊目です。 タイハピは読み終わった後すごーく幸せになりました。 このアシンメトリーの表紙はそのタイハピの表紙を書いた人と同じ人だったので、なんとなく結婚をめぐるちょっとどろどろの話だけど、最後はすごーく幸せに終わるのかなって思ってました。 そしたら幸せ...
飛鳥井千砂さんの本はこれで4冊目です。 タイハピは読み終わった後すごーく幸せになりました。 このアシンメトリーの表紙はそのタイハピの表紙を書いた人と同じ人だったので、なんとなく結婚をめぐるちょっとどろどろの話だけど、最後はすごーく幸せに終わるのかなって思ってました。 そしたら幸せになるってよりはいろいろ考えさせられる話でした。 4人の男女の持つそれぞれの結婚観。 私の結婚観はしいて言うなら朋美に近いかもしれません。 やっぱりそれなりに結婚に憧れは持ってます。朋美ほどではないですけど。 それぞれの結婚観。それぞれの主張。それぞれの恋愛。それぞれの本当の気持ち。 この本の解説にあったんですけど、本当に「普通」ってなんだろうって考えさせられました。 平均じゃない=正常じゃないとはならないですよね。 ちょっとどろどろしててなんか嫌だなって思ったところもあったけど、終わり方は結構好きです。 最後の方の朋美には好感が持てました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
幼なじみの治樹、貴人、紗雪、そしてその友達の朋美。 4人の男女間で繰り広げられる恋愛・結婚は、「恋愛小説」という枠にははまらない。 一般的にはちょっと特殊な恋愛模様なんだろうけど、私個人的にはあまり他人事ではなかったから。。? 朋美は自分に自信がない事務職員。 紗雪は独自の考えを持つ個性的な女の子で、夢のために資格をとり、インテリアのお店で働く。 治樹はオシャレな飲食店の店長だが、女性を愛せない同性愛者。 貴人は、パワースポットやオーラなどに信仰があり、ときに自分自身を制御できない。
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読ませる。あるモチーフや小道具を使うのが上手い作家さんですね。視点を切り替えることで登場人物の背景を丁寧に描いたり、色々工夫が伝わってくるのが不快でない。 中盤までの朋美のナイーヴさはちょっとひどい(笑)。
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