アシンメトリー の商品レビュー

飛鳥井千砂【著】

2012/06/15

恋愛や結婚を通じて４人の男女のとても人間的な感情を描いている。世の中には色々な考え方があって、その分だけ幸せも色々あるんだなぁと思う。
2012/6/15

2012/06/13

読んでる時は気持ちが結構ぐちゃぐちゃしてたけど、読み終わってみると、納まるところに納まったって感じでした。
同性愛者とか、世の中からはじかれそうな題材も含まれいてドキッとしました。恋愛感情って取り扱いが難しいなと改めて思いました。特に女の子の感情は難しいなと。

2012/05/29

リアルで、こわい。
話の設定がというより、
女の感情がリアル。
腹のさぐりあいとか嫉妬。

最初の頃の朋美はなんとなく今の自分に重ねてしまった。

2012/05/26

文中アシンメトリーって言葉が出てくる度に違和感を感じたけど。
常識はそれぞれ違う。それをどのように感じるか。

2012/05/23

4人の、違う考え方を持った男女の話。結婚に対するところというよりは、本音とか、向き合い方とか、そういうのを思った。
わからないからわかりたくて、触れられないから愛おしい。
時に、卑屈にならないことが難しいこともあるし、正直さが美徳とは限らない時もある。
それでも、向き合って、抱きしめて、生きていくこと。
大切なものは、本当はきっと、そんなに多くないんだ。

2012/05/21

タイトル「アシンメトリー」からくるアンバランスさや、
不安定さが各所にちりばめられているなぁと感心してしまいました。
一筋縄ではいかない人間らしさが良かったと思います。
この作品の雰囲気、複雑で好きです。

「普通」の概念って、「世間様」の概念と同じだと思うのだけど、
よく、厄介なものだよなと思う。

30歳が近くなるから結婚しなきゃ普通じゃない。

結婚したんだから、子供を作らなきゃ普通じゃない。

誰が強いているわけでもないのに、縛られる。
普段からそんな縛りだらけでもう、
チャーシューみたいにぐるんぐるんになってますよｗ

2012/05/19

いろいろな恋愛の形、みんな一生懸命誰かを好きになるって素敵。

自分が褒められるように話を持っていく女の子に嫌悪感をいだく男の子。すごいな・・・

2012/05/17

なぜいきなり朋美がここまで強くなったのかはおいておいて・・・
私は朋美の気持ちがなんとなく、わかる。

私は結婚は友人の中でも早くしたほうだけど、
こどもはなかなかできない。
こどもができた人をうらやんで気持ちばかりが急いで
結局から周りばかりしてしまう。

強くのが唐突だな
と思ったけども、こうなりたいな、という気持ちも湧いてきた。

2012/05/14

飛鳥井作品、二冊目☆これは『タイニー・タイニー・ハッピー』と違って読んでて心が痛くなる…。誰にでもある醜い部分の描写がすばらしい！

2012/05/12

「タイニータイニーハッピー」で飛鳥井さんを気に入り、読みました。
人それぞれの結婚感は、あるんだろうけれども、女同士は怖いが正直な感想です。