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日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 の商品レビュー

3.9

105件のお客様レビュー

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2011/12/03

ニュースなどで実際に話題になっている経済問題を分かりやすく解説しています。まえがきにもあるように、専門用語をあまり使わず直観的な説明を心がけて書かれているので知識のない自分にはとても読みやすい本でした。日本が抱える雇用の問題や税と社会保障の一体改革などについて筆者は諸外国や過去の...

ニュースなどで実際に話題になっている経済問題を分かりやすく解説しています。まえがきにもあるように、専門用語をあまり使わず直観的な説明を心がけて書かれているので知識のない自分にはとても読みやすい本でした。日本が抱える雇用の問題や税と社会保障の一体改革などについて筆者は諸外国や過去の事例などと比較しながら意見を述べているのでとても説得力がありました。ただ、中には主張が行き過ぎていると感じるところもあったため、ここで述べていることは一つの意見として消化し、自分の考えを構築していくことが大切だと思います。個人的には解雇規制の緩和についての話が一番興味深かったです。

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2011/12/03

経済学の基礎を学びたくて読んだ本。時事問題を通して、非常にわかりやすく書かれていて、理解しやすい。繰り返し読みたい。

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2011/11/27

マクロ経済と金融市場の基本的な知識についてさらっと学べる。数さんのズバッとした物言いは読んでても面白い。

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2011/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ブログやアゴラの文章を読んでいた人間としてはいつもの文章だなというのが第一印象。ただそもそも経済学に関する土台がまるでない人間なので目からウロコな話もちらほら。逆に分からないところもちらほらあったけれど。あと何回か再読したいところ。返却期限が…… 考え方に関してはほんといちいちごもっともでどうしてこの通り社会が動かないのかなというところ。利権や感情ってほんと社会を動かす上で障害にしかならないよね。

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2011/11/27

著者の偽悪者的なたち位置が素敵です。提案に関しては似たようなものがいくつかあるので、具体的にどのようにしたら実現に近づくかという視点での次の著書を期待します。

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2011/11/26

ここで書かれているような内容をスラスラ言えるような人に私はなりたい。自由主義の立場から、既得権益や社会主義的なものを批判しているので、そういった主張と合わせて読むとより理解が深まるのではないかと思った。

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2012/01/28

今起こっていることを、経済学の理論を使って分かりやすく説明。 なんとなく分かったつもりのことを、 言葉にしてはっきりと解説。 金融を、経済を、理解するのに、人に分かりやすく伝えるのに必要な知識、 考え方をさらっと学ぶのに最適な一冊、のはず。 なぜ市場経済がいいのか等、なんとか...

今起こっていることを、経済学の理論を使って分かりやすく説明。 なんとなく分かったつもりのことを、 言葉にしてはっきりと解説。 金融を、経済を、理解するのに、人に分かりやすく伝えるのに必要な知識、 考え方をさらっと学ぶのに最適な一冊、のはず。 なぜ市場経済がいいのか等、なんとかくの理解が 明確に言葉になって理解できるのは気持ちがいい。 もっかい読んで使える知識にしなければ。

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2011/11/20

「金融日記」で大変有名な藤沢数希氏による新作。 現代日本の政治経済諸問題を、新自由主義的な立場から分析し、提言していく本著は、今まさに読むべき一冊。 経済誌や学術論文に日常的に触れている人にとっては、自明であることも多いかと思いますが、日本のことを考える人たちの間口を広げる視...

「金融日記」で大変有名な藤沢数希氏による新作。 現代日本の政治経済諸問題を、新自由主義的な立場から分析し、提言していく本著は、今まさに読むべき一冊。 経済誌や学術論文に日常的に触れている人にとっては、自明であることも多いかと思いますが、日本のことを考える人たちの間口を広げる視座で書かれているので、頭の整理に非常に向いています。 池上彰氏のニュース解説も良いですが、自身の立場を明示した提言まで踏み込んでいる、こういう本の方が、僕は好きです。

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2011/11/15

簡単な経済学の知識を現代社会の諸々の現象にあてはめてみるとどうなるか。 今までの経済学の教科書だと、知識は必要十分なレベルに達するのだが、それを現実の社会に適用する方法の記述は十分であったとはいえなかった(クルーグマンは比較的わかりやくすはあるが)。 その点、本書は、まず簡単...

簡単な経済学の知識を現代社会の諸々の現象にあてはめてみるとどうなるか。 今までの経済学の教科書だと、知識は必要十分なレベルに達するのだが、それを現実の社会に適用する方法の記述は十分であったとはいえなかった(クルーグマンは比較的わかりやくすはあるが)。 その点、本書は、まず簡単な経済学の知識を説明した後に、それを用いてつい最近の経済のトピックにコメントを付す、という構成をとっているので、 「どうやって経済学を使うか」が非常にわかりやすい。 著者特有の挑発的な物言いも魅力の一つか。

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2011/11/13

(2011/10/23読了)公的年金を一旦清算するとか、金銭解雇を自由化するとか、正論だけど、およそ政治的に日本では実現しそうにない・・・よ・・な。って、10年後20年後どういうことになっているのかねえ。日本もイタリアみたいに若年失業率40%とか恐ろしいことになってなきゃいいけど...

(2011/10/23読了)公的年金を一旦清算するとか、金銭解雇を自由化するとか、正論だけど、およそ政治的に日本では実現しそうにない・・・よ・・な。って、10年後20年後どういうことになっているのかねえ。日本もイタリアみたいに若年失業率40%とか恐ろしいことになってなきゃいいけど。このまま硬直化した制度のままズルズルと先送りしていったらイタリア化は避けられない。

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