日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 の商品レビュー
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著者のオラオラかつロジカルなところがすごく好きなんですが、そんな藤沢節が炸裂しております。 内容については、タイトルが経済学入門ともあるように非常に分かりやすい。理解しやすいのでリーマンショックやユーロ危機、日本の税制や社会保障問題について自分で説明できるようになっちゃいます。 というか読んでて面白い!!経済学部の学生の方などは復習がてらに読んでも損はしないでしょう。
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読了。大学時代にはむずかしく思えた経済学の諸問題をきわめて平易に説明している本だと思う。最近の世界で起きていた事象をきちんと経済学で説明している。それ以上に巷で出回っている言論が経済学を無視して都合よく解釈されて話されていることにも愕然とする。 大学、もしくは高校くらいで教科書に...
読了。大学時代にはむずかしく思えた経済学の諸問題をきわめて平易に説明している本だと思う。最近の世界で起きていた事象をきちんと経済学で説明している。それ以上に巷で出回っている言論が経済学を無視して都合よく解釈されて話されていることにも愕然とする。 大学、もしくは高校くらいで教科書にしてもよいかも。何にせよオススメの一冊。 最終章が秀逸。そしてその中でも印象に残ったのは『経済が発展して、たくさんお金持ちがいる国の方が、弱者を守る社会福祉が充実することはいうまでもないでしょう。(180ページ)』という箇所。政治家、官僚はこれを肝に命じてほしい。
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今なぜグローバル資本主義なのか。 あくまで市場中心主義を貫いて、勝者はさらに強く、弱者はさらに弱くなる、という状態を良しとするのか。 ただ、今の日本は現実的には「勝者はさらに強く、弱者はさらに弱くなる」政策しか打ち出せない政府、政治家と、心の中ではそれをどこかで心地よく思っている...
今なぜグローバル資本主義なのか。 あくまで市場中心主義を貫いて、勝者はさらに強く、弱者はさらに弱くなる、という状態を良しとするのか。 ただ、今の日本は現実的には「勝者はさらに強く、弱者はさらに弱くなる」政策しか打ち出せない政府、政治家と、心の中ではそれをどこかで心地よく思っている多くの国民への警鐘として面白い提案が多かった。
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経済学の基本を一通り把握することができる本。経済学部の人の復習にオススメです。比較優位や労働市場についてがかなりわかりやすかったです。
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友人と先輩の勧めで読んだけど言葉の選択が上手でわかりやすかった◎ただ経済学極めている人には物足りないかも。
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「経済学部だったのに俺世の中のこと分かってないんすよね~ 」と言っていた後輩に贈った本。 経済学部出身だけど、その時学んだことって今の世の中を理解するのにあんまり役に立ってないなぁと思う人は多いのではないだろうか? そんな人にぜひ贈りたい。 比較優位の例え話やGDPの話など、非常に分かりやすく独特のシニカルな文体で書かれており、 非常に読みやすい。 ブログに慣れ親しんでいる若者にとってはこういう本の方が読みやすいのではないだろうか。 賛否両論あるようだが、入門書としてはとっつきやすくいい本なのではないか。
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@kazu_fujisawa 公務員の経済学試験の復習にちょうどいいレベル。でもこれを知らなかったらどうしようもないっていう内容を取り上げてる。辛くとも、敵は増えようとも日本の再生には自由主義しか無い。
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藤沢数希( @kazu_fujisawa )著。 Twitterで名前を知って、この本を。 まず表紙で、世界の中の日本の小ささを表しといて、 内容でも、グローバル視点で。 最後には、自分の意見を。 面白い。 が、何度も読まねば。
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まさに経済学入門。とてもわかりやすい。経済学を専門的に学習したことがない人はこれで概要を学ぶことができる。
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