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上野先生、勝手に死なれちゃ困ります の商品レビュー

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87件のお客様レビュー

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2012/07/18

対談形式なのですが、とても読みやすかったと思います。 親の介護、介護保険、年金など気になっているけどどうなるのという部分、これからどうなっていくんだろう部分は分かった。 で、書籍などでありがちな「このままだとこうなちゃうよ」というメッセージは伝わるのだが、じゃ具体的にどうすれ...

対談形式なのですが、とても読みやすかったと思います。 親の介護、介護保険、年金など気になっているけどどうなるのという部分、これからどうなっていくんだろう部分は分かった。 で、書籍などでありがちな「このままだとこうなちゃうよ」というメッセージは伝わるのだが、じゃ具体的にどうすれば変えていけるのかって~ところが 上野センセのジェンダー、フェミニズム運動の昔話的なものが前例としてあるといわれても、それだと弱い気がしている。 介護不安は解きほぐされたけれど、不安の中身に関してはなくなってはいない。

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2012/06/24

面白くてわかりやすい. 現在当たり前に考えている社会制度がつい最近出来ただけのもの. 目指すは老化のソフトランディング(この言葉はよく出てきましたね). という意見には納得させられました.

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2012/06/16

私は団塊ジュニア。 年齢は上野さんと古市さんの間くらい。 おふたりの会話にぐんぐん引き込まれ読み込んでしまった。 子どもがいたら、いなかったら・・・という視点も面白いものだった。 私は3児の母。 箸の持ち方には、恐ろしく厳しい。

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2012/09/09

団塊世代とジュニア世代の対談、若者は当事者意識をもって自らの制度を勝ち取るべし 何でも知っている神サマ老師、若者を励ますの図。

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2012/05/22

【読みやすい新書】 上野さん曰く、既得権をもつ集団が内部改革によって変化する ことはない。一方、古市さん曰く、既得権側に入ることはバカらしい。このように世代間の違いを読み取ることができる一冊です。

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2012/05/21

女性・介護の研究でおなじみ、エキセントリックな上野先生に、 若き社会学者・古市くんが漠然とした将来の不安を投げかけた対談本。 古市くんのストレートで傍若無人な投げかけにも 上野先生の呆れずにうまく論点を整理して投げ返していくさまは 親子のようであり、師弟のようでもあり。 (実際...

女性・介護の研究でおなじみ、エキセントリックな上野先生に、 若き社会学者・古市くんが漠然とした将来の不安を投げかけた対談本。 古市くんのストレートで傍若無人な投げかけにも 上野先生の呆れずにうまく論点を整理して投げ返していくさまは 親子のようであり、師弟のようでもあり。 (実際には同学内の別ゼミで学んでいたため「ナナメの関係」だった) あまり小気味良いインタビュー内容とは言えないけれど それが本著の面白みなのかもしれない。 デコボコなふたりのユニークな掛け合いにうまくハマるひとなら かなり楽しめるのではないだろうか。 団塊ジュニア以降の若い世代の人たちが、 親の老後、ひいては自分たちの将来の不安を自覚するためには まさに恰好の一冊といえよう。

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2012/05/15

団塊世代(上野千鶴子)と若者世代(古市憲寿)以外の年代にとって、どちらの意見にも共感できずに読みにくいかもしれません。しかし、その分、日本人の世代間差異が客観的に眺められるかもしれません。単に世代が違うから意見が異なるのではなく、考え方、その基礎となる部分が違う。そのあたりを当事...

団塊世代(上野千鶴子)と若者世代(古市憲寿)以外の年代にとって、どちらの意見にも共感できずに読みにくいかもしれません。しかし、その分、日本人の世代間差異が客観的に眺められるかもしれません。単に世代が違うから意見が異なるのではなく、考え方、その基礎となる部分が違う。そのあたりを当事者でない分だけ理解できるかもしれません。

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2012/05/14

上野先生の言う「処方箋」は、自分も普段から考えていたようなことと一致していて、方向性は間違っていないのだと心強く感じました。しかしそれを阻む既得権益の層の抵抗や無関心をどう変えていけるのか…これまでは草の根運動で少しずつ変えていったのはわかりますが、現在の政治を見ているとそれで間...

上野先生の言う「処方箋」は、自分も普段から考えていたようなことと一致していて、方向性は間違っていないのだと心強く感じました。しかしそれを阻む既得権益の層の抵抗や無関心をどう変えていけるのか…これまでは草の根運動で少しずつ変えていったのはわかりますが、現在の政治を見ているとそれで間に合うのだろうかと不安になります。でぃることをしていくしかないのですが…

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2012/05/12

支援がないところから制度ができるとき、きっかけは市民運動の横のつながりだった、ということにいちいち驚きます。介護保険制度しかり。これから何をどうしなければならないのか、という問題が目の前にあるとき、結局は当事者しか行動を起こせないのだから、未来に起こりえることには関心を持っていな...

支援がないところから制度ができるとき、きっかけは市民運動の横のつながりだった、ということにいちいち驚きます。介護保険制度しかり。これから何をどうしなければならないのか、という問題が目の前にあるとき、結局は当事者しか行動を起こせないのだから、未来に起こりえることには関心を持っていなくてはと思うのでした。

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2012/05/02

身内同士の対談本なんて、と思ったが逆にその分砕けていて読みやすい。 古市さんは最近の若者代表かというとわからんが、 団塊ジュニア代表とするとちょっと異色な感じがする。 世代間格差について言及が多いが未だに考えがまとまらない。 やはり団塊世代の批判は親への批判直結だからだろうか。...

身内同士の対談本なんて、と思ったが逆にその分砕けていて読みやすい。 古市さんは最近の若者代表かというとわからんが、 団塊ジュニア代表とするとちょっと異色な感じがする。 世代間格差について言及が多いが未だに考えがまとまらない。 やはり団塊世代の批判は親への批判直結だからだろうか。 確かにジュニアは恩恵も多く受けている。 ただ、かつての女性の扱い用のように、 現在の若者も・女性も経済的に弱い位置に立たされ、 既得権に既得権受益者がむさぼりついている構造は やっぱり納得がいかない。 それも能力が比例していないこと。 「(40以上の人間は)年齢と働きに応じた、職務給にしていけばいい」 という一言に尽きる。 「社畜になってがんばったご褒美」というが、 確かに社畜が作った経済成長だとして、 社畜が作ったその後20年の構造不況ではないのか? その責任も取るべきではないのか。 介護問題についてはぜひ親にも参考にしてほしい。 終末医療に関しては多少知識があったが、 それ以外にもわかりやすく理解が深まった。 本の内容的に親に薦めるのは気が引けるが・・・ ・介護のために仕事をやめるのは男も女も最悪の選択 →低収入スパイラル(介護終了後の再就職が困難、  元々金で介護を解決できない人間が介護に回り社会保障の元に生きる結果。 ・嫁介護の期待はない、意思決定はあくまで親 ・内部改革は難しい。外圧による強制的な変革か自壊自滅。 ・女性/若者の弱者救済の処方箋 →終身雇用の見直し、雇用の流動化 (一度辞めたらおしまい→将来の不安定→出生率が下がる)

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