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すべて真夜中の恋人たち の商品レビュー

3.4

416件のお客様レビュー

  1. 5つ

    51

  2. 4つ

    124

  3. 3つ

    134

  4. 2つ

    54

  5. 1つ

    6

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2024/04/14

図書館で借りました。 主人公の気持ちにあまり共感できずなかなか読み進められず、返却期限になり最後まで読めませんでした。

Posted byブクログ

2024/04/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

恋愛小説が読みたくて読んでみたけど、恋愛だけじゃなくて仕事や家庭、人との関わり方からそれぞれの人がどんなこと考えて生きてるのか、人にあるキラキラもドロドロも感じられるかなり現実感がある物語だった。 三束さんとの恋愛より冬子と聖の友情の場面で感動した。最後らへんの冬子と聖が話す場面では、冬子の冷静さと狡さ、聖の強さと脆さがすごく分かって2人が泣き出すところで私も泣いてしまった。ストレートに心にくる表現力や人に対する洞察力?がすごいなと思った。 聖の仕事に対する姿勢についての考え方とっても素敵だと思った。自分の仕事をどんな風にとらえて、どれだけ価値を感じて努力してきたか。本の校閲という仕事に対して誇りを持って価値を感じて仕事をする姿勢がかっこいいと思ったし、自分の目指してきた仕事に対してそんな風に思えてた時、私も自分に対しての信頼があったなと思った。霞んでしまった仕事に対する気持ちをもう一度見つめたいと思う。

Posted byブクログ

2024/04/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

光の話など、それも嘘だったのかな。 三束さんの仕事が、物理の教師だと、まんまと騙されました。 いつまでたっても、距離を縮めようとしない三束さんは、嘘をついていることに、罪悪感があったからなのでしょうね。消えてくれて、さよならしてくれてよかったと思いました。

Posted byブクログ

2024/02/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おそらく定型ではない主人公の恋?の物語。美しい文章を書く人だなと思います。三束さんと結ばれるのかと思いきや、そうではないのが儚くて美しい。

Posted byブクログ

2024/01/18

登場人物が劇的に少ない。 冬子と三束さんの心の内にずっと向き合う感じ。 好きだけど、距離を取ったり、好きなのに、正直に気持ちを打ち明けられない。 冬子の誕生日に現れなかった三束さん。それでも冬子を忘れないでいてほしい。

Posted byブクログ

2023/12/20

周りが家庭に入り始めたり、自己をある程度確立し終えた歳で やっと成長の1歩を踏み出す、この何テンポも遅れている感じが自分と重なった。 私的には、ハッピーエンドだなぁと。 人と関わるのは苦手だけど、人と関わらないと自分の孤独と向き合えない。

Posted byブクログ

2023/12/07

川上美映子さんの小説は暗い感じの人が多く出てきます。 ヘブンもそうでした。でも主人公の性格や生活うなずけるんです。最後ハッピーエンドで終わって欲しかったです。

Posted byブクログ

2023/11/07

全体を通してすごく暗い気持ちになった でも、冬子が三束さんと出会うことで幸せを感じている姿には、少し温かい気持ちになった

Posted byブクログ

2023/10/03

久々にどうしていいか分からない本だった。 読み進めれば進めるほどに主人公大丈夫なのか⁉︎と心配になって、大丈夫かと思ったらそうでもなくて、でも大丈夫じゃないほどにはならずに終わっていった。 自分で何言ってるのかよく分からないな。

Posted byブクログ

2023/10/01

どなただったか、 ブク友さんのレビューを読んで 図書館で順番がまわってくるのを待って、 そして、手に取った本。 でも、何を書いていいのか…。 読んでいる間、ずっと感じていた無力感。 誰だって器用には生きられない。 それにしても、 美しい文章の行間からにじみ出るのは 底の見えない...

どなただったか、 ブク友さんのレビューを読んで 図書館で順番がまわってくるのを待って、 そして、手に取った本。 でも、何を書いていいのか…。 読んでいる間、ずっと感じていた無力感。 誰だって器用には生きられない。 それにしても、 美しい文章の行間からにじみ出るのは 底の見えない孤独感。 頭でも心の中でも、読んだことが消化しきれない。 「見える色って、吸収されなかった残りの色なんですね」 入江冬子のこの言葉だけが、なぜか心に残った。

Posted byブクログ