マイマイとナイナイ の商品レビュー
宇野亜喜良さんの絵と皆川博子さんの物語が紡ぐブラックファンタジー。 マイマイはよるのゆめを見るけれど、読者は終始明けない夜の夢をのぞいている気分。
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すごく悲しいです。 美しい絵の中に入り込んだ気持ちになりました。 よるのゆめがながれこむところが特に好きです。
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怪談えほんのシリーズが出た当初も怖いと思ったけど、今も怖い。でも抗いがたい妖しい魅力の方が強く感じられるようになった。皆川博子さんと宇野亞喜良さんのお二人の組み合わせは豪華で、この上ない相乗効果を生み出すと思います。あと裏表紙にカエルがいたのが嬉しい。
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すごいブラックファンシー...。 何度も借りたくなってしまう病みつきな本 マイマイ、飼い犬に手を噛まれるってとこかな( ᵕ̩̩ㅿᵕ̩̩)
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白馬に蹴られていきなり右目が潰れ、そこにクルミをはめ込む。そこに住む小さなナイナイ。うわあ、シュールだ。絵も不可思議な感じ。
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マイマイという女の子にだけ、小さいおとうとが見える。 小さいのでおとうとのナイナイをくるみのからにいれた。 白い馬にけられたマイマイは、片方の目がこわれて代わりにくるみを入れた。 マイマイが眠っているときにナイナイはくるみから出て、夜の夢を引きずりこむ。 ナイナイは、くるみをとび...
マイマイという女の子にだけ、小さいおとうとが見える。 小さいのでおとうとのナイナイをくるみのからにいれた。 白い馬にけられたマイマイは、片方の目がこわれて代わりにくるみを入れた。 マイマイが眠っているときにナイナイはくるみから出て、夜の夢を引きずりこむ。 ナイナイは、くるみをとびだして、空っぽになったくるみにマイマイのこころをおしこむ。 心はくるみのなか、外に出られない。 これは声に出せない閉じ込められた欲望なのか…。 ほんとうの自分はどこへ行ったのか…。 ナイナイはどうしたかったのだろう。 怪談というこわさはなくて、つかみきれない気持ちにこわさを感じる。
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ぼんやりとした不穏な言葉の羅列に、宇野亜喜良の艶やかな絵が解釈を添える。 不思議で不気味な大人の絵本。
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【あらすじ】 マイマイは、弟のナイナイを右目にいれて、そっとまぶたをあけた。皆川博子と宇野亜喜良による美しく、怖い物語。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 怖い夢から抜け出せなくなったらどうしよう。そんな恐怖を体現した絵本です。怖い中に美しさがある不思議な絵本。
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皆川博子と宇野亜喜良コンビによる、美しく、怖い物語。 マイマイは、小さい小さい弟、ナイナイをみつけた。マイマイは、ナイナイをこわれた自分の右目にいれて、そっと右目をあけてみる。すると、そこには不思議な世界がひろがっていた。(アマゾン紹介文) 大人から見れば、表紙の時点で『怖い』...
皆川博子と宇野亜喜良コンビによる、美しく、怖い物語。 マイマイは、小さい小さい弟、ナイナイをみつけた。マイマイは、ナイナイをこわれた自分の右目にいれて、そっと右目をあけてみる。すると、そこには不思議な世界がひろがっていた。(アマゾン紹介文) 大人から見れば、表紙の時点で『怖い』です。 ただ、お話から寓話的なものが読み取れず、書かれていることそのままで終わってしまいました。 普段の皆川さんの幻想小説ならそれでよいと思うのですが、絵本としてはもう少し理解のとっかかりが欲しいです。
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