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モダンタイムス(下) の商品レビュー

3.8

725件のお客様レビュー

  1. 5つ

    134

  2. 4つ

    285

  3. 3つ

    191

  4. 2つ

    39

  5. 1つ

    4

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2022/10/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

間髪入れずに下巻に突入。上巻と打って変わって随分とハイペースでしかも物事の確信に迫る。「魔王」の設定をだらーっと引きずり進んでいた上巻とは異なり、潤也も犬養も限りなくその姿を匂わせている。 色々思うところはあるけど、ひとつは「人は一度説明を受けるとそれを真実だと受け入れる」というところ。実際、苦労すればするほどこの傾向ってあるよなぁ。こんだけ頑張ったんだからこれがベストだろ、みたいな。 あとは、「大事なルールほど、法律では決まってない」ぅてとこ。これはまさに核心。ある意味人間は性悪説だってことを示してたり…? ちなみに僕は勇気は実家どころか持ち合わせてすら居ません。

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2022/09/14

事件の真相が明らかになるにつれて、本当の敵がわかってくる。敵に立ち向かった登場人物が最後に選ぶ道がわかれるため、問題に対処する答えは一つではないとわかる。

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2022/09/09

ボリュームがあり、かつ面白い作品はそうそう無いと思う。 下巻は一気に読み進められた。物語が動き出してからの展開の早さは凄まじい。 ラストも伊坂作品らしい終わり方ではあったが、区切りはきっちり付けた感じ。 オススメできる一冊。

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2022/08/30

上巻と特別に変わった感想はなく、楽しく読了。 得体の知れない恐ろしい存在だったはずの妻が、なんだかだんだんとっても可愛らしく見えてきてしまうのは、私だけではないはず。 超人的強さを披露しているところも素敵すぎる。 これ、もう一周読んだら伏線とかあったのかなぁ? 他の伊坂作品...

上巻と特別に変わった感想はなく、楽しく読了。 得体の知れない恐ろしい存在だったはずの妻が、なんだかだんだんとっても可愛らしく見えてきてしまうのは、私だけではないはず。 超人的強さを披露しているところも素敵すぎる。 これ、もう一周読んだら伏線とかあったのかなぁ? 他の伊坂作品ともリンクしている一冊なので、何冊か読んだ後また戻ってこようかな。 安藤一族のストーリーや、伊坂さんの名言も、引用作品も、じっくりまた読み返していきたいなと思える魅力の数々が散りばめられた作品だと思います。

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2022/08/18

勇気はあるか?の答えはなかなかのユーモアだ。結局解決はしたの?わからないままだけど岡本さん生きててよかった‼︎奥さん最高最強などと思ってしまった。

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2022/07/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結局1番の権力者は佳代子ってことでいい?笑 まとまりすぎててラストはあんまりのめり込めなかった。 細分化された仕事になると良心を失うっていうのは組織や国だけじゃないよね。

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2022/07/16

途中までは謎が多くて次の展開が気になったが、最後の妻の活躍が漫画チックでなんだか白けてしまった。 妻の正体が最後まではっきりと描写されなかったのも、主人公が真実から眼を逸らして生きていくことにしたからどうでもよくなったのかな。

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2022/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結末が気になり、上巻から一気に読了。 とあるウェブサイトの仕事を請け負うことになった主人公が、国家ぐるみの大きな謎に巻き込まれていくストーリー。 上巻の伏線が続々回収されていき、読後感の良いラスト。この情報時代に、考えさせられるテーマである。 拷問の描写がキツめなので、暴力系が苦手な人には難しいかもだが、個人的には妻の佳代子のアクション劇がスカッとする。  ずっと昔に前編となる魔王も読んだ気がするけれど、内容をしっかり覚えておらず…また読まなくては。それを読めばもっと面白いということなので。 大きなシステムの前では人間は無力だけれども、どうせ何も変わらないという諦めではなく、一歩踏み出す勇気。また、見てみぬふりをする勇気。色々な人の生き方を肯定してくれる作品だと思った。

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2022/06/26

今日の安藤拓海さんはこんな感じ 伊坂幸太郎の「魔王」を先に読んでから、この本を読んだ方が良いですよ 絶対

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2022/06/17

設定も凝ってるし、内容も興味深くて面白い。 でも、暴力描写がほんとにキツい。 伊坂幸太郎氏の作品に時々見られるけれど、こんなシーンなくても氏の作品なら面白く仕上がるだろうになぁ。 それがいいという人も一定数いるとは思うけれど、伊坂氏の作品もそういうシーンのないものが好き...

設定も凝ってるし、内容も興味深くて面白い。 でも、暴力描写がほんとにキツい。 伊坂幸太郎氏の作品に時々見られるけれど、こんなシーンなくても氏の作品なら面白く仕上がるだろうになぁ。 それがいいという人も一定数いるとは思うけれど、伊坂氏の作品もそういうシーンのないものが好き。 弱虫なんで、読んでいて怖くなってくる。

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