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モダンタイムス(下) 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2011/10/14 |
JAN | 9784062770798 |
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モダンタイムス(下)
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商品レビュー
3.8
725件のお客様レビュー
ある言葉を検索したら追われる身となり、制裁を受け、酷い目に遭う。そのシステムとは....。 伊坂さんは後書きにてこう言う。 『作品にとって重要なのは、「事件の真相」ではなく、「事件の真相を隠そうとする力」「その力に翻弄されること」のほう』 システムの歯車として動き続けるだけで...
ある言葉を検索したら追われる身となり、制裁を受け、酷い目に遭う。そのシステムとは....。 伊坂さんは後書きにてこう言う。 『作品にとって重要なのは、「事件の真相」ではなく、「事件の真相を隠そうとする力」「その力に翻弄されること」のほう』 システムの歯車として動き続けるだけでいいのか? 意志を持って革新的な行動をする勇気はあるか? 何か大きな事を成し遂げようとしなくてもいい。 自伝や年表に載らなくてもいい。 小さな事を成し遂げていくのが人生だし、「目の前で困っている奴を救え、細かいことは考えるな」永嶋のアメフトのコーチの言葉がまさにその通り。 どんな状況でもユーモアを忘れないキャラクターたちがすごく好き!さらにグッと引き込まれる。
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予想通りのフラグ回収の連続でしたが、イマイチ全部の知りたかったフラグ回収にはなっていない様な気がしました 奥さんは何者?だとか、そもそものシステムって何?とか、課長はなぜ自殺したのか?なんてのがふわっとしたまま終わりを迎えてしまいました また、安藤家ってそういう力がある一族なの...
予想通りのフラグ回収の連続でしたが、イマイチ全部の知りたかったフラグ回収にはなっていない様な気がしました 奥さんは何者?だとか、そもそものシステムって何?とか、課長はなぜ自殺したのか?なんてのがふわっとしたまま終わりを迎えてしまいました また、安藤家ってそういう力がある一族なのかも不明なままでした 井坂好太郎さんの最後は彼らしくて良かったけど 物語的には終わりを迎えている様ですが、読み手としては消化不良のまま終わった感じでした まあ、伊坂さんらしい終わり方なんですけどね
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上下巻の感想をまとめて。 ストーリーは『魔王』の約50年後の世界で、前作に出てきた人物の話も関わってきます。 伊坂幸太郎らしいキャラクターたちや、伏線などのスパイスが効いていて楽しめました! でもけっこう難しいテーマだったので、ライトに読もうとするとちょっと重め。 ↓考えたこ...
上下巻の感想をまとめて。 ストーリーは『魔王』の約50年後の世界で、前作に出てきた人物の話も関わってきます。 伊坂幸太郎らしいキャラクターたちや、伏線などのスパイスが効いていて楽しめました! でもけっこう難しいテーマだったので、ライトに読もうとするとちょっと重め。 ↓考えたこと。 国家という目に見えない『システム』に挑むのがシステムエンジニアっていうのが面白い設定でした。 『勇気はあるか?』という問いと、『そういうことになっている』という世界の理がカギになっていて、ちょっとこちらも考えさせられる。考えた結果、私は疑問に思わず周りに流される社会の歯車のひとつ、コロニーのアリのような存在なんじゃないかと絶望…。 逃げるのも勇気、立ち向かうのも勇気。自分の頭で考えることが大切だというけれど、まずは知ろうとするところからだなあと痛感。
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