はやく名探偵になりたい の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
烏賊川市シリーズ第六弾。短編集。 短いなかにぎゅっと詰まってて面白かった。相変わらずの鵜飼探偵。 最初の密室事件もこれギャグ漫画みたいな事してるなと思ったらまさかのそういう理由で解決か〜ってなった。密室の中の密室はどうにかしたんでしょって投げたのは笑った。 最後の話は語り手が第三者でその正体が実は…っていうパターン。アイちゃん好き。
Posted by
烏賊川市シリーズ第6弾は短編集。相変わらずとぼけた推理ですがキレのある作品。軽く楽しく読めました。登場人物の掛け合いが良いです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ6作目。短編集。事件解決までの流れは早いけど会話のテンポはちょうど良い。面白い。「七つのビールケースの問題」が好きです。偶然と必然のバランスがいい。「なんでも、最新の兵器を積んだ大型トラックが、サバイバルジャケットを着たテロリストに襲撃されて、それがこの先で青い車と衝突して大惨事になったんだとか。どうやら死人もひとり出ているようですよ」、「この先は大気中に飛散した細菌兵器の被害を防ぐため、警察と自衛隊と地球防衛軍が………」うん。面白い!「宝石泥棒と母の悲しみ」は異色だけどなんかいい話だった。
Posted by
今回は、5つの短編が集まった短編集。鵜飼探偵や流平君はもちろん出てきますが、朱美さんや警察の人たちは出てこないので、ちょっと残念ですね。 若干現実離れしたトリックもありますが、トリック以外の部分も面白いので、楽しく読めました。 また、今回はいつもの第三者視点ではなくある登場人...
今回は、5つの短編が集まった短編集。鵜飼探偵や流平君はもちろん出てきますが、朱美さんや警察の人たちは出てこないので、ちょっと残念ですね。 若干現実離れしたトリックもありますが、トリック以外の部分も面白いので、楽しく読めました。 また、今回はいつもの第三者視点ではなくある登場人物視点で書かれている話もあります。
Posted by
烏賊川市シリーズ6作目。 5つからなる短編集。 ちょっと無理あるだろって話もあったが、 全体的に面白かった。 事件がなきゃ探偵はいらないわけで、 平和が探偵の一番の敵なのかもしれない。
Posted by
私が今までに読んだ東川篤哉さんの生み出す推理小説の中でもかなりテンポが良かった気がします! 短編になっているのでサクサク読めるのと、推理小説にありがちな読み終わった後のもやもやがなくて、読了後の後味も良い点から推理小説初心者さんにもおすすめしたいです。 ちょっとした皮肉が効い...
私が今までに読んだ東川篤哉さんの生み出す推理小説の中でもかなりテンポが良かった気がします! 短編になっているのでサクサク読めるのと、推理小説にありがちな読み終わった後のもやもやがなくて、読了後の後味も良い点から推理小説初心者さんにもおすすめしたいです。 ちょっとした皮肉が効いている文も面白く感じて、私は好みでした。 また意外な人物からみたストーリーを楽しめるのもこの作品の醍醐味ですね。 総合してとても面白い作品です!
Posted by
東川さんの物語は、独特な雰囲気がある。今回の話は、探偵さんが主人公なのに、犯人目線だったり、and so on…ほかの作品は読むのが辛いものもあったけど、これは軽いタッチで描かれた、どっしりとしたミステリーだった。
Posted by
烏賊川市シリーズ短編集 短いけれどしっかりミステリしてるところはさすが。 ただ、刑事たちや朱音など、「いつもの面々」が出ず 探偵と助手だけなのがちょっと物足りない。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編集でも十分おもしろい。長編よりミステリー度合いが高めになってる気がする。逆をいえばギャグ具合が少なめってことなんだろうと思う。状況の説明や解決をしっかりやるためにはそうならざるを得ない部分もあるからだろう。 そういう意味で、氏の作品は長編の方がよりユーモアというかギャグが生きてくるような気がするなぁ。どんだけかぶせてくんねん!みたいなこととか、複線の改修具合とか、細かいところにちりばめられた何かを拾ってく感じは長編でしか味わえない。 現時点ではこのシリーズ以外は読んだことがないので、この後、別シリーズも読んで、氏の長編・短編の味わい方を深めたいなぁと思う。
Posted by
烏賊川市シリーズ6作目。短編集。 思えば、どんでん返しアンソロに収録されていた「藤枝邸の完全なる密室」を読んで面白かったので、東川篤哉を読み始めたのだった。完全にギャグのノリだけど、ちゃんとミステリなところが好きです。お気に入りは「宝石泥棒と母の悲しみ」事件の真相よりも、物語のオ...
烏賊川市シリーズ6作目。短編集。 思えば、どんでん返しアンソロに収録されていた「藤枝邸の完全なる密室」を読んで面白かったので、東川篤哉を読み始めたのだった。完全にギャグのノリだけど、ちゃんとミステリなところが好きです。お気に入りは「宝石泥棒と母の悲しみ」事件の真相よりも、物語のオチが…!すっかり騙されてました。そして、ラストにはちょっと感動してしまった。 朱美さんがいないと流平くんが突っ込み役に回るしかないんだな。それにしても鵜飼さんも流平くんも不死身すぎる。文庫版のキャラクターデザインもかわいいんだけど、煩悩まみれの流平くんにはこの表紙のビジュアルがぴったりだと思う。
Posted by