はやく名探偵になりたい の商品レビュー

東川篤哉【著】

2012/10/08

烏賊川市シリーズでは初めて（？）の短編集。非常に不思議な謎と、アクロバティックな解決がどれもきちんと盛り込まれていて、正統派の本格。
ラストの話が、かなり奇想天外な叙述トリックで、小説としてこういう手もあるのかと驚かされました。ほんとこの作家の発想の豊かさには脱帽です。

2012/08/23

相変わらず天然人ばかりの烏賊川市。鵜飼さんって短編でも活躍できるんだなー。でも彼の魅力は長編でしょ。登場するたびにボケる名探偵。いいね〜。

2012/08/16

探偵として優秀なのかどうかやや疑問はある主人公ですが、何となくちゃんと最後は解決しているところがこの作品のいいところなのかもしれません。
私はこういう作品好きなんですが、人によってはイライラしたりくだらないと思うのかも。
釣り針の話は…真実はわからなことがあってもいいのかも思いました。少なくとも私は全てを知らないことがあるほうが幸せなこともあると思う一人です。

2012/07/27

この探偵は…
まぬけなのか切れるのかよく分からない(笑)

あほだなぁと思うことばっかやらかす一方で最終的にはちゃんと謎を解いてるっていうw

2012/07/08

(収録作品)藤枝邸の完全なる密室／時速四十キロの密室／七つのビールケースの問題／雀の森の異常な夜／宝石泥棒と母の悲しみ

2012/07/01

凡人の脳をくすぐる比喩がいつも通り続行。短編集で読みやすいけど、キャラに入り込めなかったら残念。主人公のアクはもう少し強くてもいいかな。

2012/06/19

烏賊川シリーズ。密室、トラック内、ビールケースetc...相変わらず読みやすいけど、後に全く残らない。

2012/06/09

烏賊川市シリーズ。暴走気味の会話をトリックの安定感が締めている。短編もいいけどやっぱ長編読みたいな。

2012/06/02

〈内容〉はた迷惑な奴らリタ~ン。名探偵の条件―気力・体力・変人あしらい、そしていかがわしい依頼が舞い込む町在住であること。烏賊川市シリーズ最新作。

2012/05/19

前作より面白かった!!短編集だから軽いけど、それが作風に合ってると思った。最後の「宝石泥棒と母の悲しみ」はペット？のマー君の視点から書かれていて新鮮だったし、事件以外の謎要素が良かった。意外になんか切なくなった…。