草子ブックガイド(1) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2011 10/8読了。有隣堂で購入。 ネットで評判を聞いて気になっていた本。 こんなブックガイドを書けたらそれはもう一つの創作だよな、というようなブックガイドを書く中学生の話。 とんでもなく素晴らしいとは思うのだけど何かひっかかって、でもそれを言葉にできない。うーん・・・
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ジャケ買い。成功。 古書店青永遠屋の本を一冊貸す代わりに、 感想文『草子ブックガイド』を書くことになった主人公草子。 草子と関連する人物と『ブックガイド』と一冊の本をつなぐ物語。 まず目につく圧倒的手数の作画。 すべてのページをトーンを使わずペンで濃淡を表現している。 背景に手を...
ジャケ買い。成功。 古書店青永遠屋の本を一冊貸す代わりに、 感想文『草子ブックガイド』を書くことになった主人公草子。 草子と関連する人物と『ブックガイド』と一冊の本をつなぐ物語。 まず目につく圧倒的手数の作画。 すべてのページをトーンを使わずペンで濃淡を表現している。 背景に手を抜かず、本棚の本一冊一冊まで丁寧に描かれている。 残念なのが背景を描き込みすぎるあまり、草子の顔が白く浮くコマが多々ある事。 物語は基本的にある程度ストーリーが進んだ中で、 実在する本を紹介する形で『ブックガイド』が読まれる。 本の見所や本質などを紹介した上でその本とストーリーが繋がる形。 人物の背景と本の中身とブックガイドが見事に融合し、 ストーリーを盛り上げてくれる。 読んでると本に対する草子の姿勢に刺激される。こんな風に本を読んだ事があっただろうか。
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展開や絵そのものに不自然さを感じることもあるけれども、それ以上に本で描かれている物語世界を映像で表した漫画がいい。自分にぴったりとくる本を読めた時の気持ちいい雰囲気があんな感じだろうか。 それから、装丁が古書をイメージしているように凝っているのも気に入った。
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小説をあまり読まないけど読みたくなった。 とくに、山月記は高校の授業でやったが、草子のブックガイドを見ると、また読みたくなる。 2巻が楽しみ。 表紙もなかなかいい感じ。 あとがきはほとんど読まないのですが、玉川さんの文章は読みやすい。 いっぱい本を読んでるんだろうな~。
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小説を自分に重ねて読むのは苦手ですか、というか小説自体めっきり読まなくなりましたが、この優しい世界感と(特に書架の)丁寧な書き込みは読んでて心地よいです。
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本を題材にした作品ってすごく好きなんですよね。 「ロビンソン漂流記」「ティファニーで朝食を」「一千一秒物語」「ボッコちゃん」「山月記」…。 読んだことのある作品が取り上げられてるんですが、草子のように読めてたかな?なんて思ってしまい、もう一度、それらの作品を読み返したい気持ちにな...
本を題材にした作品ってすごく好きなんですよね。 「ロビンソン漂流記」「ティファニーで朝食を」「一千一秒物語」「ボッコちゃん」「山月記」…。 読んだことのある作品が取り上げられてるんですが、草子のように読めてたかな?なんて思ってしまい、もう一度、それらの作品を読み返したい気持ちになりました。 本が好きな人に勧めたい1冊です。
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