小さなトロールと大きな洪水 の商品レビュー

T.ヤンソン【文・絵】,冨原眞弓【訳】

2015/03/05

ムーミンシリーズの第一作とのこと。ムーミンの心に残る言葉シリーズをFBで知り、にわかムーミンファンに。ヤンソンの挿絵がかわいい。

2015/02/07

限定スペシャルカバーに魅かれて即購入。
すごく面白かった。
100ページにも満たない物語とは思えないほどの濃さ。いなくなったパパを探して旅に出たムーミントロールとママ。途中で出会ったスニフやチューリッパ達と冒険をし、様々な出会いと別れを繰り返す。
美味しい目にあったり、恐ろしい目にあったり。
ハラハラどきどきの冒険劇でした。
お馴染みのニョロニョロも登場で挿絵に数秒釘づけ。
何とも言えない愛らしさがありました。
全巻BOX注文したので続きが待ち遠しい。

2015/01/31

文庫版で再読。

ムーミンシリーズの最終巻になってはいるが、実はこれが幻の第一作目で、ムーミンの物語はここから始まる。これには他のおとぎ話の要素も含まれており、まだ確固としたムーミンの世界は出来上がっていないが、これはこれで楽しい。この本も含めムーミンシリーズで一番重要なのは、ムーミンママの偉大さということではないかと。わがまま勝手な登場人物を、懐の深いママがしっかりまとめている。かといって口うるさいわけではないし、パパよりもむしろ責任感が強いママは母親の鑑だなと思う。それが一番分かるのがこの幻の第一作目だと思う。

2015/01/13

ふふふ、買ってしまいました。文庫特装版セット。
表紙のデザインに満足。あとがきや解説も載っていて良いです。

2014/10/18

今年はトーベ・ヤンソンが生誕100年だったそうで、それを記念して講談社文庫が新装版を出していたらしい。
作者がコッローディーが好きと言うだけあって、なんとなく『ピノッキオの冒険』に雰囲気が似ている。
ママがまだ母になりきれてなくて、パパが生きているかもしれないとの情報を得ると一目散に駆け出してしまう様は微笑ましい。ムーミンはほのぼのしているが、スに負は怖がりで文句ったれでちょっとウザいキャラ。

2014/10/18

ムーミンシリーズの第一作。

冒頭から、ムーミントロールとムーミンママは暗い森をさまよっている。
パパは旅に出てしまって不在。
母一人、子一人、たちはだかる暗い森。

なかなか不穏な出だしである。
これは、本作が第二次大戦中に書かれたことと無関係ではないらしい。
でも、序文で作者のトーベ・ヤンソンは述べている。
「とにかく、これはわたしにとってはじめての、ハッピーエンドのお話なのです！」
だから、安心して読むことができた。

チューリップの妖精、チューリッパのお話が好き。
青い髪の少女と、赤い髪の少年は惹かれあう。
ニョロニョロの存在感も良い。
ひとことも喋らずに、ニョロニョロしながら放浪を続ける謎の生物。

そしてムーミンは、思っていたよりもずっと小さい生き物なのかも。
小さいトロール、というくらいだから。
コロボックルくらいだろうか。

2014/04/25

小学生の時読んで以来、また読み返したくなって買ってみた。ハッピーエンドなのに、途中のじめじめと湿った感じがムーミンらしくて、また初期の本当にシンプルなお話である感じが逆に良かった。

2013/10/11

一番はじめに書かれた話らしいので最初に読んだけれど、文庫化は最後にされたようだし、シリーズを一通り読んでから手にとっても良かったかもしれない。残りの８巻を読んだらまたゆっくり読み返すつもり。
挿絵のムーミンが私の知っているものとだいぶ違ってびっくり。でもだんだん「これはこれで」っていう気がしてくる。口、そこにあったんだ…！

2013/07/27

子供に読み聞かせたいな。わくわく、ドキドキ。ムーミン達と一緒に冒険できる。また続きを読みたい。
2013.07.

2013/07/10

チューリッパと赤い少年の深い存在価値を全巻読んでじっくり咀嚼できました　とてもロマンがあって素敵　スナフキンを次いで好きな人たちかもしれない！