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小さなトロールと大きな洪水 の商品レビュー

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49件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

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2019/03/21

飯能市にムーミンパークができたということで、ムーミンを読んでみたいと思い購入。この話はムーミンのお話の第1作だったけれど、翻訳が出たのはムーミンシリーズが終わった後だったらしい。幻の第1作。 読み終わってほっこりした気持ちになれた。ニョロニョロが可愛かった。 どうでもいいけど...

飯能市にムーミンパークができたということで、ムーミンを読んでみたいと思い購入。この話はムーミンのお話の第1作だったけれど、翻訳が出たのはムーミンシリーズが終わった後だったらしい。幻の第1作。 読み終わってほっこりした気持ちになれた。ニョロニョロが可愛かった。 どうでもいいけど、挿絵に裸の女性がいたけど、これは大丈夫なのかしら? お尻が丸出しだったり、乳首が描かれていたりしたけど。小学生の時にこれを読んだら、もうドキドキして夜眠れなくなるんだけど、、、

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2019/02/11

 ムーミン好きを公言している者として、改めてムーミンの原作を読んでおかねばとかねてより思っていたが、今年はやってやろうと!本屋に走った!  ムーミン好きというより、キャラクターとしては、なんと言ってもリトルミィ!そしてスティンキー(原作には出て来ない・・・)が大好きで、本作では...

 ムーミン好きを公言している者として、改めてムーミンの原作を読んでおかねばとかねてより思っていたが、今年はやってやろうと!本屋に走った!  ムーミン好きというより、キャラクターとしては、なんと言ってもリトルミィ!そしてスティンキー(原作には出て来ない・・・)が大好きで、本作では出てこないけれど、大好きなものぐらい語れるようになりたいなと思っていた次第で。  昔、いくつかのエピソードを読んだことがあるけれど、今回はちゃんと発行順に読み進めて行くことにした。  読んで良かった!とっても気持ちいの良い冒険譚!ムーミントロールとスニフとの出会い、スニフの気の小ささ、ムーミントロールが頑張るけれど、まだまだ子供なところ、ニョロニョロの登場!、いろんな生き物との出会いと別れ、とまあいろいろあるけれど、本作ではなんと言っても、ママの優しさ、猪突猛進的なところが魅力的ですね!  これからのムーミン世界の展開、いろんな生き物との出会いが楽しみである!

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2019/01/18

妖精たちのさざめきを描いた作品。 物語というより、観察して記録したような客観性を感じる。 イラストにしたってムーミンもママも可愛くないし(癖になる味はあるけど)、物語の大部分は森が舞台だからか、なんだか鬱蒼として暗い雰囲気。 それでも、「たのしいムーミン一家」よりも好きだ。 ふわ...

妖精たちのさざめきを描いた作品。 物語というより、観察して記録したような客観性を感じる。 イラストにしたってムーミンもママも可愛くないし(癖になる味はあるけど)、物語の大部分は森が舞台だからか、なんだか鬱蒼として暗い雰囲気。 それでも、「たのしいムーミン一家」よりも好きだ。 ふわふわ楽しい物語よりも、泥臭い方が私は面白い。

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2017/01/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ムーミンがシリーズ化する前のムーミン本。 登場人物はムーミンとママとパパとスニフと、ここまではいいんだけど、まさかの人間も混じっているという。 ママはエプロンしてないけどハンドバッグを持ってたり、パパは放浪癖があったり、ニョロニョロは口をきけなかったりとその後のムーミンに影響与えるところがあるかと。 ちなみに、すごく短いお話なので1時間以内で読めます。 戦争中に書かれたらしいので、洪水あたりが暗い描写です。

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2016/03/17

今のアニメのムーミンのイメージとだいぶ違うなって印象。どことなく陰鬱というか。 お父さんが家族を置いて1人放浪の旅に出ていたなんて…(笑)

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2015/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フィンランド行きにあたってちゃんと原作読んでみるか、と思って手にとったムーミンの原作第1巻。 この巻はまだムーミン谷に居を構える前で、パパがどっか失踪しちゃってる中で、洪水の中、住処を探してさまようムーミントロールとママが主軸。あんまりほんわか感はないが、パパの消息を知ってから一変して元気になるママが面白かった。

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2015/06/10

ゆっくりと読み進めてきたムーミンの物語も ようやく始まりにして最後の物語。 プロトタイプに、このあとのすべてのアイディアと 大切な要素が詰まった原石。

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2015/06/01

ムーミンの本当の一作目らしい。初期らしい、安定しないが優しい線の挿絵がむしろ新鮮。物語はファンタジーと冒険を優しく包み込んだもので、ある意味運と天の采配に左右されすぎだが、自然に生きるってそういうものかも。 余談;てことで、大人になったしムーミンを絵本ではなく小説+挿絵の方で読み...

ムーミンの本当の一作目らしい。初期らしい、安定しないが優しい線の挿絵がむしろ新鮮。物語はファンタジーと冒険を優しく包み込んだもので、ある意味運と天の采配に左右されすぎだが、自然に生きるってそういうものかも。 余談;てことで、大人になったしムーミンを絵本ではなく小説+挿絵の方で読み直してみようキャンペーン。とはいえ、一冊30分くらいで読めてしまうのだが、今だから感じることもある、と思う。たぶん。(そもそも幼少のころ読んだのを忘れているが)

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2015/05/05

東京遠征の友その2。 日本で知られているムーミンでは1番新しい (実際特装版のムーミンでもこれが9冊目になっている) ムーミンの1番古い物語。 3冊目にあたる「楽しいムーミン一家」に比べ この作品や2冊目(長く1冊目だった)の 「ムーミン谷の彗星」にはどことなく不安定なという...

東京遠征の友その2。 日本で知られているムーミンでは1番新しい (実際特装版のムーミンでもこれが9冊目になっている) ムーミンの1番古い物語。 3冊目にあたる「楽しいムーミン一家」に比べ この作品や2冊目(長く1冊目だった)の 「ムーミン谷の彗星」にはどことなく不安定なというか ほの暗さが漂うのは、解説で書かれていますが 後ろに「戦争」という時代背景があったそうです。 と言っても、物語が重いわけではなく、ムーミンらしい ちょっとシュール(笑)な冒険が繰り広げられますが、 「ムーミン一家」以降がらりと変わるようなので 「ムーミン一家」を読むのも楽しみ! 実際にはこの本が圧倒的に古い物語になりますが、 読み順は確かに「彗星」か「一家」からがいいかも。 確かにこの本は「プロトタイプ」な感じがしました。 それがまた良いのですが。

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2015/03/14

パパはここにはいないけれど、もう待っていられない。冬が来る前に家を建てなくちゃ。ムーミントロールとママは不気味な森や沼を抜け、様々な存在と出逢いながら荒れ狂う海を越えて暖かな場所へ向かいます。穏やかな日々は、はたして訪れるのでしょうか。第二次世界大戦中に出版され、長い時を経て復刊...

パパはここにはいないけれど、もう待っていられない。冬が来る前に家を建てなくちゃ。ムーミントロールとママは不気味な森や沼を抜け、様々な存在と出逢いながら荒れ狂う海を越えて暖かな場所へ向かいます。穏やかな日々は、はたして訪れるのでしょうか。第二次世界大戦中に出版され、長い時を経て復刊されたムーミンシリーズの記念すべき一作目。 一応カテゴリは児童書で。この表紙じゃないやつなのですが、文庫で読みました。まったくムーミンに関しては無知だったのですが、原作はこんな感じだったんだなあ。これは一作目だけど遅くに復刊されたのもあって雰囲気が違うと思いますが、根底にある暖かみとか優しさとかあるいは皮肉さとか(他の作品をまだ知らないけど)原点になってるんだろうな。ニョロニョロが好きなので最初から出てきて嬉しかったです。何故か昔からめちゃ惹かれるニョロニョロ、不思議ないきもの。ヘンだけどかわいい。個人的に結構意外だったのが、ママがパパを見つけた時すごくうれしそうだったところ。わりとドライな関係の夫婦だと思っていたので(何故)あれっ、こんなにすごく喜ぶんだ、こんなに好きなんだーって意外でした。行き着いた土地がムーミン谷ってことでいいのかな。続きのシリーズも手に入り次第読んでいくことにします。

Posted byブクログ