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ミレニアム1(上) の商品レビュー

4

317件のお客様レビュー

  1. 5つ

    85

  2. 4つ

    130

  3. 3つ

    62

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    1

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2024/07/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

海外ものは、名前も覚えにくく(しかも登場人物多いし)、あまり得意な方ではないのですが、これはさすがに面白いです。

Posted byブクログ

2019/01/29

スウェーデンの作家で、舞台もスウェーデンだが、乾いた暴力描写でアメリカのハードボイルドっぽい印象を受けた。旅行先に持って行ったが、あまりに面白く、毎日遅くまで読んでしまい遅起きになった次第。

Posted byブクログ

2018/12/19

唸るほどの面白さで、ページを繰る手が止まらない。一行でも早く続きが読みたいと思える。これこそミステリー小説である。ドラゴン・タトゥーの女もといリスベットは、外見こそピアスに短髪でロックな出で立ちでありながら、実はずば抜けた調査能力を持ち、常に冷静で緻密な報告書を作成するというギャ...

唸るほどの面白さで、ページを繰る手が止まらない。一行でも早く続きが読みたいと思える。これこそミステリー小説である。ドラゴン・タトゥーの女もといリスベットは、外見こそピアスに短髪でロックな出で立ちでありながら、実はずば抜けた調査能力を持ち、常に冷静で緻密な報告書を作成するというギャップに素直にやられてしまった。個人的にはホルゲル・パルムグレン弁護士が好きだ。リスベットに教えた教訓が素晴らしい。「行動に移る前にあらかじめ結果を考える」これを癖付けさせるには、かなりの時間と根気がいったことであろう。また、ヘンリック・ヴァンゲル氏他、登場人物全員が個性的で、皆それぞれ輝いており、少し怪しく見えて、まったく飽きさせない。下巻も非常に楽しみである。

Posted byブクログ

2018/11/25

"二人の主人公を軸に話が進むが、どちらの話の展開も破天荒でありながら、緻密な展開ゆえリアリティにあふれたものになっている。 謎も複数あり、先を読まずにはいられない。雑誌社ミレニアムの今後、主人公が刑務所に行くこととなった記事の真相、40年前の事件の真相、ドラゴンタトゥー...

"二人の主人公を軸に話が進むが、どちらの話の展開も破天荒でありながら、緻密な展開ゆえリアリティにあふれたものになっている。 謎も複数あり、先を読まずにはいられない。雑誌社ミレニアムの今後、主人公が刑務所に行くこととなった記事の真相、40年前の事件の真相、ドラゴンタトゥーの女の過去とこれから、等。"

Posted byブクログ

2018/11/24

人に薦められて読み始めたのだけれど、特に何が面白かったのかは聞かず。外国の小説は登場人物が多いと、分かりにくくなり、読む間を開け過ぎると更に訳が分からなくなる。本著も例外ではなく、並行したストーリー展開による多少の混乱はあるが、フォーカスされる登場人物が絞られている分、分かりやす...

人に薦められて読み始めたのだけれど、特に何が面白かったのかは聞かず。外国の小説は登場人物が多いと、分かりにくくなり、読む間を開け過ぎると更に訳が分からなくなる。本著も例外ではなく、並行したストーリー展開による多少の混乱はあるが、フォーカスされる登場人物が絞られている分、分かりやすい。精神障害を抱えているように見せながら、実はIQの高い女性。読み進めるほどに面白くなる。

Posted byブクログ

2018/10/20

スウェーデン発のミステリー。昔の少女失踪事件の調査にかかわるミカエルは不思議な個性の女性調査員のリスベットと一緒に富豪一族の過去を探ることになる。

Posted byブクログ

2018/10/04

静かなミステリーサスペンスとでも言おうか。 スウェーデンの片田舎の街で40年近く前に起こった失踪事件、毎年届く謎の押し花、経済界の大物による圧力と対抗勢力。 幾つかの謎が並行して進み、そこに雑誌「ミレニアム」の代表と、フリーの調査員というメイン2人、さらに様々な登場人物が、大...

静かなミステリーサスペンスとでも言おうか。 スウェーデンの片田舎の街で40年近く前に起こった失踪事件、毎年届く謎の押し花、経済界の大物による圧力と対抗勢力。 幾つかの謎が並行して進み、そこに雑誌「ミレニアム」の代表と、フリーの調査員というメイン2人、さらに様々な登場人物が、大変な魅力を持って描かれる。 そう、まだ上巻では謎は謎として散りばめられているだけだが、登場人物で読ませてくれている感なのだ。先を楽しみに、下巻へ。

Posted byブクログ

2020/03/06

以前からずっと興味を惹かれており、書店に立ち寄る度手に取るものの、冒頭の複雑な家系図と膨大な数の登場人物に立ち眩みを起こし、中々手出し出来なかったが、いざ読み始めると何故もっと早く読まなかったのか!と後悔する程面白い。エンゲル係数ならぬヴァンゲル係数の高さに辟易するものの、ハリエ...

以前からずっと興味を惹かれており、書店に立ち寄る度手に取るものの、冒頭の複雑な家系図と膨大な数の登場人物に立ち眩みを起こし、中々手出し出来なかったが、いざ読み始めると何故もっと早く読まなかったのか!と後悔する程面白い。エンゲル係数ならぬヴァンゲル係数の高さに辟易するものの、ハリエット失踪の謎、ミレニアムの再興、リスベットの暗躍、同時進行する三つの筋がどう展開するのか期待に胸が膨らむ。翻訳小説の読み難さが殆どないのも有り難い。上巻丸々使って漸く舞台が整う程スロースターターだが、下巻は一気に話が動き出しそう。

Posted byブクログ

2018/04/23

世界的に有名な本作 とにかく登場人物が多く、しかも外人なので訳が分からなくなるがそこは丁寧な人物描写でなんとかなった。 その丁寧な人物描写は謎解きの段になって効力を増したように思う。じわりじわりと真相に迫っていくのにはドキドキさせられた。

Posted byブクログ

2018/03/18

「北欧ミステリーは、とくにミレニアムは 中華料理だと思って欲しい! 準備8割、調理2割 丁寧にキャラクターを伝え、舞台や、状況を伝え伏線を張り、材料を揃えていく 上巻は特にそう。 ミカエルなんでモテモテなの!? とか映画版のダニエルクレイグの顔見て 自分を納得させて読み進めて欲...

「北欧ミステリーは、とくにミレニアムは 中華料理だと思って欲しい! 準備8割、調理2割 丁寧にキャラクターを伝え、舞台や、状況を伝え伏線を張り、材料を揃えていく 上巻は特にそう。 ミカエルなんでモテモテなの!? とか映画版のダニエルクレイグの顔見て 自分を納得させて読み進めて欲しい。 モテモテは4になっても変わりません。 こういう奴と思って進めてください。 怒涛の展開が待ってます。

Posted byブクログ